昨年6月ころの仙台港の横の風景です。津波被害の非常に大きな地域でした。
2011年3月の原発事故以来1年半が経過しました。しまし、原発を推進してきた政治家、官僚、電力会社で、誰も事故の責任を取っていません。福島地方検察局に対して集団で告訴、告発が行われ、検察の調査が開始されています。原子力発電は国策として進められ、過去の自民党政権、電力会社、大手ゼネコン、重電メーカー、大手金融機関が関係しているために、原子力村=国家権力そのものを告発する訴訟が成立するかが問われています。
面白いのですが、誰でも出来る刑事告訴、刑事告発を進める取り組みが進んでいます。代表者は明石昇二郎さん(ルポライター)が代表で集団訴訟団を立ち上げ、そのグループに1口○円以上のカンパ金を出すことで告発に参加することが出来る取り組みです。連絡先は、本部:[メール:info@1fkokuso.org] [URL:http//kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp]です。
北海道の連絡先電話番号011-213-7544.東北の連絡先[URL:http//blog.livedoor.jp/kokusodan_tohoku]です。詳しい内容はそちらをご覧ください。
告訴は利害関係者が行うもの、告発は直接の利害関係がなくても行うことが出来ます。告発の理由は①原発事故発生前に、原発を襲う地震、津波による被害が予想されながら、それを未然に防ぐための対策を打たなかった。②原発事故後に、一般市民が被爆を未然に、もしくは最小限にとどめる対策をとらなかったことです。告発は個人でも出来ます。
この告発は「原子力村」に息の根を止めることだそうです。検察の捜査には事実が大切です。告発理由の2つにあたる事実を福島地方検察局に集中することもきわめて大切です。この取り組みが国民的な拡がりになれば、関西電力、九州電力、東北電力などの原発再稼動を止める大きな運動、力になると思います。
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