ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第25回

2011-10-31 21:21:50 | カーネーション
昭和7年(1932)12月。
花村支配人との出会い。糸子と花村とのやりとり、小気味よくて楽しかったです。何度断られても、めげない糸子です。
國村さん、良い味です。『ふたりっ子』『芋たこなんきん』でも、よかったですが。

黒田屋の火事のニュースに続き、先週描かれなかった善作が新聞を読んでいて切り取られているところを発見。「だれや、こんなとこい、切り抜いたん。」
心斎橋百貨店を訪ねる糸子。まだ着物に前掛けで、洋服の制服ではありません。
「社長さんに会わせてください。」とドアガールの一人にお願いする糸子です。
当時の百貨店、あんな感じだったのでしょうか。エレベーターが興味深かったです。エレベーターで上がったのでしょうけど、最後は階段というところが、笑えます。
社長さんではなく支配人に案内され。「おたくの店員さんの制服を作らせて欲しいんです。」「お帰りは、あちら。おたくには、頼みません。」「一個聞いて良いですか。」「短くね。」「新しい顔とおっしゃった制服は何が一番大事ですか。」「デザインやね。」「おおきに。」

「おおきに。」と言っている八重子に繋がります。デザインの相談は八重子に。なぜか勘助もいます。

《今回のオモロー》
勘助が『令嬢世界』を見ながら「おれ、この子がええわ。」と言っているところ。それから、「これ、ええんちゃう。」と言っても、糸子にも八重子にも相手にされなかったところ。

夜なべしてデザイン画を描き上げる糸子。10枚書いて、朝イチで心斎橋百貨店に。
「書いてきました、デザイン。みるだけ、ぱっと見るだけ。」「あきませんな。」「どこが。」「要は、普通なんや。」「おおきに。」「もうもってきたらあかんよ。」
「そんなもん、まともに聞くうちやありません。見とれぇ~!」

カーネーション 第24回

2011-10-29 22:48:22 | カーネーション
根岸先生の修行、もっと描かれるのかと思いましたが、案外早く終わりました。そして、糸子は、早くも次のステップへ。

根岸先生の教え、2日目から7日目。
洋服作りで一番大切なのは、基本。「後戻りしたら、間に合わないわよ。」「横幅は、胸囲÷2+6センチ」
先生は厳しかったけれど、糸子と同じぐらい必死で教えられることを教えようとしてくれました。
勘助が、最後のお別れ会の日に、様子見に来ます。

《今回のオモロー》
根岸先生の厳しい声に、びびる勘助のようす。

お別れ会。小原一家に加えて、木之元電キ店ご夫婦、玉枝と勘助。玉枝はカレー持参。
楽しい夜でした。

根岸先生との別れ。「がんばりなさい。さようなら。」「さいなら。根岸先生、ありがとうございました。」
見ているこちらまで、ウルウルしそうになりました。
根岸先生がいない家は、火が消えたみたいで、ますますこの家は、あかんようになってしもうたような気がする糸子です。
そこへ、善作がラジオを買ってきます。朝はラジオ体操、昼は謡い、夜は落語と大活躍です。

昭和7年(1932)糸子19歳。
冬用アッパッパ、売れません。糸子は、洋服は縫えるようになりましたが、岸和田では商売になりません。
百貨店・黒田屋で火事。女店員の制服は洋服にという新聞記事を読む糸子。そこで・・・心斎橋に向かう糸子。
「うちがたったいま、思いついたことを、まだ誰も思いついていませんように。岸和田で、心斎橋で、いや大阪で。」
きっと、百貨店に洋服の売り込みに行くのでしょう。

4週が過ぎました。
二宮糸ちゃんのパワーが、尾野糸ちゃんにつながっていて、見ていて元気がでるドラマだと思います。糸子は、まさにカビが生えるまで咲くカーネーションのようです。
根岸先生、春太郎様、もう登場なしなんてことには、ならないでしょう!?

カーネーション 第23回

2011-10-28 22:32:38 | カーネーション
根岸先生、良い先生ですね。
洋服作りには、まず洋服を着てみるという発想、素晴らしいと思います。当時は、洋服を着ている人は、目立ちましたよね。
また、千代母さんが作った揚げすぎのトンカツも、ハルばあちゃんが作ったいわしのしょうが煮も、美味しいと言って食べてくれました。

いよいよ根岸先生の一週間修行が、始まります。
洋服を着てみると、似合わない糸子です。
根岸先生は、どこが違うか比べてみてと言います。
「うちの方が、足が短いです。」「そう、そうみえるわね。それはどうしてかしら。」

《今回のオモロー》
糸子が「うちの足が短いからです。」と悲しげに言ったところ。
根岸先生にウエストの位置を変えてもらって「足が長なった。」と言ったところも、よかったです。

洋服を着て歩いても、ぎこちない糸子です。
そこで、糸子の好きな花が、カーネーションだとわかります。なぜなら、根性があるから。簡単にしおれないし、かびがはえるまで、咲いているという理由で。
「カーネーションになったつもりで歩くの。」
洋服を着て胸をはって歩くと、心斎橋は違う街みたいですし、人と目があいます。やたらと鏡が気になります。人に話しかけられます。くたびれます。(最後のが、本音みたいです。)
洋服を着ている人が「品格」と「誇り」をもつように作りたいのが、根岸先生の言いたかったことのようです。

中村春太郎にガンをとばすところと泰蔵の前では恥ずかしそうにする糸子が、ユニークでかわいいです。

晩ご飯に、ひとりふててたおばあちゃんは、ひょんなことから機嫌をなおします。
「おばあちゃんの鰯も、ちゃんと食べてみよう。」

映画料金が元に

2011-10-28 22:17:25 | 映画
TOHOシネマズが、映画の一般入場料の値下げを取りやめると発表しました。
その代わり、レディースデーが復活。嬉しいです。実際、レディースデーを利用していたので。
よく行く映画館が、TOHOシネマズですので、興味あるニュースです。


カーネーション 第22回

2011-10-27 21:00:30 | カーネーション
糸ちゃん、根岸先生に洋裁を教えてもらうことになって、よかったね!
お父ちゃんが、頑張りました。娘のために家財をなげうってでもという想い、やるなあ善作父ちゃん。
それまでに、呉服屋は時代遅れになるといういくつかの伏線がありました。まず、清三郎から、そして、同じ商店街の木之元や木岡から、極めつけはパッチ屋の大将だったのでしょう。それにしても、「あいつの洋服つくる夢を助ける側にまわらんとあかん。」のことば、心に響きました。親は、いつかそうなっていくのだと思います。

《今回のオモロー》
根岸良子が善作に「ひょっとして、それは土下座というものをなさるおつもり?」と言ったところ。
「土下座は初めて。」に対して「わたしら商売人は、しょっちゅうやりますで。こないだなんか、床に頭こすりつけたら、上から下駄で踏まれて二本線入りました。」と

その夜、善作と木之元は、いい気持ちで酔っぱらって帰宅。
寝ている娘たちを起こして、コーヒーとはの話を。

勘助が工場をクビに。その話を聞いてうれしそうな糸子でしたが、勘助はすぐにお菓子屋に就職。いつかのあのお菓子屋です。

家に帰ったら、謡の声が。千代に言われて、上にあがると、そこには根岸先生が。
根岸は、一週間小原家に泊まり込んで、糸子に洋裁を教えてくれると言います。
根岸のために、千代は八重子に洋食を習い、布団屋にうちなおししてもらう糸子。ハルだけが、へそまげっぱなし。
「このかっこええ女の人が、今日からうちに洋裁を教えてくれる先生なんやて、うちは商店街中に叫びたい気持ちでいっぱいになりました。」


ドラマがありますね

2011-10-27 18:00:03 | スポーツ
広島カープは、野村祐輔投手を単独指名で、交渉権を獲得
嬉しいです。
まだ、ドラフト会議終了したわけではないですが、カープとしては100点のドラフトです。

菅野投手は、巨人単独指名の予想でしたが、なんと日本ハムが交渉権を獲得。
藤岡投手は、ロッテが交渉権を獲得。

カープは、昨年の福井投手、一昨年の今村投手に続き、有望な若手投手が集まりました。
あとは、野手の獲得かな?

追記:カープは、土生選手を4位指名。入団してくれるでしょうか?個人的には理想的なドラフトとなりました。

いよいよドラフト会議

2011-10-27 08:34:07 | スポーツ
前回、野村投手のみを話題にしてしまったので、他の注目選手について。
「大学ビッグ3」と言われているようです。野村祐輔投手の他に、菅野智之投手(東海大)、藤岡貴裕投手(東洋大)。
菅野選手は、巨人・原監督の甥だそうで、巨人の単独指名かと言われています。
藤岡選手は、3~4球団の競合が予想されているそうです。
くじ運も大事ですが、誰を指名するかというスカウト陣の力、必須です。

広島のローカルラジオでは、もっぱらカープが野村選手の勧誘に必死という話題の他、同じ広陵のキャプテンだった土生選手のことも話題になっていました。そういえば、その土生選手、広陵が準優勝したときのインタビューで、アナウンサーが「是非カープに入って下さい。」と言われ「進学するので。」という感じで、かわしていました。野村選手と土生選手、二人カープに入ってくれると嬉しいですけど。

カーネーション 第21回

2011-10-26 22:48:57 | カーネーション
中村春太郎の連れが、奈津だとわかり、なんとかしようとする糸子ですが、人の心配している場合と違うと気づきます。
善作に「ミシンを買ってもらいたい。」と頼みます。が、予想通り「あかん。」
善作にとって鬼門の「心斎橋」「ミシン」「神戸」ですからね。
布団の中で泣いてしまう糸子。

《今回のオモロー》
対照的に、のんきに寝ている千代母さん。
善作は、それなりに悩んでいるようですが。

「お父ちゃんは、許してくれませんでした。うちには、もう夢も希望もありません。けど、まつりは、あります。だんじり見とったら、ちっこいことで、悩んどったのが、あほらしゅうなります。」さすが、岸和田っ子ですね。
そこへ、奈津が目に入り、「あの歌舞伎役者は、あかんで。」とお節介する糸子。

パッチ屋の大将が、善作に声をかけます。糸子のことを将来有望で、女にしておくのはもったいないと言います。
その大将のことばが、きいたのか、善作は木之元に、根岸良子のところへ連れて行ってくれと頼みます。
善作は、良子に何を言いに来たのでしょうか?

善作役の小林薫さん、良いですねえ。当時は、あんな父親がいたんじゃないかなと思います。