ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 最終回

2012-03-31 22:24:52 | カーネーション
ついに『カーネーション』が、終わってしまいました。最終回は、ヒロインが亡くなったあとを描くという異例な回となりました。

だんじりの空撮から始まります。
平成22年(2010)9月。
朝ドラ最終回のお約束、全員集合。でも、いつもの朝ドラと違っていることは、ヒロインが亡くなり写真の人になっていることです。
岸和田総合病院の龍村院長、相川看護師長、ジョニー、ナナコ、直子、里香、孝枝、譲、栄之助、守、真、フミ、浩二、源太、聡子、そして優子。孝枝が抱いている赤ちゃんは誰?それから、吉沢がでてきたのは、どうでしょうか。末期ガンと言われていた人が生きていたという設定は、奇跡の物語として、良いのかもしれませんが?

《今回のオモロー》
浩二が源太のファンであることがわかり。里香がそのことを源太に言いに行こうとしたときの「里香ちゃん。」という台詞の言い方。
最終回のオモローとしては、かなりインパクトが薄いです。

優子が放送局の人から糸子をモデルにした朝ドラを作りたいと言われたことを、直子と聡子に話します。

平成23年(2011)10月。
(おはようございます、死にました。あっちゅうまに5年がたちました。おかげさんで、娘らも元気です。いずれもええ年こいて、引退なんぞさっぱり頭にありません。)
三姉妹は、いずれも母を想って涙。(泣かんでええ。泣くほどのことちゃう。うちはおる。)
看護師がある老婆に、朝ドラ『カーネーション』を見せます。二人の糸子の歌が始まり、カーネーションのタイトルと主題歌が流れます。
『カーネーション』が、また始まるような感じです。

最後に出てきた老婆は、奈津でしょうか?原作本では、奈津と明言され、奈津自身の台詞まであるのですが。
おもしろい最終回の演出だったと思います。

ランチ(和食3)

2012-03-31 20:28:52 | グルメ
ちょっと豪華な和食をいただきました。

夜桜懐石です。

先 付 桜葉 桜の枝 蛍烏賊酢味噌掛け あられ 豆乳寄せコンソメゼリー掛け 生うに 花びら人参 サヨリの小袖寿司

椀 物 桜鯛と竹の子の吸物 花びら人参 花柚子 青味

造 り 桜鯛とまぐろとかんぱちの盛り合わせ

強 肴 稚鮎の天ぷら 一寸豆 こごみ 山椒塩 レモン

温 物 桜鯛の道明寺蒸し ふかひれ餡掛け 桜の葉

焚 合 春野菜の煮物 柚子の香り

御 飯 桜鯛の特製胡麻茶漬け

果 物 季節の水菓子

この年齢になると和食が良いです。
ふだん食べられないものを食べられて至福の時です。
楽しい会食となりました。

カーネーション 第150回

2012-03-30 22:33:44 | カーネーション
糸子は今回の途中で亡くなってしまいました。亡くなってから、明日一回分、何を描くのでしょうか。あまりにも、あっさり亡くなってしまったためか、泣けませんでした。

看護師長・相川が糸子の病室を訪ねると、糸子は化粧をしています。

《今回のオモロー》
「お化粧は、あかんちゅうたでしょ。」「今日は、見舞客があるよってな。病人みたいな顔みせるわけには、いけへんやないか。」「先生は病人です。病人らしい顔しといて下さい。」という糸子と相川の会話。

見舞客は、譲と栄之助。「なんや若返りはったんやないですか。」と言われます。(世の中のなんでもかんでも、きれいに見えるようになってしもうた。)
「おおきにな。」と里香に礼を言う糸子。何か感じるものがあったのか、糸子の胸で泣く里香。

平成18年(2006)3月26日。
優子から聡子に、糸子が亡くなった知らせが届きます。
優子と直子に二階を見せる孝枝。「好きなだけ飲んで、好きなだけだんじりみてや。これ、ここに写真飾ってなちゅうことや。ここに花おいてや。」「ほんま、かなわんな。」糸子は死に仕度のために二階を改装したのでしょう。
翌日、聡子がロンドンから。「お母ちゃんただいま。イギリスはな、母の日やったんやで、昨日。ごめんな、お母ちゃん、娘のくせに見送ることもできへんで。」
カーネーションのアップ。

カーネーション 第149回

2012-03-29 22:48:20 | カーネーション
いきなり糸子が病院に運ばれるところから始まり、まだ最終回ではないはずと自問自答してしまいました。

平成18年(2006)3月。
おひな様を片づけるオハラ洋裁店の面々。
男の子ばかりというフミ。女の子はいるけれど、大きくなったら飾らないという浩二。
「おひな様とお内裏さまだけでも、飾ったり。」と糸子。わが家も飾らなくなったので、糸子のことばは心にしみました。

《今回のオモロー》
うとうとする真に、おじゃみを投げる糸子。まだ元気そうにみえます。

しかし、胸を押さえながら倒れる糸子です。
そして、ベッドの上で意識のない状態。
聡子がイギリスからかけつけ、糸子の部屋に入ると、優子と直子がじゃれあっています。こういうのリアルかもと思います。辛さを忘れるために、わざと明るくしたいと思う気持ち、よくわかります。聡子に「どうなん、お母ちゃん。」と聞かれ「今夜がヤマやて。」と直子。泣き出す三姉妹。
翌朝、糸子の意識が戻るとそそくさと帰って行く三姉妹。
(おおきに。優子、おおきにな。直子、おおきにな。聡子、おおきにな。フミちゃん、浩ちゃん、まこちゃん、おおきに。おおきに。うちは、果報者です。)ここは、糸子の結婚式と同じ台詞になっています。いよいよ死が近づいているのでしょうか。

カーネーション 第148回

2012-03-28 22:00:25 | カーネーション
こんなところで、周防の娘と会うことになろうとは!もうびっくりです。周防の娘・川上は、糸子のことを恨んでないようでした。この出会いは運命だったのでしょうか。

平成17年(2005)12月。
糸子は、お客さんに「こんな頼もしいことないで。同い年の人が、まだ現役デザイナーやってるて。」と言われます。

《今回のオモロー》
優子からの頼みをあっさり受ける糸子に、のけぞる孝枝、浩二、フミ。
怒る孝枝の「機嫌とっといてや。」に「知りませんよ。」と背を向ける真、浩二、フミ。

優子の代わりに受けた東京での講演。
糸子は、講演会場の病院で、川上という元看護師に会います。
講演が終わり、糸子と川上が話をします。「岸和田弁がでませんね。」「それは、あの私は10歳まで、長崎におりましたので。」「おたく、どちらさん。」「私は周防龍一の娘でございます。」泣いている糸子に「申し訳ありませんでした。」
病院へやってきた優子と川上の再会。何年ぶりになるのでしょうか?川上は「私にとって救いだったのは、父の相手が先生だったと言うことです。」
(長い長い記憶をもってる、それが年寄りの醍醐味とも言える。守り続けて闇のうちに葬るやつやったもんが、うっかり開いてしまうこともある。おいぼれた体にとどろくこと、うちのめすこと、容赦のうて、ほんでも、これを見るために生きてきたような気もする。)と糸子のつぶやき。バックには花火。意味深な台詞だなと思います。年を重ねることは、いいことばっかりではないということのような気もします。

映画『僕達急行 A列車で行こう』

2012-03-28 21:55:18 | 映画
見に行ってきました。
森田芳光監督の遺作です。楽しい映画でした。

映画館はシネコンで、レディースデーではありましたが、親子連れで大混雑。飲み物を買おうと思っても、大行列。チケット売り場も、入場のところまでも、大行列。
理由は、ドラえもんの映画上映時間をみると、『僕達急行 A列車で行こう』と開始が同じだったからでした。ドラえもんのチケットは完売したようです。が、『僕達急行 A列車で行こう』の方は、お客さんが少なかったです。10人ぐらい?

では、本題です。
松山ケンイチさんと瑛太さんのW主演の鉄道に関する映画ということ。予告編をみて、二人はオタクらしいが、おもしろそうと思って見に行きました。

出演者の名前が、列車の名前になっています。主人公二人は、「こまち」と「こだま」。
クスリと笑わせる場面が多数。
感動的な映画とは違いますが、みたあと、癒されました。
鉄ちゃんや鉄子さんなら、東京近郊や九州のいろいろな列車がでてきたので、別な楽しみ方があったのではないでしょうか。
松山ケンイチさんも瑛太さんも、オタクの役、はまっていました。よりはまっていたのは、瑛太さんの方かな。
女性陣の貫地谷しほりさん、村川絵梨さんも良い味をだしていました。
クスリと笑わせる場面が多数。
感動的な映画とは違いますが、みたあと、癒されました。ちょっと心が疲れたときに見るとよい映画だと思います。

卒業

2012-03-28 21:28:31 | 日記
卒業シーズンですね。
いろいろな卒業があると思います。
今回とりあげるのは、地元ラジオのパーソナリティを長年やってこられた上野隆紘さん。
運転中にラジオを聴くことが多い私ですが、その中で印象的なアナウンサーの一人です。独特な語り口で、聴いている人をひきこんでくれます。
本日をもって、『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』の番組を卒業されました。
カープ初優勝の実況をされたアナウンサーとして、広島人には、とても有名なアナウンサーのようです。
やはり聴き慣れた声が聴けなくなるのは、とても寂しいです。

カーネーション 第147回

2012-03-27 22:22:13 | カーネーション
糸子91歳ならではの台詞が心にしみました。こうやって元気で年を重ねていくことが理想ですが。

平成17年(2005)5月。
2階のサロンが完成。糸子は、さっそく着物のリフォーム教室を提案。「撫子の会」と名づけられます。
タンスの肥やしになっている着物を洋服に。着物をもんぺにの教室を思い出します。生徒さんに懐かしい顔があるともっと嬉しかったかも。

先月譲の父親が亡くなり、まいっている譲。
栄之助に連れられて来た譲は、糸子の顔を見て思わず泣き出します。

《今回のオモロー》
糸子が、譲の涙をふこうと思ってもってきたものは「これ台ふきやな。」「台ふきでええんちゃいますか。」と栄之助。ベタですが笑ってしまいました。

譲にとっては、母親の死よりこたえる父親の死のようです。「そりゃあんたのお母ちゃん時と違うんはな。あんたは、いよいよほんまに、自分の力だけで、会社と家族を背負わなあかんようになってしもうたんや。その不安と怖さにこたえてんや。誰もが通らんならん道なんやで。」そうなのでしょうね。

バブル時に金箔がはってあったカステラをみんなで。
「余計なもんはらんかて、価値あんでな。」(なあ譲、きらきらをはがされて、むき出しになってしもうた四十男の本性は、あんたが思うてるより、もっとずっときれいなんやで。)


カーネーション 第146回

2012-03-26 22:20:51 | カーネーション
糸子は91歳になり、ますます意気盛んです。自分はこの年まで生きられるかどうかというのもありますが、この年まで生きたとしても、糸子のように生きられないだろうなあと思います。

平成17年(2005)4月。
糸子は、古いものの整理を始めます。神戸箱、ピアノこうての札、デザイン画など懐かしいです。
部屋の改装のため。だんじりに来たお客さんに、ゆっくり過ごしてもらうのに。

「与うるは受くるより幸いなり」
良いことばです。

《今回のオモロー》
うなぎを注文しても、すぐに来ないとダダをこねる糸子。人は年をとるとだんだん赤ちゃんに戻るといいますが、まさにそうです。

あれから4年。糸子には二つの手柄が。一つは、オハライトコで紳士物のラインをたちあげたこと。もう一つは、奈津を老人ホームにほうりこんだこと。奈津の説得には龍村院長があたったそう。意外とやるな院長。

朝起きた糸子は、自分で朝ご飯の仕度をして、仏壇を拝みます。朝ドラは『ファイト』に。
二階の改装工事が始まります。「なんや切ないもんですね。」と感傷的な孝枝。「90過ぎたら、思い出なんてどうでもええで。今とこれからや。」
最後は「ヘレカツ食べたい。」

今回は、あまり上品でなくなり糸子らしくなったように思います。

お茶のお稽古

2012-03-26 21:23:08 | 日記
写真のお菓子は、ごまひとひら。
花びらの形でしたが、持って帰るときに割れてしまいました。でも、そのおかげで中身のクリームがちらり。

菓子  桜山(梅坪) 柿くず餅
棗   平棗 高山寺のうさぎ蒔絵 めすり塗り 中村宗悦
茶杓  不休斎常叟 銘:春霞 摘み草 塩日狩り
花   土佐みずき クリスマスローズ 椿(やぶ椿)
掛け軸 和敬清寂 

薄茶の平手前を習いました。