ポチの女房

専業主婦のつぶやき

『カーネーション』が、懐かしいです

2012-06-07 21:32:12 | カーネーション
というのも、今朝の『とくダネ!』で、オノマチさんに中野アナが密着取材。けっこう時間をとっていました。
音楽は、ずっと『カーネーション』が、流れていました。
オノマチさん、希有な女優さんだと思います。私服をみると、全然女優っぽくないです。
スタッフの人たちとも、よく話されるとか。
サプライズで、ほっしゃん。も、登場。仲の良さがでていました。
これから、オノマチさんが、どんな役をやっていくのか、楽しみです。

先日(4日)、『カーネーション』が、ギャラクシー賞のテレビ部門で大賞をとったと報道されました。
嬉しいニュースです。

『カーネーション』雑感 その2

2012-04-05 22:09:04 | カーネーション
後半のメインは、周防との不倫でしょうか。実際には小篠綾子さんは、20年ぐらい不倫相手と一緒に暮らしていたそうですが。
ドラマなので、その人を周防と北村に分けたのではという噂もあります。不倫の話は避けてはとおれない話題だし、不倫が続くというのは朝ドラとしては?なので、良かったと思います。ただ、周防の妻を原爆症にする必要はあったのか?と思いますが。

忘れてはいけないのが、縫い子の昌子と恵の存在。北村も含めて、夏木編にも出て欲しかったです。

最後は、ヒロインの交代。
賛否両論あったと思いますが、私としては失敗だったと思います。
オノマチさんなら、90歳でも演技できたと確信しています。
たとえば、『ゲゲゲの女房』で、ヒロインの松下さんか相手役の向井さんが晩年に交代していたら、あのドラマはどうなっていたか?確かに年齢を考えると二人ともその年齢には見えませんでした。が、ドラマがおもしろかったので気になりませんでした。ドラマってそういうものだと思います。
夏木さんにかわってから、脚本はよくできているのに、惜しいと思うことがたびたびありました。夏木さんの演技をけなしているわけではなく、それまでの糸子像には、あっていなかったということです。
オノマチ編の最後頃、時代が飛びすぎと思いましたので、もっとこのあたりをのばして、晩年の夏木編は、スピンオフの形で放送した方が良かったと思います。
夏木編をオノマチ編と切り離して、別物と見るようになってからは、それなりに楽しめましたが。

いずれにしても、今までの朝ドラヒロイン像を大きく覆した『カーネーション』。
歴史に残る朝ドラになったと思います。
そんな朝ドラを見られたことを、NHKスタッフの方々に感謝です。

『カーネーション』雑感

2012-04-05 22:07:21 | カーネーション
『カーネーション』が終わって数日が過ぎ、『梅ちゃん先生』が始まっています。それだけに、余計に『カーネーション』のすごさ、挑戦、インパクトを想います。

主演・尾野真千子さん、オノマチさんのことは、『芋たこなんきん』『義経』で印象に残っていましたが、どちらかといえば、おとなしいイメージ。二宮星ちゃんの糸子を受け継げるのかという不安はありました。しかも、14歳からの設定。その不安をぬぐうようなオノマチさんの演技。目から鱗、いや名演技過ぎて、テレビに釘付けになりました。この女優さん、こんな役もできるのだという驚きもありました。
脚本の渡辺あやさんの作品は、全く見たことがなく、何とも言えないというところでした。が、ドラマが始まると、ねられた脚本に圧倒されました。
音楽の佐藤直紀さん。『龍馬伝』同様、良かったです。

第1週を見た感想は、すでにブログに掲載済みですが、二宮星ちゃんの演技につきます。このドラマが初演技とは思えませんでした。オノマチさんにかわってしまうのが、惜しすぎると思いました。
朝ドラにはよくある、糸子の娘・直子役で再登場。このときは、優子と一緒のことが多く、星ちゃんの良さがでませんでした。

前半でのメインキャストといえば、善作役の小林薫さんです。今回は、全く原作を読まずにのドラマ視聴でしたが、こんな父親だったのだろうと思えました。言っていることは、めちゃくちゃですが、憎めません。小林さんは、オノマチさんの頬を本当に殴ったそうです。手のあとがついていましたものね。“本気”がこのドラマの真骨頂だったと思います。
千代役の麻生祐未さん、素敵なお母さんでした。朝ドラ定番のしっかりお母さんではないところが、良かったです。しっかりしていなくても、家族のことを想い愛しています。だからこそ、姑のハルにも愛されていたのだろうと思います。ハルおばあちゃんも、よかったです。

前半のお話は、どれもおもしろくてワクワクしました。が、一番のお気に入りは、百貨店の制服をつくるところです。百貨店の支配人、國村さん、もう一度どこかで出て欲しかったな。

家族以外の近所の面々も、愛すべき存在でした。
安岡家、メインキャストの勘助が早々に戦死してしまうとは。また泰蔵は、帰ってくるのではと思っていましたので、イケメン退場にはがっくり。その代わり玉枝と八重子が、糸子にとって大きな存在となりました。八重子と和解するところは、名場面の一つだと思います。
木岡夫婦と木之元家。こんなに長く出ることになろうとは予想外でした。
そういえば、「太鼓」の平吉は、どうなったのでしょうか。
他には、サエや春太郎。春太郎は晩年にまで出て笑わせてもらいました。

結婚相手の勝は、目立ちませんでした。結婚のきっかけもそうだし、結婚期間も短かったですから。しかし、三人の娘を残してくれたのは、まぎれもなく勝ですから。たぶん愛情は育っていったのでしょう。
三人娘、子役からだんだん成長していって。どの子役たちも、かわいかったです。大人役の三姉妹も、それぞれに良かったのではないでしょうか。

長くなりそうなので、続きは「その2」へ。

カーネーション 最終回

2012-03-31 22:24:52 | カーネーション
ついに『カーネーション』が、終わってしまいました。最終回は、ヒロインが亡くなったあとを描くという異例な回となりました。

だんじりの空撮から始まります。
平成22年(2010)9月。
朝ドラ最終回のお約束、全員集合。でも、いつもの朝ドラと違っていることは、ヒロインが亡くなり写真の人になっていることです。
岸和田総合病院の龍村院長、相川看護師長、ジョニー、ナナコ、直子、里香、孝枝、譲、栄之助、守、真、フミ、浩二、源太、聡子、そして優子。孝枝が抱いている赤ちゃんは誰?それから、吉沢がでてきたのは、どうでしょうか。末期ガンと言われていた人が生きていたという設定は、奇跡の物語として、良いのかもしれませんが?

《今回のオモロー》
浩二が源太のファンであることがわかり。里香がそのことを源太に言いに行こうとしたときの「里香ちゃん。」という台詞の言い方。
最終回のオモローとしては、かなりインパクトが薄いです。

優子が放送局の人から糸子をモデルにした朝ドラを作りたいと言われたことを、直子と聡子に話します。

平成23年(2011)10月。
(おはようございます、死にました。あっちゅうまに5年がたちました。おかげさんで、娘らも元気です。いずれもええ年こいて、引退なんぞさっぱり頭にありません。)
三姉妹は、いずれも母を想って涙。(泣かんでええ。泣くほどのことちゃう。うちはおる。)
看護師がある老婆に、朝ドラ『カーネーション』を見せます。二人の糸子の歌が始まり、カーネーションのタイトルと主題歌が流れます。
『カーネーション』が、また始まるような感じです。

最後に出てきた老婆は、奈津でしょうか?原作本では、奈津と明言され、奈津自身の台詞まであるのですが。
おもしろい最終回の演出だったと思います。

カーネーション 第150回

2012-03-30 22:33:44 | カーネーション
糸子は今回の途中で亡くなってしまいました。亡くなってから、明日一回分、何を描くのでしょうか。あまりにも、あっさり亡くなってしまったためか、泣けませんでした。

看護師長・相川が糸子の病室を訪ねると、糸子は化粧をしています。

《今回のオモロー》
「お化粧は、あかんちゅうたでしょ。」「今日は、見舞客があるよってな。病人みたいな顔みせるわけには、いけへんやないか。」「先生は病人です。病人らしい顔しといて下さい。」という糸子と相川の会話。

見舞客は、譲と栄之助。「なんや若返りはったんやないですか。」と言われます。(世の中のなんでもかんでも、きれいに見えるようになってしもうた。)
「おおきにな。」と里香に礼を言う糸子。何か感じるものがあったのか、糸子の胸で泣く里香。

平成18年(2006)3月26日。
優子から聡子に、糸子が亡くなった知らせが届きます。
優子と直子に二階を見せる孝枝。「好きなだけ飲んで、好きなだけだんじりみてや。これ、ここに写真飾ってなちゅうことや。ここに花おいてや。」「ほんま、かなわんな。」糸子は死に仕度のために二階を改装したのでしょう。
翌日、聡子がロンドンから。「お母ちゃんただいま。イギリスはな、母の日やったんやで、昨日。ごめんな、お母ちゃん、娘のくせに見送ることもできへんで。」
カーネーションのアップ。

カーネーション 第149回

2012-03-29 22:48:20 | カーネーション
いきなり糸子が病院に運ばれるところから始まり、まだ最終回ではないはずと自問自答してしまいました。

平成18年(2006)3月。
おひな様を片づけるオハラ洋裁店の面々。
男の子ばかりというフミ。女の子はいるけれど、大きくなったら飾らないという浩二。
「おひな様とお内裏さまだけでも、飾ったり。」と糸子。わが家も飾らなくなったので、糸子のことばは心にしみました。

《今回のオモロー》
うとうとする真に、おじゃみを投げる糸子。まだ元気そうにみえます。

しかし、胸を押さえながら倒れる糸子です。
そして、ベッドの上で意識のない状態。
聡子がイギリスからかけつけ、糸子の部屋に入ると、優子と直子がじゃれあっています。こういうのリアルかもと思います。辛さを忘れるために、わざと明るくしたいと思う気持ち、よくわかります。聡子に「どうなん、お母ちゃん。」と聞かれ「今夜がヤマやて。」と直子。泣き出す三姉妹。
翌朝、糸子の意識が戻るとそそくさと帰って行く三姉妹。
(おおきに。優子、おおきにな。直子、おおきにな。聡子、おおきにな。フミちゃん、浩ちゃん、まこちゃん、おおきに。おおきに。うちは、果報者です。)ここは、糸子の結婚式と同じ台詞になっています。いよいよ死が近づいているのでしょうか。

カーネーション 第148回

2012-03-28 22:00:25 | カーネーション
こんなところで、周防の娘と会うことになろうとは!もうびっくりです。周防の娘・川上は、糸子のことを恨んでないようでした。この出会いは運命だったのでしょうか。

平成17年(2005)12月。
糸子は、お客さんに「こんな頼もしいことないで。同い年の人が、まだ現役デザイナーやってるて。」と言われます。

《今回のオモロー》
優子からの頼みをあっさり受ける糸子に、のけぞる孝枝、浩二、フミ。
怒る孝枝の「機嫌とっといてや。」に「知りませんよ。」と背を向ける真、浩二、フミ。

優子の代わりに受けた東京での講演。
糸子は、講演会場の病院で、川上という元看護師に会います。
講演が終わり、糸子と川上が話をします。「岸和田弁がでませんね。」「それは、あの私は10歳まで、長崎におりましたので。」「おたく、どちらさん。」「私は周防龍一の娘でございます。」泣いている糸子に「申し訳ありませんでした。」
病院へやってきた優子と川上の再会。何年ぶりになるのでしょうか?川上は「私にとって救いだったのは、父の相手が先生だったと言うことです。」
(長い長い記憶をもってる、それが年寄りの醍醐味とも言える。守り続けて闇のうちに葬るやつやったもんが、うっかり開いてしまうこともある。おいぼれた体にとどろくこと、うちのめすこと、容赦のうて、ほんでも、これを見るために生きてきたような気もする。)と糸子のつぶやき。バックには花火。意味深な台詞だなと思います。年を重ねることは、いいことばっかりではないということのような気もします。

カーネーション 第147回

2012-03-27 22:22:13 | カーネーション
糸子91歳ならではの台詞が心にしみました。こうやって元気で年を重ねていくことが理想ですが。

平成17年(2005)5月。
2階のサロンが完成。糸子は、さっそく着物のリフォーム教室を提案。「撫子の会」と名づけられます。
タンスの肥やしになっている着物を洋服に。着物をもんぺにの教室を思い出します。生徒さんに懐かしい顔があるともっと嬉しかったかも。

先月譲の父親が亡くなり、まいっている譲。
栄之助に連れられて来た譲は、糸子の顔を見て思わず泣き出します。

《今回のオモロー》
糸子が、譲の涙をふこうと思ってもってきたものは「これ台ふきやな。」「台ふきでええんちゃいますか。」と栄之助。ベタですが笑ってしまいました。

譲にとっては、母親の死よりこたえる父親の死のようです。「そりゃあんたのお母ちゃん時と違うんはな。あんたは、いよいよほんまに、自分の力だけで、会社と家族を背負わなあかんようになってしもうたんや。その不安と怖さにこたえてんや。誰もが通らんならん道なんやで。」そうなのでしょうね。

バブル時に金箔がはってあったカステラをみんなで。
「余計なもんはらんかて、価値あんでな。」(なあ譲、きらきらをはがされて、むき出しになってしもうた四十男の本性は、あんたが思うてるより、もっとずっときれいなんやで。)


カーネーション 第146回

2012-03-26 22:20:51 | カーネーション
糸子は91歳になり、ますます意気盛んです。自分はこの年まで生きられるかどうかというのもありますが、この年まで生きたとしても、糸子のように生きられないだろうなあと思います。

平成17年(2005)4月。
糸子は、古いものの整理を始めます。神戸箱、ピアノこうての札、デザイン画など懐かしいです。
部屋の改装のため。だんじりに来たお客さんに、ゆっくり過ごしてもらうのに。

「与うるは受くるより幸いなり」
良いことばです。

《今回のオモロー》
うなぎを注文しても、すぐに来ないとダダをこねる糸子。人は年をとるとだんだん赤ちゃんに戻るといいますが、まさにそうです。

あれから4年。糸子には二つの手柄が。一つは、オハライトコで紳士物のラインをたちあげたこと。もう一つは、奈津を老人ホームにほうりこんだこと。奈津の説得には龍村院長があたったそう。意外とやるな院長。

朝起きた糸子は、自分で朝ご飯の仕度をして、仏壇を拝みます。朝ドラは『ファイト』に。
二階の改装工事が始まります。「なんや切ないもんですね。」と感傷的な孝枝。「90過ぎたら、思い出なんてどうでもええで。今とこれからや。」
最後は「ヘレカツ食べたい。」

今回は、あまり上品でなくなり糸子らしくなったように思います。

カーネーション 第145回

2012-03-24 22:51:14 | カーネーション
ファッションショー、大成功!泣かせるところだと思いつつ、泣いてしまいました。奈津がファッションショーを見に来てくれたところが、良かったです。糸子と奈津は院長室で、どんな話をしたのでしょうか?

ファッションショー当日。
里香が、スタッフとして活躍。モデルの人たちが、念入りに化粧しています。

《今回のオモロー》
糸子がモデルの人たちに「みんなうまいこと化けたなあ。」と言ったところ。夏木糸子になって上品になり、糸子らしさがなくなってきたなあと思っていましたので、毒舌が嬉しかったりします。

糸子はモデルの人たちに「お客さんは、女がきれいにしてオシャレして楽しそうに歩く、その幸せを見に来てるんです。みんなに幸せを分け与えようと思うたら、まず自分が幸せな気持ちで歩かなあきません。」加奈子には「見てる人に奇跡を分けるんやで。」
ファッションショーは、順調に進み、加奈子の番。ことばがつまってMCできずにいる糸子に交代して総婦長がMC。「皆さんにも、きっと奇跡が起こりますように。」
やっぱり子供たちの姿に泣かされました。このファッションショーで、加奈子は精神的な支えを得たのではないでしょうか。
ファッションショーのお客さんの中に、奈津の姿が。院長に誘われ、院長室へ。糸子と再会。

2002年1月、イブサンローランが引退を発表。(お疲れさん、うちはもうちょい頑張るよってな。)

いよいよ最終週。あと一週間で『カーネーション』が、終わってしまうと思うと寂しいです。

カーネーション 第144回

2012-03-23 21:06:17 | カーネーション
糸子たちを見つめていた女性は、吉沢加奈子という末期ガンの患者さんでした。どうしてもファッションショーに出たかったようです。子供たちに見せるために。彼女が語っているときは、まるでドキュメンタリーをみているような錯覚に陥り、ウルウル。母親にとって、子供ネタは、いけません。

平成13年(2001)10月。ショーまで2週間をきり、ウォーキングの練習。

《今回のオモロー》
杖がないと歩けないという高齢者の人たちに。男前にエスコートしてもらったらよいというウォーキングの先生。
皆が「いてる。」「やらせましょ。」と意見が一致したところ。予想では院長です。

糸子は、総婦長から「モデルをひとり追加してもらえませんか。」と言われます。それが、吉沢加奈子。
総婦長は「今の医学かて、なんぼのもんかしれてます。」糸子は「服かてしれてます。」とお互いの本音を吐露しあった場面は、グッときました。

吉沢加奈子は「子供が二人いてるんです。その子らに見せちゃりたいと思うたんです。幸せにしちゃりたいのに、悲しませることしかできへん。」
加奈子を抱いてよしよしする糸子。「ようわかった。」と自分のことを話始めます。「年をとるちゅうことはな、奇跡を見せる資格がつくちゅうことなんや。あんたかてそうなんやで。あんたが奇跡となるんやで。」
病気と加齢とで意味合いは違っていますが、奇跡を見せられるというのは、良いことばだと思います。
明日は、ファッションショーですね。

カーネーション 第143回

2012-03-22 22:29:24 | カーネーション
奈津は退院したのでした。ホッとしました。奈津が、あっさり退場してしまって残念です。もっと糸子との掛け合いがみたかったです。
「孤独死」や「個人情報」など、現代に近づいたなあと思います。

糸子が看護婦さんに奈津の事を聞いたら「退院されましたわ、おとつい。」「よかった、死んだかと思った。」
糸子は、奈津の事が気になるばかりです。

《今回のオモロー》
浩二が奈津の住所を聞いてくれますが。「教えられへん。」と言われてしまいまして「個人情報やさかいあかんて。」と言いながら、マネキンの手を使ったところ。

糸子は、院長に頼んで奈津の住所を聞こうとしますが、総婦長に阻止されます。
(なんや個人情報て。たかが奈津の住所が小難しいもんになりよって。)ルーズソックス、ガングロのファッションも理解できない糸子です。ガングロ女子に「女の子が、おなか冷やしたらあかんで。」と注意するところは、糸子らしいです。

平成13年(2001)9月15日。だんじり。世の中どんだけ小難しくなったかて、昔のまんま。お客さんの顔ぶれは、変わりました。
でも、ジョニー、ナナコ、アホボンら三人の顔。

ファッションショーの準備は、進みます。
前回ずっと糸子をみつめていた患者さんのアップで終わり。

カーネーション 第142回

2012-03-21 22:14:22 | カーネーション
病院でのファッションショーの準備が、着実に進んでいきます。最後、奈津が病室にいなかったことがインパクト強すぎて。奈津は、どうしたのでしょうか?退院した、病室を変わった、亡くなったの三通りが考えられますが、おそらく退院したのではないかと思います。いやそう思いたいです。

糸子が病室をのぞきますが、奈津はいません。奈津は、オハライトコファッションショーのポスターを見つめています。
糸子と奈津が先を争って歩く姿、女学校時代を思い出します。

《今回のオモロー》
龍村院長に会ったとたん、笑顔に変わる奈津。女学生の頃から全然変わりません。相変わらずの面食いです。

総婦長、事務長とファッションショーの打ち合わせ。
希望者は、職員13人、患者さん41人。たくさん集まりました。
糸子は病状の悪い人をモデルにと言いますが。総婦長は反対し。総婦長の意見をとりいれ、職員7人、病状の軽い患者さん8人をモデルに。
予想通り、奈津の名前はありません。
でも、「こさえるんだけは、こさえとこかと思ってんや。」と糸子。糸子と奈津の服。「うちが赤で奈津が白。」「正月の漫才師みたいな感じですか。」と浩二

平成13年(2001)8月。
モデルの人たちとの打ち合わせ。「美しくなってもらいたいちゅうことです。」と糸子。
一人の患者さんが、糸子をみつめています。毛糸の帽子をかぶっていることから、病状は重いのではないでしょうか。
いつもの部屋に奈津がいなくて、動揺する糸子です。

カーネーション 第141回

2012-03-20 22:27:31 | カーネーション
病院でのファッションショー。糸子は「洋服の力」を強調していました。糸子は、患者さんにモデルとして出て欲しいと思っているのですが、総婦長から却下。当然かと思いますが。

糸子と奈津の会話。奈津が四国に引っ越したことを知っていた糸子です。奈津は、旦那さんがなくなり、11年前岸和田に帰ってきたそうです。
「なんで連絡せえへんねん。」「なんでせなあかんねん。」というところは、以前の糸子と奈津のようです。

10年前にバブルがはじけ、商店街は寂しくなっています。金券屋の兄ちゃんは、おっさんになって、オハラ洋装店で働いています。
商売は、いつまでたっても、いくつになっても、甘くないと糸子のつぶやき。
「オハライトコと88人のボーイフレンド」の取材をうける糸子。88人って、ちょっと多すぎないでしょうか。糸子が言っていたように、米寿とかけていただけでしょう。

奈津の回想シーン。(生きてるうちに、ボケもせんと会えたんやさかい、奇跡やでなあ。)
江波奈津が登場してから、糸子が夏木さんでなく、もっと他の女優さんだったらどうだったのだろうかと思ってしまいました。あまりにも奈津の役交代が、しっくりいっていますので。

糸子が総婦長とファッションショーの話し合い。総婦長は、仕事の合間のことと軽く考えていて。糸子は、きっちりやりたいと考えていて、かみ合いません。

《今回のオモロー》
糸子と総婦長の様子をみて、そそくさと身支度を調える龍村院長。

糸子がモデルの選出を総婦長に依頼。半分を患者さんにしてもらうことも。総婦長からは「そりゃ無理です。」「洋服には、ものすごい力があるんですわ。希望する患者さんを参加させちゃあて下さい。このとおりや。」と頭を下げる糸子。
この年になっても、相変わらず頑張る糸子を尊敬します。