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そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

思い悩んだ一週間

2024-03-30 00:20:37 | そらまめのひとりごと
今週は・・・いえいえ今週も
次から次からいろんなことがありました。

お詫びしたり、説明したり、確認したりと
ばたばたしていました。

また、会で保護を決めたものの1匹だけまだ捕まっていない子の心配や
その兄弟たちの譲渡までの手順や日程調整や
移動場所の手配も検討していました。

と同時に、まったくの別件でかなり厳しいかなと思われる
飼育放棄の多頭猫たちの相談も入ってきました。

もともとが、保護して助けてあげますねって団体ではありませんから
何とかしてと言われたところで、安易に引き受けることなど
正直できるわけではありません。

それでも、無い頭を振り絞って何ができるのか何ができないのか、
誰にどう頼めばいいのか、頼めるものなのかを
いろいろ・・・・いろいろ考えました。

考えるのをやめてしまおうかなとも思うことがあります。
自分の責任でも何でもないし、なんだってこんなこと自分が考えないと
いけないんだかさっぱりわからない・・・とも思うわけです。

何というのか・・・。
その子のために、何とかしたいと思う人がいて
その人自身もやれることを提示してくれれば
どこかしらに繋がることもあるのかもしれません。
ひとりでも、その命について考えてあげる人がいれば
その子って助かる気がします。

自分は何もしないで助けてとだけ言ってくる人には
耳を傾けるつもりはありませんが
その人のできる精一杯が見えれば、
何とかいっしょに考えたいし、どうにかできる部分は
がんばろうかと思っています。

ぎりぎりの期限もあったのですが
どうやら何とかなるのかなというところに来ています。

全部助けられるかというと、そこは正直わからない部分もあって
こちらに見えてこないところは何ともしがたいわけです。

縁のある子は繋がるし助けてあげられるのかなと思っています。
その縁の部分って、いったい誰が決めてるのかも
わからないときもあります。

うまく繋がらなかったとき、つまり途中でバトンを落とした人や
バトンの扱いがへたくそだった人を責めがちですが
いつもそこは違う!と思うことにしています。

根本的な話ですが、大元は多頭にした飼い主の責任です。
きちんと手術をしていないとか、
自分のキャパ以上の猫を飼育していたとか、
自分に何かあったときに託せる人を探していなかったとか、
そういうことなんですよね。

これからの時代、多頭飼育とか
若いけど突然死しちゃうとか、猫を引き受ける身寄りがいないとか
そういう話は倍増していくと思います。

倍増すると想定できるからこそ、譲渡の条件が厳しくなってしまうのも
事実です。

悩ましい問題点はまだまだたくさんありますが
まずは目の前の猫たちの救出が先・・・ということで。

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温かさの中の看取り

2024-03-04 17:14:56 | そらまめのひとりごと
友人のところで、今日高齢の猫が亡くなり
用事があってお邪魔することになっていた予定を
急遽、取りやめにしました。
その猫さんの葬儀があり、時間的にバタバタしてしまいそうでしたから。

たぶん、先日うかがったときだいぶ痩せて心配だと言っていた子がいて
その子だろうなぁと思います。

亡くなった話とかを聞くと、普通は暗いイメージになりがちです。
でも、きっと最期の最期まで全力でお世話して、手をつくしてもらって
還っていけたことがわかるので・・・。
むしろ、どうしてだか温かい気持ちになっています。

人と猫がしっかり向き合って、人間もやれることをやり
猫の方もその生涯をまっとうしたとなれば
むしろがんばったことへの称賛しかありません。

お世話してきた友人は淋しいと思いますが、それでも
逝ってしまった猫たちの魂は平和そのものだと思います。

心穏やかとは言えない猫たちの末路を、たくさん見てきましたから
友人のところでの死は、わたしにはある意味
神々しく思えたりもします。

見送り方はそれぞれですが、できることなら
温かい気持ちになれるような、そんな看取り方をしてもらえたらと
譲渡するときいつも思います。

この人パワフルですごい!
そう思える人が身近にいて、
わたしはものすごく刺激をもらえているのです。


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巣穴見たさに滑落

2024-03-02 20:52:16 | そらまめのひとりごと
風が冷たくて気温も低くて、朝から寒い一日でした。

本当は、今日リリースするのはためらわれるものがあったのですが
1日、また1日と先延ばしにしたところで、かえって
踏ん切りがつかなくなるばかりです。

とある地域で手術をしていますが、そこの猫たちを6匹
一気にリリースしました。

まだ若い猫達は手術前にしっかりご飯をあげて少し体重を増やし
術後もしっかりとお世話をしてきました。
妊娠していた雌猫たちも、傷が治癒するまでお世話してきました。

お世話していた人たちは、今日がリリースなので
ゆうべも今朝も、いつも以上にしっかりと食べさせてくれました。

あたたかい場所から急に寒いところに放つのは
人間の側がとてもつらくなるのですが・・・。
生まれ育った捕獲現場に到着すると、早くキャリーから出してほしくて
大騒ぎでした。
そして、どの子もものすごい勢いで急斜面を駆け上がって行きました。

捕獲をしてくれた会員さんが、巣穴があると教えてくれました。
よくその巣穴から、2~3匹の猫が出てくるというのです。
みんなでかたまってその穴の中で過ごしていることもあるということです。



急にその巣穴なるものを見たくなって、
急斜面の穴のところまで行こうと登って行きました。

甘く見ていたんですね。

ひえぇぇぇぇぇ~~~きょえぇぇぇぇぇぇ~

尻もちをついて滑り落ちそうになりました。
必死で最寄りの枝をつかんで、なんとか止まる図式。
いっしょにいたKさんがあわててわたしの左腕をつかんで引っ張り上げます。

が、これがまたやばい(;^_^A

何たってわたし
ただいま絶賛、左肩が50肩邁進中です。
激痛が走るも、かまわずぐいぐい来ます。←Kさんは50肩知る由もなし。
滑落は防げましたが、左肩からくる痛みでしばし口もきけないわたし。

ださっ!やばっ!イタタタタタ

この寒さの中、
巣穴見たさの野次馬根性のおばはんは、朝から激痛と戦うはめに。



よく登山で聞く滑落事故って、こんな風に起きるのかもしれないと
なんだか妙に感心してしまいました。
たいした高さでもありませんが、なめてかかっちゃいけませんね。

地元運動会で、若いころ速かったとかなんとかではりきって参加して、
転んで大けがをする保護者みたいになってしまったわたし。
はやる気持ちはセーブしなければと、猛省しています。

*********************************************************

そして、そして
この悲惨な話を聞いた人が、みなさん大爆笑って。。。。。。


え?どーゆーことよです。
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一期一会の子鴨

2024-02-18 08:41:54 | そらまめのひとりごと
猫とは別のことですが・・・。
日本にはいろんな法律があって、それにのっとって
暮らしが守られているわけです。

怪我をした動物や鳥などを見かけても
どうにかしてあげたりができないことがたくさんあります。

助けるどころか、それが害獣とかって識別されると
殺処分の対象になるケースもあるわけです。

たしかに農作物の被害や、人間を襲ったり、感染症の元とかに
なりうると判断されれば、人命優先は当然の話です。

心痛むことも多いのが、外で見かけた負傷動物たちです。

少し前のことですが、とある方から連絡をいただきました。
これまで何匹、何十匹もの猫たちを助けてきた方です。

今回は鴨のこと・・・子鴨のことでした。
朝方、カラスに襲われていた子鴨を保護したそうです。
交差点の真ん中になぜかいたそうで、痛々しく逃げ回っていて
見るに見かねての保護でした。

でも、どこも取り合ってくれないと・・・。
そうなんです。
鳥獣法の関係で、野生の鴨を人がどうこうできないことになっているのです。
県に連絡をいれたところ、自然に放鳥してくださいとのこと。

カラスたちから守ってあげたことが幸いしたようで
出血も止まり、翌日元気を取り戻した子鴨は
保護場所近くの湖に返したそうです。



水面を上手に進んでいく姿を見ながら
後は幸せを願うだけですと一報いただきました。

この後のことはもちろんわかるすべもありません。
一期一会。
わたしもいただいた写真を見ながらこの子の無事を願いました。



やってあげられることには、いろいろ限界もあって
人間の作った法律はやはり人間のためのもので
こういうときは融通きかないものだと、ちょっと寂しく感じました。

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またまた冷え込む予報

2024-02-16 07:07:13 | そらまめのひとりごと
真冬なのにぽかぽか陽気が続き
雨が降ってもそれなりに気温が急激に下がることはなかったのですが
今週末から来週は・・・。
冷え込みが厳しくなるようです。

このところ、急にエアコンが故障した話をよく耳にします。
真冬と真夏のエアコンの故障は、けっこう厳しいですね。

現在あまりに小さい子猫がいるわけではありませんが
保護したときの慢性的な風邪を持ってる子や、病気を抱えている子には
急激な冷え込みはやはり深刻です。

猫と暮らすにあたって、真冬の室温管理は絶対的に必要事項です。
何らかの対策を講じてほしいと思います。

電気代もかさみますから、そこは工夫とか手間を惜しまないで
がんばってほしいと思います。

また、人間も寒暖の差で体調不良になりますね。
高齢者や病人を抱えていると、急激な冷え込みは命取りです。
でも・・・昔の人ってどうして根性論で乗り切ろうとするんだろうかと
あきれることもあります。
根性出して、室温が5度ぐらい上昇するわけでもありません。

亡くなる時に、いちばんお金を持っているのは日本人だそうです。
節約と命がけの根性論は別。
必要なことや大切なものには、しっかりと対策し
お金をかけるのはかえって美徳だと思ってほしいです。

介護生活もすでに1年4か月です。
両親との距離が近くなればなるほど、考え方の違いにびっくりすることが
多々あって、向こうもこんな頑固な娘だったかと
たぶん戸惑っているやもしれません。

大切だと思うからこそ口うるさくもなるのですが
なかなか通じないものです。
一筋縄ではいかない両親と、一筋縄ではいかない猫たち。
それなり楽しく乗り切ろうかと思います。

寒暖の差、急激な冷え込み
みなさん、どうか気を付けてお過ごしください。
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夢の中では

2024-02-10 15:29:36 | そらまめのひとりごと
夢を見ました。
わが家の猫部屋のドアを開けたら
心配していた猫たちが、丸い爪とぎの中で2匹寄り添って眠っていて

『良かった~たいしたことなかったんだ。
 これなら素敵な里親さん探せるね♪』

そして、部屋の出窓のところにも、3段ケージの中にも
なかなかなつかなくって、みんなを負傷させちゃったり
触れなくてどうしようもないって言われてた猫たちが
くつろいでいました。

みんないい子で助けてこれて良かったと、ほっとしてる自分がいます。



・・・・・で、目が覚めました。

なんだかよくわからなくなって、あわてて猫部屋に行きました。
夢だったんだとようやくはっきり理解しました。
状況は何も変わらずです。

なんだってそんな夢をみたんだろうかと思いますが
今週は相談も多く、悩ましいこともたくさんありました。

決断するとき、どれが正解なのかもわかりません。

結果がよければ正しかったことになるし、うまくいかなければ
間違っていたことになるのかもしれません。

いずれにしても、一筋縄ではいかない内容の場合
最終責任は自分が追うことになります。

担当スタッフさんたちにも、
最終的な責任が自分に回ってくる可能性もあることは、
重々覚悟をしていかないといけない話を常々しています。

助けたい・・・だけでは、猫たちを助けることはできないし
助けたのなら最後まで頑張って関わらないといけないと思います。

自分の見た夢が正夢になるように
病気の猫たちも不慣れな猫たちも、
何とか幸せな未来を作り出してあげたいと思います。


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預かりスタッフさんたちのひとことが。。。

2024-02-04 09:56:42 | そらまめのひとりごと
猫と暮らす会の預かりスタッフさんたちは
とっても精鋭ぞろいです。

病気の猫のお世話も、不慣れな猫をなじませるのも
それはそれは渾身の力でお世話してくれます。

愛情いっぱいかけて、その子の将来のために一生懸命になってくれます。
想いが溢れすぎて、ときどきおかしなひとことが出ます。

『男の子はみんな私に惚れちゃうな、わたしのこと好きすぎて困るんですよ』

『うちの子がいちばん可愛いって思うんですよ
 どう見てもいちばんはうちですね』

『可愛すぎて猫じゃなくなってますよね』

とまあ、よくもこんなこっぱずかしいことを平気で・・・。
と思うほど、トロトロ~んになるほど大事に育ててくれています。

だからそれぞれ個性はありますが、どの子もとってもいい子です。

ここまで可愛がっても、もちろん良縁が舞い込めば
そこはスパッと切り替えて、あとはその子の幸せを全力で
応援していきます。

手塩にかけるって・・・このことだろうなぁと思います。

にしても、最近笑えるほどあほな発言をして預かりっ子自慢してきます。
みなさんには、どんびきされるから直接は聞かせられませんが(;^_^A

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親の介護

2024-01-19 20:52:34 | そらまめのひとりごと
わたしの周りには、親の介護を頑張ってる人が大勢います。
もちろん実の親、配偶者の親
同居の親、実家の親など
それぞれ立場はいろいろですが、お話しを聞くと
参考になったり励まされたりです。

介護の親御さんの病状も、アルツハイマーだったり
それこそ車いす介護だったり、寝たきりだったりと様々です。

一生懸命な中にも、どこか手抜きする部分をうまく混ぜ込んで
自分が行き詰まらないようにしてる人がほとんどです。

わたしも、けっこう笑い話に変換してみなさんに愚痴ってます笑

実は今週、父から胸が痛いと連絡があり、あわてて行ってみると
発熱していてすぐに受診。
体中に炎症反応が出ていました。
肺炎かもと焦りましたが、心膜炎でお水が溜まって苦しかったようです。
検査もいろいろしました。

抗生剤入りの点滴でかなり良くなって、入院しないで済みましたが
先生からは、安静にしてゆっくりするようにと言われました。
でも熱が徐々に下がってくると、やたらとうるさいというか甘えるというか。

小さい子とまったく一緒です。
子どもや猫のことなら、まったく平気なのに
親のこととなると、どうしてもダメダメ星人のわたしです。

順番だから仕方ないことはわかってはいるんですが。
いろんな方にうちもそうだよって聞いて、
なんだかちょっと安心したりしています。

聞いてくれる人や、同じだよっていってくれる人がいて
そこは本当に良かったです。
小さな愚痴を受け止めてくれる人がいるのは、恵まれていますね。

凛として怖いぐらいだった父が、わけのわからないことで
自己中な意見を通そうとする姿を見たくないのかもしれません。
くだらないことで母と言い合うのも聞きたくないのかもしれません。

そもそも、耳が遠くて内容がかみ合ってないことで
よくも二人して言い争えると感心しますが
今週はよれよれで、そんな元気もなく
威勢のいいことばかり言ってる母も、オロオロしていました。

生かされてここにいる者たちは
限りある中で生きているんだと痛感させられたりします。

ダーリンの両親の死で、絶対に人は亡くなるんだと実感し
うちの両親の弱っていく姿に、年を取るってこういうことんなだと
学ばせてもらっているようです。

やっぱりまだまだのわたしは
人生修業を積まないといけないようです。


猫とはまったく関係ないお話しで、恐縮ですが
わたしたちは、そこらにいるおばちゃん集団なので
日常いろいろあるんですね~笑

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『かっけ~!』・・・で思い出すこと

2023-12-09 12:32:09 | そらまめのひとりごと
とあるスタッフさんとおしゃべりしてまして
猫のこと以外の話もいろいろするわけです。

そのとき、運転技術の話が出ました。
彼女は運転上手。
わたしは、本当に市内限定のちまちま運転手です。

お酒を飲んでダーリンを迎えにいったとき
『飲んでても、俺の方が絶対運転うまいよ~』
って言われたことを話しました。

するとこんなことを・・・。
迎えに来てもらってそんなこと言うのは絶対NG。
わたしなんて、だんなに運転のこと言われて
『文句あるならここで降りな!』ってブレーキかけたよ、と。

う・・・山の中でも放り投げるタイプだにゃ(←わたしの心の声)

ご飯も作ってもらって文句言ったら、今日はもう食べんな!
と、食事抜きにしたことがあるそうな。

思わず出たのは『かっけぇ~~~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°』

ま、たしかにたしかに
彼女は運転が上手なんですね。

で鮮やかに思い出したことがあります。
暮らす会の保護っ子のジャムくんとネロくん
FIPに罹患してしまいました。
何とか助けたくて、彼女に横浜の病院まで連れて行ってほしいと頼みました。
『もちろん連れて行きますよ
スタンバってました』・・・と。(ウルウルして泣いちゃいましたっけ)

そのとき、2匹に時間時間できっちりお薬を投薬してくれたスタッフさんも
自分のことは後回しにしてがんばってました。

即効クラウドファンディングの手続きをしてくれたスタッフさんもいます。

かなり高額な寄付を申し出てくれたスタッフさんもいます。

お米の寄付とか、手作りの品物とか
自分たちでやれることって何だろうってみんなが考えてくれました。

ひとりひとりのスタッフさんたちの中にあるカッコよさが集結しなかったら
助けられなかったんだろうなぁ。

あのときからちょうど丸2年の月日が流れました。

最近は、どーゆーわけだかあんまりFIPの話も聞きません。
治療に専念できた2匹は、寛解し今では里親さんの元で幸せな生活を
過ごしています。

病気の恐怖と資金繰りで胃の痛む日々でしたが
今振り返れば、なつかしい思い出です。

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関わり方

2023-12-06 21:20:08 | そらまめのひとりごと
野良猫に餌をあげている方と大勢接してきました。

可愛いんですとか、何年も餌をあげていたから気になって仕方ないとか
そうおっしゃる方は大勢います。

ではでは、そう言う人の中で、どれほどの人が
その野良猫と呼ばれる猫の最期を看取ろうとしてくれてるんでしょうか。
もしくは、その子のために医療費や
どなたかに預ける費用を工面するんでしょうか。

野良猫だしね
家の子じゃないから、そんなお金は出せないという人もいます。
それなら、一生懸命お世話するために連れ帰った人に
頻繁に、どうしてるのとか、何を食べてるのとか
いろいろ聞いてくるのはやめてもらえないものかと思ってしまいます。

だったら自分で見てあげたらどうなのかなと思います。
それはできない、したくないと全力でいろんな言い訳をするのに。

扁平上皮癌で耳からひどく出血していて
捕獲現場で見るに見かねて保護した猫がいます。
お世話してたと名乗る人がわかっても、捕まえないでほしかったとか
うちは無理とか・・・。

それなのに、いざこちらで保護して安全が確保されると
いろいろ聞いてきます。
2度の手術の費用は、正直かなりな金額でした。
お腹の中に腫瘍も見つかり、慢性腎不全で数値は最悪です。

何か聞かれるたびに悲しい気持ちになってしまいます。
わたしの忙しさを気づかってお世話してくれる友人も
かなり憤っていますが・・・。

最期ぐらい、その子の居場所を提供することはできないのかなと思うし
それができない事情もあるのなら、だまって見守ってほしいです。

人の考え方はそれぞれで、価値観の基準も大きく異なります。
わかっていても、なんだか嫌になることもあるものです。

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突然の出来事

2023-11-14 23:30:16 | そらまめのひとりごと
娘の友人がお子さんを亡くしました。
突然の不慮の事故です。

11月10日のことです。
来春には小学校に入学予定でした。

わたし自身も知っているお母さん。そしてお子さんでしたから、
言葉も何も・・・見つかりません。

あの子を忘れないでほしいと言っていたそうです。
そして、母である娘の友人は、ずっとずっと
自分を責める言葉を繰り返していたそうです。

こんな残酷なことが世の中にあるのかと思ってしまいます。

寿命はあります。
そしてそれは、神様が握っているのなら
そういう宿命だったんだと思うしかないのかもしれません。
でも、こんな苦しいことをどうしてするんだと
問わずにはいられません。

残されたご家族の気持ちは、想像することもできません。

できることと言えば、逝ってしまったその子の魂が
どうか安らかでありますようにと、必死で祈ることだけです。
そして、娘の友人のこともとても心配です。
今は、周りのサポートがとっても大切なとき。
何とか踏ん張ってほしいと、これまた祈るしかできませんが
通じてほしいと願っています。

無力だと感じる夜を過ごしています。

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事件を起こした86歳

2023-11-01 08:03:43 | そらまめのひとりごと
郵便局で立てこもり事件が起きました。
人質のお二人が無事に解放されてほっとしました。

でもって、事件を起こした犯人が86歳と聞いて
びっくりおったまげでした。

ここのところ、年を取るとやたら疲れるとか
だんだん年齢に勝てないよねとか
そんな話が頻発していたので、こんな高齢者が
銃を持っていたことや、発砲したこと
人質を取って立てこもるとか・・・・。

絶対にNGではありますが、このパワーと言うかエネルギーは
どこからきたのかと、別の意味で感心してしまいました。
違うことに注げていたらと思ってしまいます。

こんなことから学んでもどうかなとも思うのですが
と前置きをしつつ。
年齢と向き合うのも大切ですが
自分自身で規制をかけブレーキを踏みすぎる必要もないのかなと
何となく思いました。

わたしの周りの、60代70代の若々しい人たちをお手本に
ちょっとがんばってみようかな、などと思ってしまった次第です。

猫も10歳でも年寄りに感じる子と、15歳でも若猫と勘違いさせるような
そんな子もいます。
猫の場合は、産まれた環境や親の影響もありますが
人間は、心の持ちようで変えられる部分は変えていけますもんね。

今日も野良猫のリリースやら、子猫のワクチンやら
もりだくさんの一日ですが、きっといいこともどこかに隠れてますね。
見つけるのが楽しみです。

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急に寒くなりました

2023-10-07 21:09:07 | そらまめのひとりごと
10月に入って、朝晩ばかりか日中もかなり気温が下がってきていますね

雨とか降って身体が濡れると外で暮らす猫はきびしいものがあります。

室内でぬくぬく・・・のはずの猫たちも
体調不良になります。

9月の末から10月にかけて保護できた子猫たちも
ちょっと室温が下がると食欲が落ちたり、便がゆるくなったりします。

また、免疫が下がるとカビなどの皮膚病にもなりますし
駆虫してもすっきり落としきれなかったりです。

捕獲したいと思う猫がいる方は、早めに捕まえて手術をし
妊娠のリスクや喧嘩などで怪我をするリスクを減らしてあげてください。

猫回りをしているころ、金木犀の花が終わると
せつなさいっぱいになったのを思い出します。

猫たちにとって家があることが、どれほど幸せなことか
毎晩毎晩、身に染みて思ったものです。

自由に走り回るのが幸せだとか
好きなように生きるのがいいだとか
そう思う人がいるのもわかりますが・・・。

春の繁殖シーズンには、せっかく産んでも外敵に狙われて捕食されたり
外に出かける機会の増えた人の手によって
処分に持ち込まれたりします。

夏にはやぶ蚊にさされ、ひどいアレルギーで命を落としたり
日光過敏症で耳の先から癌におかされたりします。

秋は冬支度が十分にできるかどうかが冬場を乗り切れるかのカギになります。
秋子は育つこともできず、ママ猫に飼育放棄されることも多いです。

冬は、天候が命に直結します。
餌をもらえない子は命を落とすしかありません。

知らないだけで、多くの命は誰にもわからないまま
消えているのが現実です。

寒さを感じると・・・いろんな状況で助けられなかった子たちのことを
どうしても思い出してしまいます。

みなさんの意識が、少しづつ
助けたい、助けるんだという方向に舵をきっていけたら
きっと5年後10年後は、今よりもいい時代になるんだろうと思います。

人の心次第ですね。
自分の周囲だけでも野良猫が増えないようにしたいとか
自分が拾った猫は、なんとか無事に生きる手立てを考えてあげたいとか

できる範囲でみんなががんばれば、世の中はずっと良くなると思います。

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コロナの後遺症

2023-09-17 01:10:58 | そらまめのひとりごと
8月の末、コロナに罹患してしまい
高熱と強烈な喉の痛み、咳も止まらず悲惨でした。

すっかりよくなりまして・・・と言いたいところですが
若者たちとはそこが違う!
以来、やたらめったら疲れています。

もちろん、精神的にかなりかなりキツイことが重なり
自分でもよく耐えてられるな~と思うくらい負荷がかかっていました。

ただ、人に恵まれているという星の持ち主らしく(昔そう言われて信じてます)
わたしは周囲に助けられて、それこそ何とかかんとか
乗り切ることができました。

人に恵まれるということは、これがまた何にも代えがたい財産なわけで
身体は脱水状態や熱でうなされても、
心が乾燥することがなく、おかしな焦りもなく
いらっとしてもすぐにおさまり、(聞いてくれる人がいっぱいいて)
穏やかでいられました。

できないことだらけですが、周りがそこをたくさん補ってくれるのです。
スタッフさんたちには頼ってばかりで申し訳ないですが
ダメダメだとかえってサポートしてくれます。
そうすると、みんなが成長してくれるので
これってかえっていいのかも~と都合よく考えております。

とはいうものの、いつまでも後遺症だのなんだのではいけませんから
やれるところからぼちぼちがんばっています。

秋の気配に誘われてかどうかはともかく
いちばん動きやすい今、気にかけていた猫たちの手術に
乗り出してくれる方が増えてきました。

秋産まれの子猫は育ちませんから、どうか出産してしまう前に
避妊手術をしてほしいと思います。
捕獲のやり方でわからないことは、アドバイスできますので
ご相談ください。

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好きなことを楽しんで

2023-08-19 12:12:15 | そらまめのひとりごと
ほんの少しですが風が真夏のものとは変わったような気がしますが
気のせいでしょうか。

義父の初盆、1周忌と目まぐるしい日々でしたが
無事に終えることができました。

浜松を離れていましたが、台風の影響もあり
行きも帰りも、天候がただただ心配でした。

新幹線が止まってしまっていたのとUターンラッシュと
いろいろ重なり、本当にくたくたヘロヘロです。

この年齢になると、自分の責任もきっちりと果さないとならず
また猫のことだけに特化して過ごすこともままならず
それが別に嫌なわけではないけれど
やはり体がひとつしかないわけで、優先順位も考えないといけなくて
小さな脳みそもフル稼働です。

さくっと回転してさくっと動けたら、どんなに楽だろうと思いますが
ひとつ済ませてはよっこらしょ
ひとつ済ませては、ああ、あれを忘れてる・・・(;^_^A

思った通りにはいかないわけです笑

ちなみに、お盆のときにいらしてくださった親戚の中に
79歳で現役バリバリ
某会社の会長さんをされている方がいましたが若々しい!
肌の艶も良く、明るく饒舌、仕事は趣味で大好きだと
豪語されていました。
他の70代、80代のみなさんとはやはりどっかが何かが違っています。

好きなことを楽しんでやりなさいと言われましたが
いやいや、なかなかこうはいかないものだと思います。

考え方や生きる姿勢って大切なんだろうと思うのですが
政治家や芸能人だけじゃなくても
すごい方っているんだと、うなずくだけうなずいてました。

お疲れモードからいつ脱却できるのかもわからないほどですが
楽しんでいろいろできたらいいのかなとは思うので
ぜひぜひそこは見習いたいと思います。


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