ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おちょやん 雑感

2021-05-16 19:41:58 | おちょやん
『おちょやん』終わってしまいました。
放送開始の頃には、最終回がいつかは明かされていませんでした。
『エール』と同じく、コロナウイルスの影響で、撮影、大変だったようです。
放送中断することなく、最終回を迎えられたことは、よかったと思います。

『おちょやん』の番宣をみて、これは面白そうだと思いました。
ただ、番宣のほとんどが、子役時代でしたので、杉咲さんって、どうなの?という不安はありました。
ドラマが始まってみると、意外と子役時代が、面白くなかったです。期待しすぎていたかも。
暖乃ちゃんの演技は、素晴らしかったと思うのですが。
千代が、奉公に出されるところは、かわいそすぎでした。
朝ドラ史上最悪の父親だなと思いました。

道頓堀に方向に出てからも、苦労続き。
やっと年季明けになったと思ったら、テルヲ登場。
もういい加減にしてくれと思いました。
京都への脱出劇の場面は、感動的でした。
岡安のみんな、乞食たちまで巻き込んで、道頓堀を出て行く千代。

京都では、カフェ・キネマの人たち、山村千鳥一座との出会いがありました。
また、映画界では、初恋の人との出会いもありましたね。
山村千鳥一座編、好きなのです。
千代と千鳥のやりとりに、涙しました。
一度、千鳥の再登場がありましたが、他の人たち、どうなったのでしょうか?
そこで、またテルヲ登場。
映画に出たから突き止められたのでしょうけど、もう勘弁と思いました。
テルヲが出てくると、テルヲが主人公みたいになってしまって、千代の存在が薄まるのも嫌でした。

再び道頓堀に戻り、喜劇を始めて、一平との再会。
二人が結婚し、離婚することは、史実で知ってましたが。
結婚したときが、千代にとって、人生のピークだったのかも。
離婚をどんな風に描くのか興味深かったのですが、こちらも、朝ドラ史上最悪の夫でした。
最後、お互いに和解するということで、ドラマ的には、うまくまとまったのかな。

このドラマを見て、一番の驚愕は、杉咲花さんの演技力です。
こんなに演技力のある女優さんという認識がなかったので。
しかも、東京出身なのに、上手な関西弁。かなり努力されたようです。
千代と一緒に笑い、千代と一緒に泣けたのは、杉咲さんのおかげです。

不満と言えば、千代のお芝居に対する情熱やなぜお芝居をやりたいかが、わかりにくかったところです。
また、千代の名演技の場面も少なかったです。特に喜劇での演技場面。
劇中劇の難しさもあったとは思います。
ラジオドラマ編は、とても楽しく雰囲気も出ていてよかったです。
ラジオドラマは、こうやってできるという回もありましたよね。
ラジオドラマ編を、もっと長く描いて欲しかったです。
また、モデルとなった浪花千栄子さんは、映画やテレビドラマにも出演されています。
そのあたりまで、描いて欲しかったと思います。

朝ドラとして視聴率がふるわず、モヤッとしたまま最終回となりました。
原因を考えてみたのですが、ドラマ全体を通して、ヒロインが不幸すぎたからではないでしょうか。
暗い場面が多かったからではないでしょうか。
個人的には、朝ドラの評価基準のひとつが、「共感できるか」なのですが、ドラマを見る基準は、人それぞれですから。
ヒロインを応援したい朝ドラだったので、私としては、高評価の朝ドラとなりました。
『おちょやん』スピンオフ、放送して欲しいです。
しばらく、おちょやんロスになりそうです。

おちょやん 最終回(第115回)

2021-05-14 22:20:42 | おちょやん
『お家はんと直どん』最終場面、お家はんと直どんの会話。
付け足した部分にまだ続きがありました。
「あんたと別れへんかったら、大切な人たちと出会うこともできへんかった。あんさんにも、わたしも、愛する我が子と出会うこともできへんかった。」
「おおきに。」と直どん。「おおきに、直どん。」とお家はん。
舞台の上ですけど、一平が感謝の言葉を言ってくれました。
千代と別れるとき、言えなかったことばですね。

◎本日のええとこ
千代が、「生きるっちゅうのは、ほんまに、しんどうて、おもろいなあ。」
客席には、テルヲ、サエ、ヨシヲが、拍手する姿が。栗子も入れてあげて欲しかったな。

千代と春子の会話。
春子が千代に、「やっぱり、私、看護婦さんになりたい。なります。」と決意表明。
たぶん、春子の気持ちを動かすために、千代は、舞台に立ったのでしょう。
よかったね、千代。

「今日もええお天気や。」で、幕。

最終回なので、千代と関わった多くの人たちが、客席にいて欲しかったと思います。
千鳥さんたち、カフェ・キネマの人たちなど。
でも、千代の生き様、かっこよかったです。
詳しい感想は、別に書く予定です。

次週から、『おかえりモネ』が、始まります。
予備知識0です。

おちょやん 第114回

2021-05-13 21:57:03 | おちょやん
千代は春子に、またお芝居することを告げます。
「春子に見て欲しいんだす。」「わたし、みたい、お母ちゃんのお芝居。」

『お父さんはお人好し』の読みあわせ。
当郎が、鶴亀新喜劇のお芝居を、「やらん方が、ええんちゃうんかな。」
「お母ちゃん、いかんといて。」と子どもたち。
「いかんといて。」とアナウンサー。

鶴亀新喜劇の、稽古が始まります。

◎本日のええとこ
最後の台詞を足したいと千代。
「もしわたしらが、あのまま一緒にいてたら、どないな人生があったやろか。」
「そないなこと考えても、しゃあないやないか。」
「そうですな。今ある人生、それがすべてだすな。」
このやりとりは、実生活にマッチしてますね。
なんだか切ないです。

春子が、千代に、葛湯を作ってくれます。
千代は、「あったこうて、あもうて、元気でるな。」

千代が2年ぶりに道頓堀の舞台に立つ日がやってきます。
お茶子たちとかめが、駆けつけます。かめ役の楠見さんの小芝居が楽しいです。録画している方は、是非注目。
「お母ちゃん、はよ帰ってきて。」と当郎。
『お父さんはお人好し』の子どもたちも駆けつけます。小さい子たちは、いなかったですが。

最後は、千代が「今度は、お母ちゃんがあんたに魔法見せる番だす。」
千代復活のキイポイントは春子でした。

※次回への期待度○○○○○○○○○○(10点)
素敵な最終回になりますように。

おちょやん 第113回

2021-05-12 21:22:19 | おちょやん
鶴亀新喜劇の皆が帰途へ。
寛治が千代に、「みんなこないして、会えただけで充分なんです。」「僕はいつか喜劇人として、一平さんを超えて見せます。」
(超えられるよと寛治に言ってあげたいです。)

春子は、算数と理科が苦手。
「やってあかんのやったら、はなから、やれへん方がええやん。」
千代は、その言葉に対して、何も言いませんでしたね。
ホントは、やらなきゃと言いたかったのでは?
『桂春団治』の本を読む千代。

翌日、春子を預けて、千代は、一平のところへ。
灯子「千代さん、その節は、ほんまに申し訳ありませんでした。」
一平「結局、おまえを追い出すようなことになって、すまなんだ。」
二人が千代に頭を下げます。

◎本日のええとこ
千代が、「うん、よし、だんない、大丈夫や。」と自分に言い聞かせたあと、「もういっぺん、あっこで芝居がしたい。今回の鶴亀新喜劇のお誘い、お引き受けさせてもらいます。うちらの喜劇を娘にみせたいんだす。」
やっぱり、春子のためでしたね。
それにしても、よく二人を許しましたね。私なら一生恨んで許すことなんてできないし、鶴亀新喜劇でお芝居をしたくないです。

一平が、「たとえ一日でも、やるからには、手え抜けへんで。」と上から目線なのが、嫌な感じでした。
いまや人気者になった竹井千代に対する言葉とは思えません。
千代は素直に、「のぞむところだす。」と言いましたけど。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第112回

2021-05-11 23:00:57 | おちょやん
主題歌前、熊田の千代が鶴亀新喜劇の公演にでることになったらに対して、一平が、「万にひとつもありえませんわ。そないなことになったら喜劇やわ。」
一平が、熊田の提案を劇団員に話したところをみると、一平、心のどこかで期待しているのかもしれません。
千代が、鶴亀新喜劇の舞台にたつということは、おそらく、一平を許すことにつながると思うからです。
で、その舞台が、最終回かな。

千代は、熊田の提案に心が揺れます。
千代と春子のシーン、ほのぼのとして、良いですね。
ただ、前回の続きや、春子の優しさにふれ、どう思ったかなどが、全然描かれず、千代と春子が、岡福へ向かったのは、繋がりがないなあと思いました。
千代とみつえの再会。
嬉しかったです。
ずっと待っていてくれたみつえ。「おかえり。」「ただいま。」
変わらない友情に胸が熱くなりました。
岡福の家族との再会。
もちろん、皆、大喜び。

徳利からの情報で、劇団員は、千代が岡福にいることを知ります。
劇団員が、岡福へ。
寛治だけは、いっぺいに、千代のことを話します。律儀やなあ。

千代は、寛治とも、「おかえりなさい、千代さん。」「ただいま、かんにんな、寛治。」

◎本日のええとこ
春子が、「新しいおじいちゃんやおばあちゃんやお兄ちゃんまで、お父さんはお人好しみたいや。」
千代のつぶやき「うちらは、2人だけやあれへんのや。みんな、うちらにとって、大事な家族なんや。」

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第111回

2021-05-10 22:48:06 | おちょやん
昭和27年(1952)2月
千代の家にやって来たのは、熊田。
千代は、「子育ていうのは、いろいろと難儀なもんだすな。」
熊田は千代に、「でてくれへんやろか。鶴亀新喜劇に。戻って来て欲しい。」と頭を下げます。
一平が書いた本を置いていきます。
いずれは、いや、最終回までには、鶴亀新喜劇に出ることになるのでしょうね。

鶴亀新喜劇の新作『初代桂春団治』は、大入り、大盛況。

NHKにて、天海天海のインタビュー。
『お父さんはお人好し』の顔合わせが、バッティング。
周りは、「何とか二人が接触を阻止するしかあらへんな。」
空気を読まず、ラジオをつける当郎。

◎本日のええとこ
ラジオでのインタビューに答えて、一平は、書いた台本について、「ありのままの私自身です。愚かで哀れな人間です。けど、そういう目を覆いたくなるような中にこそ、本当の喜劇がある。」と言ったところ。
寛治のことばが、効いたようです。

ラジオを聴いていた千代は、何を思ったのでしょうか。
春子が、学校の宿題をわからないからやらないと言ったことに、気づきがあったのでしょうか。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第110回

2021-05-07 22:47:38 | おちょやん
長澤が退院して放送局へやって来ます。
「最後の原稿は、自分の手で渡したかったんや。あとは、頼みます。」
長澤の心意気、かっこいいです。
入院中まで、原稿を書き続けるとは。口頭筆記でしたけど。

『お父さんはお人好し』1時間拡大バージョン。
乙子に、縁談。乙子は、戦争未亡人です。
ところが、亡くなったと思っていた夫が帰ってきます。
家族全員が、あたたかく迎えてくれて、「おかえりなさい。」と言った場面は、和みました。
あのまま、乙子が結婚していたら、まさに、『イノックアーデン』でしたよね。(『イノックアーデン』知らない人には、何のこっちゃですね。)

◎本日のええとこ
放送終了後、出演者、スタッフの笑顔。
雰囲気が出ていてよかったですし、何より、千代の笑顔が嬉しかったです。

『お父さんはお人好し』NHKの聴取率最高を記録。
千代には、多くの激励の手紙が届きます。

しばらくして、栗子さんは、この世を去りました。
ナレ死でした。
千代は、春子に養女になってくれと頼みます。
春子は、快諾。
「わたし、お母ちゃんがいててくれてよかった。」
「うちも、春子がいててくれてよかった。」

※次週への期待度○○○○○○○○○(9点)
いよいよ最終週。どんな最終回になるのか楽しみです。

おちょやん 第109回

2021-05-06 22:24:11 | おちょやん
静子(役名)は、母親から、役者をやめるように言われたようです。
本人は、役者を続けたいのに。
「今晩は、泊まっていき。」と栗子。

静子の両親が放送局へ。
四ノ宮は、両親に、もったいないと。
『お父さんはお人好し』は、もっと人気が出ると。
「もう一度お嬢さんの話を聞いてやって下さい。」

月を見上げる千代。
眠れない静子が、出てきます。
千代は静子に、「よそいって、初めて、自分とこの良さがわかりますのや。」「あんたには、ちゃーんと帰る場所があって、あんたを待ってるお人がいてはんねんもん。」「あしたは、家に帰り。」「あしたもきっと晴れや。」

本の読みあわせ。
静子が遅れてやって来て、両親を説得できたようです。
千代のところへ行き、「おおきに。お母ちゃんのおかげや。」
台本は、6分の1しか届かず。
放送まであと4日。
台本は、最後まで完成せず。

本番の日。
栗子が千代へと持ってきた花かごの花は、バラ。
赤いバラの花言葉は、「愛」です。
栗子が千代に、「春子は、正真正銘、あてとテルヲさんの血ひいた子や。せやさかい、守ってやってや。」

◎本日のええとこ
千代が栗子に、「血がつながっていようといまいと、そないなこと、どないでもよろしいのや。春ちゃんは、もううちの大切な家族だす。一生うちが守る。栗子さんもそうやで。」
「おおきに。」と栗子。
良い場面でした。ウルッとしました。
でも、栗子の遺言のようでもあります。そうでないことを祈ります。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第108回

2021-05-05 20:51:13 | おちょやん
一平が寛治を呼び出し。
「次の舞台の本、書いてくれへんか。頼む。もう何書いてもな。俺やとあかんねん。ここが限界や。」
「かっこつけんと丸裸になれや。あんたが大事にしたいこと、目をそらせたいこと、みんな書かんかい。それでも、あかんかったときは、俺が引導渡したる。」と寛治。
よう言った、寛治。
一平は、甘えてますよね。劇団の責任者なのに、それを寛治に押しつけようとしています。
劇団のみんなは、一平の復活を待ち望んでいるのに。

『お父さんはお人好し』は、好調。
次回、1時間の特別枠になります。
静子(役名)が、自分の出る場面を、増やして欲しいと言い出します。
長澤が、入院。
「もっともっとたくさんの人たちに、『お父さんはお人好し』聴いてもらいたい。」と長澤。

◎本日のええとこ
長澤が千代に、「あの子たちを選んだ一番の決め手は、今、前を向いて生きているかどうかです。竹井さん、あなたも、そのひとり。ちゃんと女優としてここにいてはる。そういう力は、芝居ににじみ出る。みんなを勇気づける。」
力強い言葉ですね。

静子、千代のところへ。
どうやら、家出してきたみたいです。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


おちょやん 第107回

2021-05-04 22:27:19 | おちょやん
ラジオドラマ『お父さんはお人好し』始まります。
昭和26年 とある街 藤森商店 15人家族
大安吉日の朝、次男清二の結婚式
「この感じ懐かしいなあ。」と千代のつぶやき。
結婚式場の場面、まるまる2ページとばす千代。
当郎の機転で、とばす前に戻ります。
千之助のアドリブを思い出しました。
千之助のアドリブも、結局、元に戻っていましたね。

◎本日のええとこ
ラジオドラマ『お父さんはお人好し』の舞台裏が、詳しく描かれたところ。
面白かったです。
今までで、一番楽しい回だったかもしれません。

泣き出す香里、泣き出す宗助。
皆、ラジオドラマを聴いていたのですよね。
「ラジオドラマよかったわ。」と近所の人たちが集まってきます。
嬉しそうな千代。

半年後
新聞に載る千代。
千代ちゃんは、どこへいっても、藤森商店のお母ちゃんですとナレ。

最後は、熊田が一平のところへやって来て、「3か月後、新えびす座新作を発表して、必ず成功させてくれ。」
もう辛気くさい一平の顔なんかみたくないわと思ってしまう私は、心が狭い?

※次回への期待度○○○○○○○○○(9点)

おちょやん 第106回

2021-05-03 22:22:16 | おちょやん
千代にとって再出発。
『おとうさんはお人好し』で、千代は、12人の子どものお母さんなのですね。
ドラマの上ですが、いきなり、子だくさん。

本の読みあわせ。
千代の発案で、役の名前で呼び合うことにします。
当時のラジオドラマは、生放送です。
長澤は、「文字をおってたらできへん間や呼吸、そないな息づかいでしか伝えることができへん。ラジオドラマやからこそ、大事にしてもらいたい。」

千代は、子どもや孫の名前をなかなか覚えられませんが、楽しそうです。

千代がラジオドラマに出ることが、新聞に載り。
新喜劇の皆や岡福の皆の知るところとなります。
一平は、台本がうまく書けないようです。
今さら感がありますが、ドラマ的には、新喜劇を救うのは千代にしかできないのかも。

◎本日のええとこ
子どもたちの中で、とりわけ緊張している京子(役名)を励ます千代。
千代の言葉に勇気づけられる京子。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第105回

2021-04-30 21:33:25 | おちょやん
春子が学校から帰ってきて、千代に、「みんなの前でちゃんとできた。」と報告。
「これからも、私のそばにおってな。どこにも行かんといてな。」
「うん、まかしとき。」

酒井が、千代から、ラジオドラマをやらせてもらえないかという電話をもらいます。
千代に、春子の言葉が、ラジオドラマをやる気にさせてくれたのでしょう。

昭和26年3月
「お父さんはお人好し」最初の顔合わせの日。
花かごを持ってくる栗子。
栗子登場から、花かごの送り主は、栗子だと確信しましたが、それまでは、ヨシヲ?高城百合子?千鳥?とか、想像していました。
やっとわかってスッキリです。

◎本日のええとこ
栗子が千代に、「あんたが、女優として頑張ってるって、わかったとき、なんやしらんけど、嬉しゅうて嬉しゅうて、涙がとまらへんかった。それから、こっそりあんたのお芝居みんのが、あての生きがいになった。みるたびに元気もろうた。わては、あんたのお芝居が大好きや。」
「千代、気張ってや。これからも、ずっとあんたのこと、応援してるさかい。」
この場面は、もう涙が止まりませんでした。
栗子が千代の本当の意味で、母親になった瞬間です。
千代って呼んだの初めてですよね。千代には、お母さんって言って欲しかったな。

顔合わせの席。
「はじめまして、竹井千代と申します。」「一生芝居、気張らせてもらいます。」
「また一から出直しや。」とつぶやく千代。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点)


おちょやん 第104回

2021-04-29 20:54:45 | おちょやん
長澤が、関東煮を食べながら飲んでいます。
そこへやってくる当郎。
長澤は、「どないにええ役者でも、本人にやる気があれへんのやったら、それまでや。」

春子は、作文が苦手と言います。
人前で読むのが嫌みたいです。
千代は春子に、「大きい声だして読んだら、恥ずかしいの吹き飛んでしまうわ。」
春子は千代に、「千代おばちゃん、もうお芝居やれへんの?」「みたかったなあ、千代おばちゃんのお芝居。」

千代と栗子。
栗子は千代に、「ただおってくれるだけでええ、それで十分や。芝居してへんかっても、あんたはあんたや、おおきにな。」
千代は栗子に、「こっちこそ、おおきにな。」
まさか、千代と栗子が、本当の親子のようになるとは、全然予想していませんでした。
人生を積み重ねて、わかりあえたのですね。ホント、よかったです。

長澤が千代を訪ねてきます。
長澤は、千代と当郎の掛け合いが、目指すラジオドラマだと言います。

◎本日のええとこ
長澤は千代に、「戦争で失われてしもうた家族の団らんを取り戻したいんです。家族を失うた多くの子どもたちに、生きてさえいれば、人生、おもろいことが起きるんやて、諦めたらアカンて、教えてやりたい。」
という熱弁にもかかわらず、千代は、断ります。
長澤が千代に、「竹井さん、お芝居は辛い思い出しかあれへんのですか。やとしたら、残念です。」

長澤登場で、千代を説得できると思っていました。
千代の心を動かすのは、春子ということになりそうです。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

おちょやん 第103回

2021-04-28 21:39:46 | おちょやん
栗子が千代に、「飲まへん。」
栗子の娘の名前は、さくら。さくらをみるたびに、千代のことを思いだしたとか。
親になって、やっと子どもの大切さがわかったのですね。
「誰かほか見つかるまで、ここにいててくれへんか?」
千代の心をとかしてくれたのは、春子でした。
栗子に恨みはあっても、姪の春子には何の恨みもないし、むしろ愛おしかったのではないでしょうか。
春子のおかげで、栗子も自分と同じような境遇だったのではないかと気づく千代。
千代は、栗子と春子と一緒に暮らすことになります。
三人の暮らしは、穏やかで、千代、嬉しそうに見えます。

当郎が、千代のところへ。
塚地さんの顔を見るだけで、顔がほころんでしまいます。
そして、楽しいおしゃべり。
笑いは健康の源だと思っていますが、まさに、それを私的な場面でも実行できる当郎。

◎本日のええとこ
千代の「なんやろ、この人としゃべってたら、いろんなこと悩んでんのがアホらしくなってくるわ。」というつぶやき。

家の外で立ち聞きする長澤。
今回、主題歌を聴きながら出演者などをみていたら、資料提供に長沖渉さんの名前をみつけました。
長澤のモデルが、長沖一さんなので、調べてみたら、長沖渉さんは、一さんの実子でした。
長沖渉さんといえば、朝ドラの名作『ふたりっこ』のチーフディレクターです。
そんな繋がりがあったとは、驚くやら嬉しいやら。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
塚地さんが、ドラマの雰囲気を一新してくれました。
次回も期待です。

おちょやん 第102回

2021-04-27 21:48:36 | おちょやん
NHKの酒井と桜庭が、千代の居所と思われる家にたどり着きます。京都なのですよね。
家の表札は、上田。誰の名字?
家から出てきた千代と子どもの会話で、子どもは、千代の姪、栗子は子どもの祖母とわかります。
酒井と桜庭は、千代に、ラジオドラマの話を持ちかけます。
が、すぐに断る千代。「うちは、もう役者をやるつもりは、あらしまへんよって。」
「残念やな。」と酒井。
「あないなやわらかい声、ことばづかいは、ほんま、ちょっと残念やわ。」

千代、栗子、春子三人の食卓。

◎本日のええとこ
春子が、千代と栗子に、「二人は仲良しなんやな。ケンカするほど仲がええ。」
いつのまに、二人は仲良しになったのでしょう?

一年前
千代が家を出たあの日。ずぶ濡れの千代を見つける栗子。
「あんたのこと、捜しに着たんやがな。」「一緒に来てくれへんか。」
「春子の面倒、みてやって欲しい。あんたの姪や。」
千代は、奉公でも出してやったら良いと言います。
春子が、二人の話を聞いて泣き出します。
「かんにん。」と謝る千代。子どもに罪は、ありません。
恨むべきは、栗子、いやテルヲです。

暖乃ちゃん、千代役の時と違った雰囲気で、芸達者です。
少し大きくなりました。三つ編みが似合っていてかわいらしいです。
栗子、いい人だったのですね。もしかしたら、子どもが生まれて変わったのかも。
花かごの送り主は、栗子の可能性大です。千代のこと、ずっと追いかけてきた節があります。
栗子役の宮澤エマさん、老け役が上手で驚きました。
千代も、もうちょっと老けても、良いような気がしてます。40歳には見えないので。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)