goo blog サービス終了のお知らせ 

ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

バイワイヤリング

2005-07-25 23:30:07 | オ-ディオ

調子が今ひとつなので以前から懸案であった

バイワイヤリングを試してみることにした。

現在のわたしのスピ-カ-はご覧のように

B&WのSS25であるがご存知の方も多いと思いますが

このSS25はネットワ-クが本体とは別になっており

そこから本体とアンプへ専用のケ-ブルで接続されている

のですが、そのケ-ブルもシルバ-の単線で少し硬く

末端をいじくりまわすとすぐに折れてしまいます。

すでにそれ自体がバイワイヤリング対応になっていたのですが

アンプ側のケ-ブルが非常に短くそのうえに透明のビニ-ルカバ-

を切らないとアンプの端子2組に接続ができなかったので

そのままになっておりました。

シングルのワイヤリングでも充分に鳴っておりましたので

あえてバランスを変えるようなことをしないほうが

平和でありますからそのようにしてきましたが、

こうも鳴らなくなるとこの際チャンスだと言い聞かせて

バイワイヤリングにしてみました。

結果はというと当然良い方向に言って当たり前であるはずが

全然ダメではありませんか!

各ユニットがバラバラに鳴っており定位もなにも

あったものではありません。こりや失敗だと思いましたが

全体的に力強くなっているではありませんか。

“もしかしたらいけるかも?”と思ったとおり

時間が経過するうちにだんだんと定位が定まってきて

力強さはそのままに音の存在感が増してきました。

以前から左右、高低の表現はよく表現できていましたが

空間が2~3割も広がったようです。

もう少し安定すればしっくりと音楽の表現も出来るようになり

説得力の幅も広がってくると思います。

あとは前後の表現ができればよいのですが

これは以前もあまりうまく表現できなかった課題であり

こんごの大きな宿題が残ったかたちになりました。

原因は概ね解っているのですが、リビングにおおげさな

ル-ムチュ-ンのやらQRDなどを持ち込む

つもりはいまのところありません。

それに部屋の真ん中に試聴だけのいすを置くのも

納得できずにいるためにやむなく短方向の間取りに

セッティングしています。

当然にスピ-カ-の背面には窓ガラスがあり

ブラインドがかかった状態で間隔も50センチ

ぐらいしかとれず、仕方が無いのでかなり内振りの

セッティングでごまかしております。

そのうえにいすとスピ-カ-の間は以前絨毯を

敷き詰めていたのですが今は藤の敷物に変わっております。

これも暑苦しい絨毯に置き換える気もさらさらなく

これでは奥行きの表現どころの話でもありません。

所詮この程度のことですから偉そうなことは言えません。

どうにかして少しでも前後の表現が出来るように

あれこれトライしてみようと思います。

どなたか名案があれば教えていただきたいのですが

なるべく費用のかからない方向でお願いいたします。