公園の猫の不妊手術

浜松市内には、それこそ一体いくつ公園が存在しているか
ご存知でしょうか

浜松市には平成１９.　４．１現在４６１箇所の
都市公園があります

公園といえば、本来なら楽しく明るいイメージでは
ありませんか？
お散歩したり、自然にふれあったり、マイナスイオン
たくさん浴びたり・・・

その公園の持つプラスのイメージの裏側で
飼育放棄する無責任な飼い主やら
扱いに手を焼いて子猫を捨てにくる人たちやらが
実際には数多く存在します

その行為にともなって多くの命が消えて
生き延びた命は繁殖で増えていきます

捨てないことが一番です
でも、捨てる人間がいるのですから
これに対策が必要になります

小さい子猫なら里親さんを
大きい子なら不妊手術です
また、看板を立てて啓蒙したり
遺棄は犯罪だと啓発することも大切です


一番は、現場で日々猫達をしっかり把握し管理することが
とても大切になってきます
ご飯をあげるのもその一環
糞尿の始末、病気のケアなどです

現場の苦労を知らないで行政の方が机上の空論で
物事をすすめようとする傾向があります

もっと真剣に知ってほしいと思います
そこに関わる人の想いや、増やさない捨てさせないために
市民がどれだけ多くのお金や労力をつぎこんでいるのか
しっかり把握してほしいと思っています


写真は仲良くごはんを食べてる風景ですが・・・
こうなるまでには長い長い歳月が流れています

しかもこの中の１匹は去勢手術が済んでいません
なかなか捕まえることができないでいます
自分でも、ただ通勤途中だったというだけで
ここまでこの公園に関わって過ごしてしまいました
１市民に過ぎないのになぜだろうと？？？？思います（不思議～）


浜松市で今年（平成２０年）４月に５０万円もの大金が公園の猫に対しての
予算として組まれていました
でも、実際はまだそのお金を使えないでいます

行政は予算を持っていても、獣医師会との委託契約が結べていない
ということを理由にこの大金を使わないまま温存しているようです

おいおい！

・・・というわけで、みなさん自費またはボランティアの
集めた貴重な募金で手術をしているのです

お金があるのに、使うシステムを作ろうとしていない
（ほんとはそんなこと言いたくないのですが・・・）

どうしたんでしょう、浜松市
こんなことで市民の信頼得られますか

子供たちに、小さな命を大切になんて堂々といえるのでしょうか

とりあえず、いい街づくりいい公園づくり
目指したいですね～



本日、公園管理課の方とお話しました

市民に対してガラス張りのシステムであること
現場を確認することと、広く各公園に関わっている人間の
意見を聞いてほしいと伝えてあります

誰かの偏った意見でできあがるシステムは長く続きません
公平で公正なものさしで公園全体を見渡してもらうことを
願っています