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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

上様・オルフェのサンバさん来訪!

2012-09-16 21:37:01 | オ-ディオ
今日、上様とオルフェのサンバさんが拙宅においでくださいました。上様とはタイミングが合わないと言うよりも聴いていただくほどの音でもないので、それほど積極的にはお誘いしていなかったのですが、ついに、逃げられなくなって今日の運びとあいなりました。

拙宅の変化と言えば、CSEの壁コンがやっとエージングが進み煩わしい音が無くなったのと、センターパネルもどきの代用品を設置したことぐらいで、基本的にシステム自体は変わりませんと言うよりも余裕が無いので替えれません。

まず、上様から頂いた井上陽水のライブ(FM音源)を聴いていただきました。その後色々と聴いて頂きましたが、取り立ててめぼしいものもなく、それよりもオルフェのサンバサンを交えてのオーディオ談義が満開状態になりました。

音を聴いて頂くよりも、オーディオ談義のほうがメインのオフ会になりかけて時に、上様が持参していただきました「静」のオーディオカーペットSAC-1016を設置することになりました。



このオーディオカーペットは以前にも日記に書きましたが、オーディオ南海西田辺店の静ブランドの試聴会と原邸でも体験済みで、その効果については素晴らしいものがある事は分かっておりました。

しかしながら「上様の逃げられない拙宅オフ会」にての自宅試聴では、以前よりもまして効果が絶大でした。設置した直後では「多少見通しが良くなったかなぁ」と言う程度でしたが、時間が経つにつれて部屋の空気が変わってくるのがハッキリと体験できました。とにかく部屋の空気が浄化されたようにしっとりとなりとても気持ちよくなります。

ずーっとそこに居たくなるような心地よさと共に音の浸透力が増してきます。当然ながらSNもあがって聞こえます。それに伴って音の芯かくっきりと浮かび上がって気持ちよくこちらに語りかけてくるようです。

この感じは静ブランド全てに共通した状態で拙宅にあるCDスタビライザーもそうであり、オルフェのサンバさんが導入されたスピーカーケーブルも同様の効果が確認できるとのことでした。

音楽の表現が増したごとく聴こえる様子とこの気持ち良い状態は。なんと表現したら良いか言い表す言葉がありません。一度体験すると離れなくなります。実際に録音場所にこのカーペットを持っていくと演奏者達が集まってきてその場から離れないほどになるとの事です。大げさな表現だと思うかもしれませんが、一度この気持ちよさを体験されると誰もが納得すること間違いなしです。

次にアナログを聴いて頂きましたが、最初は明らかにカンチレバーが寝ている状態で、全く音楽になっていませんでした。「どうしよう」とあせる気持ちとは裏腹にだんだんと動き出して音楽になってきました。内心ほっとしましたがまだまだレコードを選ぶ音に変わりは無く守備範囲の狭いシステムに変わりはありません。

CDの音に近づけるようにアナログを調整してきたものですから、雰囲気のあるアナログとは程遠いCDのようなアナログの音です。
しかしながら、同じソースならば拙宅ではCDでは出ないような力強さが確かにアナログにはあるようです。

これも、聴くソースによっても変わりますので絶対ではありませんし、完璧に調整されたアナログとは程遠い音ですが、CDとは別の意味でアナログの存在価値が拙宅ではまだあるようです。(決して懐古趣味的な事では決してありません。)

ここでも、色々な話が盛り上がって楽しい時間もあっという間に過ぎてしまいました。最後に大西順子を聴いて頂きましたが上様の鋭い指摘がありました。

「少し低域の表現が重いですね」さすがに鋭い表現には感服いたしました。良くも悪くも拙宅のシステムの音を一言で表現されました。拙宅はディナウディオのエソターとスキャンスピーくスのノンパルプのコーンドライバーが支配的なシステムです。ウーハーは同じスキャンスピークスですが、少し重い感じの音(欲を言えば重厚な)がします。クラシックなどの低域が長く続く音は良く表現できるのですが、ジャズなどアコースティックのパルシブな表現は少し不得意だと思います。

しかしながらこのユニットの個性を全て受け入れての拙宅のシステムですから、何とかジャンルに区別無く80点が取れるようにしたいと言うのが最終目標です。全て満点など有り得ないですからね・・・。

まだ子供が独り立ちしておりませんので、システムをいじるなんて考えられませんので気長に進めて行きたいと思っています。

「それにしても静のカーペット欲しいなぁ!」