録画していたのを視聴しました。
老害とは、周囲を困らせる年輩のことです。
ドラマの主演は、御年87歳の伊東四朗さん。
ドラマ上では、84歳から85歳という設定でしたが。
それにしても、お元気。
台詞を覚えて演技ができるだけで、凄いと思うけれど、主演ですからね。
出演シーンは多いし、台詞は多いし。
ドラマがリアルだなと思いました。
あるあるよねと思いました。
私の年齢的には、登場人物と一致する人はいなかったのですが。
20年後の自分、20年前の自分をみるようでした。
20年後、福太郎のように元気でいられるものか。
人のために動けるか。それが、かえって迷惑をかけることになるかもとか。
20年前、福太郎の娘・明代のように、家族のためにつくしてきたのかとか。
福太郎が同居しているのが、娘家族で良かったよねとか思いました。
娘なら遠慮なく、父親に意見できます。
いろいろな問題を抱えながら、それを少しずつ良いようにと働きかけることができる、戸山家は、良い家族だなと思います。
決して自己中心的ではないですものね。
そんな中、自分がやりたいこと、人の為にやりたいことをやっていくというのも、良いなあと思いました。
最終回では、福太郎が、亡き妻に向かって、「ありがとう。」を繰り返して言うのに、ジーンとしてしまいました。
「もっと生きているうちに、ありがとうと言えれば良かった。」とも言ってました。
ありがとうをちゃんと伝えること、大事だなとつくづく思いました。
それと、ごめんなさいも、言えないとね。
そうでした。コロナ禍を前面に出したドラマ、初めて観ました。
コロナ禍の高齢者って、辛かったですよね。
あるコラムにも書かれていましたが、このドラマは、50~60代にみてもらいたいドラマなのでしょう。その中に入っている私です。