ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第85回

2024-07-26 22:06:03 | 虎に翼
寅子は、涼子と玉のことを話し、稲に、「週に何度かお友達の家を手伝ってくれませんか。」
理由は、いずれ、寅子と優未は、この土地を去るから。
心のよりどころが、一人だと対等からいびつになっていく。稲にもよりどころをたくさんつくって欲しいから。
優未は、よりどころをたくさんあると。心強いですね。
やはり、優未は、年齢より大人びているように思います。

稲は、週に2回、ライトハウスのお手伝いに。
玉は、涼子のことを、お嬢様ではなく涼子ちゃんとよぶように。
呼び方って、大切です。
寅子は、航一から、杉田弁護士の麻雀大会に誘われます。優未も一緒に。

寅子は、航一に優未を紹介します。

☆心に翼
優未と一瞬で溝を埋める航一に、嫉妬してしまう寅子ですとナレ。
寅子のこの人間らしいところが、良いですね。
子供って、大人の本性を見分ける力があると思うので、航一は、きっといい人です。

寅子、優未、航一が、麻雀大会を見学に行きます。
優未をみて、号泣する杉田太郎。
優未が、孫娘に似ていたからのよう。
人が悪いと思っていた太郎。実は、戦争で娘と孫娘を、2年前に妻を亡くして一人暮らし。寂しい人なのかも。
航一が、号泣する太郎を抱きしめて、「ごめんなさい。」と言ったところが、謎です。

寅子、優未、航一の三人で食事。
まるで家族のようです。
寅子が、「裁判官としても、人としても、戦争で傷を負った人たちに寄り添いたいものです。」同意する航一。
航一自身、たぶん、戦争で心の傷を負っているように思います。
寅子に打ち明けることができたら、楽になるでしょうに。

気になったのは、美佐江の件は、放置?
トラつばのことですから、ちゃんと結末を用意してくれていると思いますが。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第84回

2024-07-25 21:38:41 | 虎に翼
涼子と玉の場面では、泣きっぱなしになりました。
以前心ばえのきれいさがあると涼子のことを表しましたが、玉も、同様に心ばえのきれいな人だなと思いました。

寅子が帰宅途中、優未をみかけます。
優未は、「友達になってあげたんですけ。」と言われています。
優未は、「お互い無理をしても、誰も幸せじゃないし。」
優未って、きっと精神的に同級生より大人なのだと思いました。たぶん、ひとりでいることも苦痛ではないのでは。
無理してできた友達は、簡単に友達でなくなることをわかっているのだと思います。

寅子が帰宅。
なんと声がけして良いかわからず、優未と同時に変顔。
やはり親子ですね。

☆心に翼
「もしかして、優未も私を・・・。」とナレ。
寅子が優未を抱きしめます。「少しだけこのまま。優未は、凄いなあ。」
良いシーンです。子供をしっかり抱きしめること、大事だと思います。愛情が伝わります。

次の日曜日、ライトハウスを訪れる寅子。
寅子は、「二人の問題は、二人にまかせる。」玉に、「涼子様に胸のうちを全部伝えて、もう一度答えを出して欲しい。」
玉の想いは、これ以上、涼子を縛り付けるわけにはいかない。
涼子の想いは、ひとりになるのが、恐ろしくなって、玉をいつまでもそばにおいておきたかった。
お互い、相手のことを考えすぎですよね。

寅子が玉に、「玉ちゃん、私は、せめて二人が対等であってほしい。」

☆心に翼2
玉が涼子に、「私の親友になってください。」涼子が玉に、「あなたは、もう親友ですよ。」
英語で本音を言えて良かったです。
お嬢様でもなく、玉と呼び捨てでもなく。
涼子と玉、お互いに本音が話せて良かったです。
いつまでも、仲良くやっていけるように思います。

伊藤沙莉さん、演技でなく本気で泣いていたようにみえました。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第83回

2024-07-24 21:33:37 | 虎に翼
玉の告白。
回想から始まります。
昭和17年(1942)
母から、決して桜川家の血を途絶えさせてはなりませぬと言われる涼子。遺言のようなものかもしれませんね。
それを忠実に守ろうとする涼子。
母は、戦時中に亡くなり、大空襲が起き、玉は車いす生活に。
華族制度廃止となり、桜川家は借金を背負います。
昭和23年(1948)
別荘を売ったお金で買った新潟の空き店舗。
涼子は、夫と離婚、再出発を誓います。

玉は、どこかの施設を紹介してくれるよう寅子に頼みます。

☆心に翼
玉は、「私がいなくなれば、お嬢様は自由になれるんです。」
言葉を失う寅子。
玉と涼子が、本音で話ができますように、と思います。
二人とも相手のことを第一に考えてしまういい人の見本みたいな二人です。
きっとわかり合えると思います。

森口娘・美佐江が、寅子に赤いブレスレットをプレゼント。
「先生は、私の特別です。」
このブレスレットが、一連の少年事件の犯行の肝になりましたね。
美佐江は、多くの少年少女たちに、特別だからとブレスレットを渡し。
「スッキリさせて。」と犯行を促したのでしょう。
まさに魔性の女です。恐ろしくて、背中がゾクッとしました。
可愛い顔してあの子という歌の歌詞を思い出しました。
寅子は、今後、美佐江に対して、どう接していくのか?

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第82回

2024-07-23 22:02:29 | 虎に翼
杉田兄弟が、深田を麻雀大会に誘いますが。
寅子が、代わりに参加しましょうかと提案。
杉田兄弟からは、嫌がられます。

優未、学校帰り、同級生に一緒に帰ろうと誘われて従います。
寅子のアドバイスを思い出していたことから、今までだったら、断っていたのかもしれませんね。

寅子が本庁で受け持つ刑事事件。
被害者19歳、加害者20歳。
元々は、被害者による窃盗事件。
この1歳の違いがものをいうのですよね、たぶん。
寅子が、どのような審判を下すか興味津々です。

ライトハウスにて。
寅子と航一、そして涼子。
寅子が、「どうしても彼らの人生に想いをはせています。」

☆心に翼
涼子が寅子に、「多くの子供たちやご家庭をみてきた寅ちゃんだからこそ、見極められる真実がある。」
良いこと言いますね。

涼子から日曜日の来訪を誘われる寅子。
優未は、稲になついて、「稲さんと一緒にいたいの。」
一緒に行けるようになると良いなあ。

日曜日のライトハウス。
そこにまた航一。航一は、単身赴任なのでしょうか。子供の世話は、義母がしているのでしょうか。
それはおいといて、航一が、麻雀好きだとわかります。
きっと麻雀大会につながりますね。
それとも、寅子が航一と仲良くなるきっかけになるのか。
そこへ、森口娘。自習しにやってきたようです。
涼子のとっておきは、あの毒入り饅頭ならぬ毒なし饅頭。
美味しそう!
懐かしいですね、あの頃。

涼子が用事で出かけたあと、残ったのは、寅子と玉。
玉から、「お嬢様を自由にして差し上げたいんです。」。
玉にとって、涼子はお嬢様ですから、逆に世話されることを心苦しく思っていることでしょう。詳細な事情は、わかりませんが、涼子にとって、玉へ恩返しすることが、生きる糧になっていると思います。
きちんと二人で話ができると良いですね。その仲を取り持てるのは、寅子しかいないのかも。

今回、涼子の心ばえのきれいさに感動しました。
良家のお嬢様としてチヤホヤされながら、それにおごることなく。
おつきの玉への心遣いができて。
寅子をうらやむでもなく、誇りに思っている、涼子のような友人をもてたのも、寅子の人徳なのかもしれません。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第81回

2024-07-22 22:29:23 | 虎に翼
「女の情けに蛇が住む?」
女の情愛は執念深い事の例え、という意味だそうです。
昭和27年(1952)
寅子と涼子は、14年ぶりの再会。
涼子は、寅子のことを誇らしいと言い。
玉は、空襲の時のケガで、車いす。

☆心に翼
涼子が、皆の無事を聞き、「よろしゅうございました。皆様のご無事と幸せをずっとお祈りしておりましたの。」
周りの人のことを気遣える素敵な人です、涼子様。
元華族だった涼子様、戦前と戦後、全く違った環境となった人だったでしょう。
そのことにも、愚痴を言わず。

寅子が担当するのは、少年が関わる事件。
少年のことをガキといういけ好かない裁判官・入倉。演じているのは、岡部たかしさんの息子さんだそうです。ビックリ。

燈台では、夜、高校生たちに英語を教える玉。
生徒の中に、森口の娘がいます。
こちらも、ビックリです。
明るい涼子に対して、暗い顔をみせる玉が心配です。

急いで帰宅すると稲がいました。
花江に頼まれて、やってきたようです。
田舎に戻ると言ってましたが、新潟という地名まで出てましたっけ?
寅子は、毎週水曜日と忙しいときだけ、お手伝いを頼んでいましたが、寅子が休みの日以外頼んだら良いのにと思ってしまいました。
優未は、友達がいないらしいです。
母親としては、気がかりでしょう。
寅子のつぶやきのように、お利口さんでいられるよりましですよ。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第80回

2024-07-19 21:50:24 | 虎に翼
どうか穏便にと頼む深田に対して。

☆心に翼
高瀬は、寅子の考えを聞きたいと。
寅子は、「しかるべき処分をうけるべきだと思った。」「穏便にすませたりして、ああいう人たちに、借りをつくって欲しくないから。」「私がいなくなったあとも、この件にあなたを縛られないように。したいようにできるように。怒りたいときに怒ることができるように。そう思って処分しました。」
高瀬は、「ありがとうございます。概ね、自分の予想と一致していました。」
それまでに、築いた寅子と高瀬の信頼関係がなせる技だと思いました。
感動的でした。

夜中、高瀬がたずねてきます。
以前も、事件が起きて警察官と共にたずねてきたことがありましたね。
高瀬は、亡き兄と食べていたというキャラメルを寅子に渡します。
起きてしまう優未。

☆心に翼2
明日おやつにキャラメルを食べるようにと言う寅子。
優未が、「美味しいもの、ひとりで食べてもつまんない。」
優三も、そう言ってましたね。
二人でキャラメルを食べる姿は、また少し溝が埋まっていくように思いました。
一度できた溝は、そう簡単に埋まらない。でも、それでも・・・。
・・・の部分、何が入るのでしょうか。少しずつ埋めていくしかないかな。

翌月、寅子は、刑事事件担当のため、新潟本庁へ。
そこで、航一と共に訪れた喫茶店には、涼子様の姿があります。
よね、崔香淑、梅子と出てきて、涼子にもでて欲しいと思っていました。
華族だった涼子様、戦後、苦労の連続だったに違いありません。
来週、楽しみです。

※次週への期待度○○○○○○○○○(9点)

虎に翼 第79回

2024-07-18 22:18:39 | 虎に翼
☆心に翼
寅子と航一のやりとり。
航一が、「死を知るのと受け入れるのは違う。事実に蓋をしなければ、生きていけない人もいます。」
寅子が、「自分の話をされているようでした。」「私も娘に夫の話ができなくて。」
航一が、「僕は、どちらかというと、自ら溝をつくりにいくたちです。でも、佐田さんは、溝を埋めようと必死でもがいていて、とんでもなく諦めが悪いですね。すみません、褒めたつもりでした。」
なんか二人の会話が、ホッコリしました。肝心の寅子は、そうでもなさそうですが。航一、きっといい人です。

裁判所を休んだ高瀬が、本を読んでいます。
みかけた寅子は、声をかけます。「高瀬さんがいないと、仕事が回らなくて大変だから。」
二人を遠景に映した映像が、素敵すぎます。

家に帰ると、優未は、「もうお父さんのおなかギュルギュルが、わかっただけでいい。」
一気に解決することはない。ひとつひとつやっていくしかない。
このナレも、心に響きました。

翌朝、高瀬に資料の保管庫の案内を頼む寅子。
急に仲良くなった?
実際の調停では、杉田弁護士のとりなしにより、円満解決。
高瀬の言うように、なんで調停なんかしたのでしょう?
高瀬の暴行事件を、問題視する寅子。
正しいことを言っているのですが、ここは、杉田弁護士の言うとおりにしておいた方が良いのではないかと思います。
なかなか、難しい問題ですね。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第78回

2024-07-17 22:30:55 | 虎に翼
寅子、川へドブンシーンより。
高瀬と森口のいさかいと止めようとしただけなのにね。
高瀬は、寅子に、「波風を立てず、立つ鳥跡を濁さずで、お願いしたい。」と言われます。
寅子は、「思っていることを言ってくださる方がずっといい。」と言いますが、複雑でしょう。
家庭部の雰囲気とは全然違っていて、寅子、居心地悪そうです。

☆心に翼
寅子が優未に、「嘘は良くないけど、嘘をつかせたのは、お母さんだから。」
こんな謙虚な母親になりたいものです。たぶん、自分なら、嘘をつくのはダメと我が子を責めてしまうでしょう。

優未が、良い点数をとれないのは、優三に似て、緊張するとおなかが痛くなるからだったのですね。微笑ましいです。
寅子は、優三のことを思い出してしまいました。
優未から、「他にダメなところ?どんな人だったの?」と聞かれて、答えられない寅子。
ここは、優未との距離を縮めるチャンスだったのに。
寅子自身、優三の死を受け入れられていないのかもしれません。
ふとんの中で、泣いてました。

翌朝、「仕事に行きたくない。」と手足をばたつかせている寅子を目撃する優未。これで、少し距離が縮まったかもしれません。

航一がたずねてきて。
「夕べ泣きましたか?」
「思い出にできるほど、お兄さんの死を受け入れられてなかったのでしょうね。」と肝になる発言をします。
こちらも、距離が少し縮まったかもしれません。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第77回

2024-07-16 22:29:50 | 虎に翼
☆心に翼
花江からの手紙。
寅子宛と優未宛とわけてあるのが良いですね。
花江から寅子へ。「寅ちゃんにしかできないことがあるはず。」
きっと花江は、寅子と優未の溝が埋まっていないことを察していたのでしょう。

民事調停。
所有する山林の境界線。

高瀬が本を読んでいると、寅子が話しかけます。
「直明を思い出すわ。」
高瀬は、気をつかわなくてよいと、素っ気ないです。
こういう人、一番つきあっていくのが、難しいかもです。

佐田家の食卓に、魚の煮付けと野菜の煮物。
お魚屋さんと八百屋さんが、もってきたらしいです。
杉田太郎の差し金のようです。
便宜を図ってもらうため?
田舎では、近所の人たちが、おかずをもってくるって、あるかなとは思いますが。お店の人がもってくるのは、ちょっとね。
寅子も、はっきりと断れないです。

境界線問題は、現地調停。
寅子は、「私は、法にのっとって、判断します。」とキッパリ。
杉田太郎は、持ちつ持たれつの精神でしょうか。
そのうち、二人の間でいさかいが起きそうですね。
正しいのは、寅子なのですが。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第76回

2024-07-15 22:19:10 | 虎に翼
「女やもめに花が咲く?」
昭和27年(1952)春
新潟県三条市に赴任する寅子。
大歓迎される寅子。ザ・田舎って感じかな。けっして田舎をけなしているわけではなく、田舎の良さみたいなものを感じます。
庶務長の深田。弁護士の杉田太郎次郎兄弟。
深田役は、よくみる遠山俊也さん。wikiによると朝ドラ出演6作目。
杉田太郎役は、高橋克実さん。杉田次郎役は、田口浩正さん。

☆心に翼
寅子には、もうひとつの土台づくり。
新天地で心機一転、溝を埋めようと必死です。
寅子、倒れない?と心配です。
仕事と子育て、家事。大丈夫かな。

夜中にたずねてくる書記官。
判事は、緊急事態でも対応しなければならないとか。
大変な仕事ですね。
その頑張り方、大丈夫かい?とナレ。

本庁からの書類が山積み。
開廷の時間、つづいて、開廷の時間。
判事はひとりしかいないわけで。弁護士も、杉田兄弟しかいないようです。

航一との再会。新潟本庁勤務らしいです。
こんな偶然ある?それが、縁ってものでしょう。
寅子が、「お休みの日は、何を?」航一が、「休んでいますね。」
と、会話がかみ合いません。
いつかかみ合う時がくるのでしょうか。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第75回

2024-07-12 22:42:39 | 虎に翼
寅子は、竹中に、家族の本音を記事にして欲しいと。
これをしないと家族との土台をつくれないから。
竹中は、寅子に、家族写真を渡します。皆、スンとしてますね。

多岐川の家での壮行会。
香子が提案してくれたようです。
寅子と香子、やっと話ができるようになったのですね。
良かったと思いました。ただ、みんなに会いたいけど、会えないと言う香子。
崔香淑を捨てたから。幸せだと言っていたので、それで良いのではないかと思います。

☆心に翼
多岐川が、服を脱ぎ始め、滝行のかわりに、水をかぶります。
「佐田寅子くん、この先の輝きの人生を願って。頑張れ、負けるなよ、こっちは、まかせろ。さみしいぞ。」
寅子は、多岐川からも慕われていたのですね。
涙の別れです。

轟法律事務所にて。
寅子は、よねに、「そろそろ自分の道に戻るのはどう?」「私確信しているのよ、弁護士になったよねさんしか、救えない人たちがたくさんいるって。」
きっと、よねは、弁護士になるような気がしています。

昭和27年(1952)の春、寅子たちは、新潟へ。
新潟三条市。
優未のかぶったスンの仮面は、なかなかとれません。
二人だけの生活になって、寅子も逃げ場はなくなります。
果たして、仕事と子育て、両立できるものでしょうか。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第74回(7/11)

2024-07-12 22:08:27 | 虎に翼
寅子が変わってしまったという道男。
まだ出入りしているんか~い。
寅子は、家族会議を開き、どこが変わったのか教えて欲しいと。
まず、花江が謝ります。ホント、いい人。
新潟に皆でついていくと行ってくれます。
家族ひとりひとりの本音を聞いていく寅子。そのたびに頭を下げます。
偉いですね。人から指摘されて、冷静に判断できるなんて。
皆の意見を聞いたうえで、寅子は、優未と二人で新潟に行くと。
私も優未に決めてもらったらと思いましたが、花江が言うように、決めるのは、ダメだと思いました。
決断の責任は、寅子が負うべき。

☆心に翼
寅子は、優未にあやまったうえで、「今ここで、優未と別れてしまったら、私と優未の間は、取り返しがつかないこともわかる。」「お母さん頑張るから、生まれ変わるから、新潟についてきて下さい。お願いします。」
「はい。」即答する優未。「ありがとう。」と寅子。
この場面は、みている方もウルウルでした。

桂場が、寅子を新潟に赴任するようにしたのは、寅子のためだったのですね。
寅子に、裁判官としての土台をつくって欲しかったと。
こちらも、いい話。
家族会議といい、桂場の寅子への愛(変な意味ではなく)、とても素敵な回となりました。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第73回

2024-07-10 20:14:00 | 虎に翼
寅子と直明。
寅子は、「私の何がダメだったのかしら。」
直明は、「ダメではなかったけど、本当に些細なん?というずれがあったかな。」
優未が、算数で31点をとったことがあったと。
31点を84点に改ざんしたそうです。ネットで、改ざんではないかと言われていましたが、まさかでした。
しかも、そのときの寅子は、優未のことを褒めなかったですよね。
直明は、解答用紙をみれば、偽装とわかったことを指摘。
そうなのですよね、寅子は、点数しかみていなかったのです。
といっても、寅子にそんな責められるほどの瑕疵はなかったと思いますよ。
男性に混じって、仕事をしていたら、そうなるのも無理はないかと思います。
直明は、寅子に、新潟には、寅子ひとりで行くように勧めます。
優未自身が、どういう答えを出すかでしょうか。

翌朝、花江は、言い過ぎたと後悔しているようにみえます。

福田夫妻の離婚調停の日。
妻・瞳は無断欠席。
調停不成立で、地裁おくり。

☆心に翼
竹もとで、お団子を包んでもらう寅子。
団子を買っても何も解決しないとわかっていても、買ってしまうというナレ。
その気持ち、よくわかります。同じようなことを何度か私もしています。

寅子と対談した女子司法修習生たちが、寅子の悪口を言ってます。
それを聞いてしまう寅子。
本人に言わず、陰口を言うと言う行為、私が大嫌いなことの一つです。

瞳がたずねてきて。
瞳が寅子に、「あんたのせいで、夫と裁判しなければならなくなって。」と言って、刃物で、寅子を刺そうとします。
寅子に駆け寄ってくれたのは、小橋。性格変わったのかな。
それにしても、瞳という人は、最悪な人ですね。寅子にあたるなんて筋違い。

猪爪家では、カルタ大会。
優未を気遣う子供たち。
それをみながら、涙ぐむ寅子。
涙をふいて帰宅する寅子。つづく。

ふんだりけったりの回でした。
寅子に希望の光をあててほしいものです。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

以前対談した女子司法修習生が、寅子の悪口を。

虎に翼 第72回

2024-07-09 21:29:36 | 虎に翼
ラジオで。
最高裁判所長官、寅子、多岐川の3人で。
長官は、「家庭裁判所は、女性裁判官にふさわしい。」
久しぶりのはてがでて、「私は真の女性の社会進出とは、女性用の特別枠があてがわれるのではなく、男女平等に機会を与えられることだと思います。」
長官に対して、良いのかな?と思ったら。やはり、長官にたてつく女性判事というレッテルを貼られたようです。

離婚調停。
妻の不貞行為に対する離婚の申し出。
昔の民法ではあり得ない設定です。
不貞妻役に、美山加恋さん。草なぎくんの娘役だった頃が懐かしいです。
もう27歳なのですね。
不貞妻は、「一度の浮気ぐらいで許してくれたって良いじゃない。男らしくない。」
寅子は、「不貞行為に、男らしいも女らしいもありません。」
調停の段階での話を聞いていると、離婚されて当然かなと思います。
他に深い事情があれば別ですが。

寅子は、新潟家裁三条支部へ異動。
長官へ抗議にいく多岐川。
寅子の人事異動を決めたのは、桂場。どういう意図があったのでしょう?
長官からの圧力?

猪爪家で、寅子は、異動の話を花江と直明にします。
優未と二人で赴任するという寅子に、反対する直明と花江。
寅子が、優未のことを人任せにせず、ちゃんと赴任先に連れて行くと言ったところは、立派だなと思いました。母としての自覚がしっかりあるなあと。

☆心に翼
花江は寅子に、「寅ちゃんがみてるのは、本当の優未じゃないの。」
きついひと言です。
たぶん、寅子は、気づいていなかったでしょう。子供たちが、寅子の前ではお利口さんモードになることを。
もっと、早く言ってあげても良かったのではと思いました。
花江によると、言えない雰囲気だったのでしょうね。
寅子と花江の会話を聞いていると、夫と妻の言い合いのように思えました。
でも、花江のように本音を言ってもらえる寅子は、幸せ者だと思います。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第71回

2024-07-08 21:42:17 | 虎に翼
「女房は山の神百石の位?」
意味は、「女性、妻はきわめて大切なものである」ということのたとえだそうです。
花江のことでしょうか。花江の乱の週かな。

昭和26年(1951)
寅子がアメリカでの裁判所視察団に参加して帰国。
まず、帰国して一番に訪れたのは、自宅ではなく、家事部。

☆心に翼
寅子の思い通りの反応がなく。
多岐川から、「予定どおりいかんのが、人生だろ。」
もしかして、多岐川のこの言葉が、今週の肝になるかもと思いました。
それにしても、寅子の化粧、めちゃ濃くなりましたね。
寅子らしくないように思います。

アメリカには、調査官の数が多いということ。
実際には、日本では人手不足。
日本の良さは、調停の話し合いで解決することが多いということ。

寅子が、そろそろ帰って来るというので、猪爪家の子供たちは、勉強するふりをします。
寅子帰宅。
花江には、美顔クリームと料理の本。ただし、全部英語。
子供たちには、お菓子と本。もちろん英語。
寅子は、「わからないところは、辞書をひくのよ。」
なんか変な雰囲気ですよね。
花江の前では、のびのびと、寅子の前では、お利口さん。
これじゃ、花江が怒るのも無理ないです。
寅子が、「お金は、私が充分家にいれてるんだから。」って、・・・・お金さえ入れれば良いみたいな昔のお父さんになってます。

寅子に密着取材。
取材してくれるのは、竹中。かつて出演した人が、また出てくるのは嬉しいです。
普段料理をしていない風の寅子。片付けできない寅子。
子供たちは、取材のために、お利口さんぶっていただけなのに。

寅子は、女性修習生との対談。
「女性が男性と対等の立場で仕事ができるよう、できることはしていくつもりよ。」
「私たちの時代には、法律を勉強することすら許されなかったのだもの。あなたたちは、恵まれているのだから、頑張らないとね。」
う~ん、寅子が言っていることは、間違いないと思うのですけど。
全部上から目線なのですよね。おごりがあるように見えます。
竹中と梅子は、見抜いているようでした。
ナレで、おやおやおやと言ってましたね。
次回どうなりますやら。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)