猫の集まる場所

この写真は百花梨さんから送ってもらったものです。

彼女は、犬の預かりボランティアさんです。
保健所から引き出された迷い犬や
飼育放棄された犬たちが、新しい家族を見つけるまでの
通過点、いわば緊急避難場所としての大きな役割を
果たしてくれています。
日々のお世話、簡単にできることではないですよね


その百花梨さんが、ふとしたことから外の猫に関わり
とあるお宅の成猫の不妊手術、そして子猫４匹の里親探しにのりだしました。
（１匹はステイも決まったようですね）
今もチラシを作ったり、貼りに行ったりとがんばってくれています。

本意ではなかったのかもしれないけれど
彼女の行動は目を見張るほどすばやく、驚かされてしまいました。
事を起こす前は、迷いも多分あったのではないかと思います。


そして、今度は自分の住んでいる地域の実態を把握しておこうと
猫がたくさん集まる場所に出かけて撮影してきてくれたようです

こういう場所は、日本全国津々浦々
いたるところに存在していますね

とうてい、個人のレベルで何とかなる問題ではありません
でも、だからといってこのままでいいわけでもなく
こんな場所が地元に存在することに疑問を感じる人たちが
声を重ねていけば・・・
それこそ地域猫（簡略すると街ぐるみで猫の問題に取り組む活動）に
発展していくと思うのです

猫の不妊手術の助成金は必要ない予算で
殺処分に使用される予算は毎年意味のあることとして
更新されています
税金の使い方・・・間違ってるとは言わないけれど
考え直したり別の意見も取り入れてもらいたいですね

ある市議の方とお話しさせていただいたところ
もし今、助成金を必要だと判断したとしても
実際は翌々年からの運用になるのだとか・・・


愛すべき猫ではありますが
野良猫問題・・・つまり問題＝トラブルとして
政治を司る人の掌にある鏡には映っているのです

どこから切り崩せばいいのか・・・
数ⅡＢ以上に難問です

今は、ひとりでも多くの方に
地域猫という方法があり、野良猫と呼ばれる猫達を増やさず管理し
暮らしていく選択肢があることを伝えていこうと思っています