アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-03-21 18:39:59 | 競馬
ジャミールは完全に差しきり態勢に入ったが2着まで。
前走は相手が弱すぎて軽く突き抜けてしまった感じだったが、
今日は重賞の上位常連が相手で、ジリジリとした勝負に。
なんというか・・・徐々に飽きだしている感じに見えるw
それでもメイショウベルーガは封じきっているんだけど、
その内から伸びたトウカイトリックに差されてしまった。

正直、ジャミールは離れたところを伸びる馬に興味を示さない馬。
オリオンSでは、大外一気で一度は完全に先頭に立ちながら、
離れた内を突いたトップカミングとヤマニンウイスカーの存在を無視するような走り。
八瀬特別では、凄い勢いで馬体を併せに来たコパノジングーに対して、
その勢いを吸収して逆に差し返して軽く制するレースを見せている。
鳴滝特別ではトップカミング(3着)と小競り合いを制したが、
無視していたホッコービクトリーには逃げられた格好。
今日はレベルが上がったが、メイショウベルーガとの叩き合いを制した。

今回、G2でも叩き合いで負けないところを見せてくれた事は大収穫。
正直、並んでいない馬に負けるのは仕方ないと思っているw
そういう意味で、この馬が後ろから競馬を進めるのは理に叶っている。
出来うる限り、最後まで相手と併せる形を取りたいわけだから、
後ろで相手を見定めていくほうが、それを容易にするからだ。
前で後ろを待ってってのも八瀬特別を見る限りやれるけど、
こちらが抜けた後、離れたところを迫られたらそれで終了なので、
やはり後ろから進めるのがベストだろう。
続けて乗ってきたが、アンカツは実に理に叶った競馬をしている。
逃げ先行差し追い込み、やろうと思えば何でも出来そうだが、
「主導権を握るために後ろにいる」と考えて構わないだろうね。

本番ではフォゲッタブルが相手になると思うが、
もう少し考えてみたら、ドリームジャーニーのほうが良いかもしれないな。
これと共に伸びる形を取ったら、どこまでも伸びてくれそうだ。
今回は調教が万全でなかったことも記しておこう。


ファリダットはまあ、休み明けのせいで良いだろう。
上がりが34.6ってのはいかにも不満。不発に近い。
まともなら最低でも34.3で上がって2着だったし、
全開なら余裕で34秒で上がってスマイルも退けてるはず。
今日は慣らしということで致し方ない。
やはりレース間隔が開きすぎた。その間にアクシデントが何度もあったしね。
ただ、今日はずっと馬群を走らせて抜ける競馬をさせたので、
レース感覚はしっかりと取り戻してくれたことだろう。
次はやってくれるはず。敵は除外だけだ。


っと、明日書けば良い事をダラダラと続けてしまった。
今週は本当に惜しいところで高配当を逃す事が続いて悶絶し続けたのだがw
アンカツの騎乗馬の巡りとしては、上々だったと思う。
今週の馬が2~4週後に出てきてくれれば、例外なく好勝負。
何故か、1ヶ月前に作った好循環が途切れてしまっていたが、
再度の立て直しが可能になった事を確認できて良かった。





土曜 阪神
鳴門S ダート1200m 未定




毎日杯 芝1800m ダノンシャンティ
松田国厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
デビュー勝ちから即座にラジオNIKKEIに参戦。
ヒルノダムール、アドマイヤテンクウを抑えて3着に食い込んだ。
3戦目の共同通信杯では、リズムを欠いて2着惜敗。
軽い出遅れは仕方ないとして、その後、非常に狭いところに入ってしまった。
パトロールを見れば分かるが、前と左右を完全に押さえられて、
動きたくても本当に身動き一つ取れないような状態に。
(下げる事なら出来たが、それは非常に難しい判断だっただろう)
それなのに馬は前に行こうとしているから、吉田豊が引っ張りっぱなし。
ラスト1000あたりまでずっとその状態で走っていた。
直線に入ってからもタイムカードが邪魔ですぐに追い出しに入れず、
抜け出してからは凄い脚でやってきたのだが、
ゴール前後では差しきっていたのにゴールの瞬間だけ負けていた。
勿体無いとしか言いようがない敗戦だったわけだが、
それから間隔をあけて、いよいよG1へ向けて再始動。
前走、非常に窮屈な競馬を強いられたので、
今回はもっと大きく走らせてあげたいね。

相手は揃ったの一言。
昨年の秋の地点で世代最強馬に一番近かったリルダヴァルの復活。
やたらと不利を受けながら力を示しているルーラーシップ。
完全に内・前残りのアーリントンCを外から追い込んだザタイキ。
そして前走で素晴らしいポテンシャルを示したシャンティ。
この4頭を中心に、伏兵陣もなかなかのもの。
各トライアルのレベルを凌いでいるのは間違いない。
ここの勝ち馬がクラシックの中核を成すことになるだろう。
シャンティが勝てば、まずはNHKマイルに王手をかける事になる。
本当に楽しみな一戦だ。




仲春特別 芝1600m 未定








日曜 中京
三河特別 芝1200m マヤノロシュニ
小笠厩舎、マンハッタンカフェ産駒の4歳牝馬。
なかなか面白そうな馬の依頼が来たな。
新潟の1000m戦で頭角を現した馬で、未勝利、500万を連勝。
さらに昇級の福島1200m戦でも速さを見せて2着に好走。
2走前は当地の同条件で僅差の4着。
好発からさっと控えて6番手を追走するセンスを見せ、
4角で手応えが怪しくなりながらも、最後はこの馬が一番伸びていた。
前走の東京戦は2番手から失速したが、これは距離とコースだろう。
特に気にする必要はないと思われるし、それでも5着なのは力がある。

再びローカルの1200m戦。好勝負は確実だが、
現在の中京は完全に外差し馬場に移行しきった。
前に行って粘りこみを計るって競馬はあまり巧くないのだけど、
そこをアンカツがどのように持っていくか、興味深いね。
スタートと二の脚は速く、どこにでもつけれるだろう。
メインレースのガルダンに近い脚質の馬なので、
そのあたりも考えながらのレースになるんじゃないかな。

登録段階で、ローカル戦にしては相当にメンバーが揃っているが、
頭数が多いので、メンバーが決まってからまた考えたい。




名古屋城S ダート1700m 未定




高松宮記念 芝1200m ビービーガルダン
領家厩舎、チーフベアハート産駒の6歳牡馬。
さて、前走は惨敗となってしまったガルダンだが。
惨敗から快勝はこの馬の常みたいなところがあるので、
前走の事はさっぱりと忘れてしまいたい。

幸いにも、調教の動きは引き続き絶好。
追えばどれだけでも伸びる気配だが、
少し余裕を持たせて仕上げようという領家先生の采配で、
あえて95%位の仕上げにしている感じ。
計画通りに進んでいる感じなので、全面的に信頼したい。

スプリンターズSで2着と3着を奪っている馬。
能力的に上位なのは間違いないのだけど、
昨年の高松宮記念では惨敗を喫している。
それで左回りがどうこう言われることになったのだけど、
昨年については、外枠から外々を振り回されて終わっただけに見える。
やる気が起きる前に、やる気を激しく失う出来事があった感じで、
実際、力的に負けるはずのない馬にも負けている事からして、
馬が走りを放棄して、何もしなかったのだと考えたい。
前走もそれに近いところがある。京阪杯の惨敗もそうだった。

ちょっと馬に喝を入れたいところではあり、
アンカツはハナを奪うことまで計画しているようだ。
出が速いので本気で行けばそれは叶うだろう。
ただその場合は、セブンシークイーンが玉砕にくるかもしれないから、
それを考慮しながら行かないといけないとは思うけど。
そしてもう一点、こちらのほうがとても重要なのだけど、
現在の中京競馬場は完全に外が優勢な状況。
どれだけ手応え良く進んでいても、勢いをつけて突っ込んでも、
外を伸びる馬には遠く及ばないような感じ、
まさにローカル開催の最終週の日常風景だ。
この馬場状態の中京で、前走惨敗した先行馬ガルダンでもって、
どのようなレースを進める事になるのか。
勝って欲しいのは当然として、まず運びからとても興味がある。




中京サンクスメモリアル ダート1700m タマモスクワート
中川厩舎、スクワートルスクワート産駒の5歳牡馬。
現在絶好調の馬の依頼が来た。
元々は好位についてジリジリと後退する競馬を繰り返していたが、
最近は少し位置を後ろに下げて、ジリジリ伸びるようになっている。
ここ2戦を当地の同条件で戦って2着と3着。
どちらも人気薄での激走ということになったが、
同条件で2度も好走してアンカツに乗り変われば、
今度は間違いなく人気の一角になるだろう。

前走は不良馬場の行った行ったを詰め切れなかったが、
スタートから道中の追走の雰囲気、4角の雰囲気、
どれをとっても現級の上位馬の風格があった。
500キロくらいの馬だが、もっと大きく見えるね。
ジリジリ伸びはするけど、やはりスパッとは来ないので、
前のほうでレースを組み立てる事になるのは間違いないが、
展開次第である程度柔軟に進める事が出来るだろうと思う。
このレースも登録が多いのでメンバーが決まってから考えたいが、
好勝負になる事は間違いないだろうな。

日曜日の結果

2010-03-21 15:04:48 | 競馬
10R ファリダット 4着
好スタートから静かに待機。
いつも通りにゆっくりと脚を溜める競馬に。
スタートが良かったおかげで、後方3番手と悪くない位置から。
ペースがやや遅かったが、ファリダットにそれは関係ない。
とにかく脚を溜めて、直線で爆発さえすれば。
3角辺りで少しだけ位置を押し上げて後方5番手に。
そのまま我慢して、インを回って直線へ。
いったん外へ持ち出そうとしていたけど、
危なそうだというのを感じたか、内へ進路を切り替えた。
追って最初は視界フリーで、少しして一気に狭くなったが、
そこを間髪いれずに突き破ってきたのはさすが。
良い脚で馬群を抜け出そうとしていたのだが、
やはり休み明けってのが響いただろうか。
伸びそうで伸びきれずに、最後はプロヴィナージュに差されてしまった。

本当ならば、スマイルジャックの競馬をしたかったのだが、
それは枠の関係で無理になっていたのでやむを得ないところ。
正直、スマイルジャックには完敗だった。まあ、これは弱い馬じゃないか。
それよりも、タマモナイスプレイまで届かなかったのは休み明けのせいだろう。
これを使って間違いなく良化して来るはずなので、
とにかく次走を除外されないことだけを祈っている。



11R ジャミール 2着
悔しいなあ、4角で勝ったと確信したんだが・・・。

好スタートからゆっくりとレースを進めた。
位置を取りに行く事はせず、ジワジワと下がっていく形。
折り合いは抜群で、静かに後方5番手のインに収まった。
ホクトスルタンの平均ペースの逃げで、馬群が少しバラけ気味。
アサクサキングスも行く構えを見せているし、メイショウベルーガも前。
それらを行かせてからまとめて差しきる作戦だ。
隊列を見てワクワクしたね。最高の形だと思った。
道中はイコピコとトウカイトリックを壁にして、いっさい無駄な事をせず。
じっと我慢して2周目4角まで進んだ。
アサクサの進出から全馬が動いて、最後に外へ進出開始。
今日も行きっぷりは抜群で、4角大外に現れた姿は、
とても条件馬のものではなく、全馬をまとめて差しきろうという強豪の姿。
追われて内の各馬を一気に飲み込みに入ったのだが・・・。
メイショウベルーガをねじ伏せようとしたところで、
無念にも、その内を突いたトウカイトリックに差しきられてしまった。
最後はちょっと気を抜いてしまったような感じながら、
ベルーガを封じきったのは重賞級の証であろう。

残念。残念だが、力は見せてくれた。
最後は馬体の合わなかった馬に差されたので、
力で負けたとは思わない。この馬の弱点を突かれた格好。
圧勝するような馬ではないからね。
ただ、トリックは変なところから抜けてきたのでw
あの形ならベルーガを相手に選択したのは正解だろう。
騎乗は文句なしだったと思う。馬も頑張った。
2着争いをハナ差を制して賞金を加算できた事非常に大きい。
これで堂々と春の天皇賞へ進む事が出来る。
今度はフォゲッタブルを標的にすれば良いだけの事。
本番でもやれる感触を手に入れた。レース内容に満足している。



12R シャドウデイル 4着
絶好のスタートから仕掛けて先行策。
ネオフリーダムを行かせてから、引いて3番手に待機した。
予想で書いた理想の上策の一つ。これが実現するとはさすが。
しかし、2番手のツウカイヤスナムの石橋がトチ狂ったのか突っ込んで行って、
前の2頭が暴走ペースになったのははっきり言って誤算だった。
大きく離して待っていたのはさすがのバランス感覚だったのだが、
行き脚が良すぎて、4角で馬なりで前に接近して行く。
そのまま楽な手応えで前の2頭を飲み込みに入ったは良いが、
やはりペースが速すぎたのが厳しかった。
同時に、ルティラーレがこちらをぴったりマークしていて、
これに叩き潰されるような格好になったのも痛くて、
最後までよく走ってくれたものの、力尽きての4着に。

ツウカイヤスナムがいなけりゃ、まず2着は守れていたし、
ルティラーレがいなけりゃ圧勝で終わっていたレース。
まあ、いなけりゃってのは変な話であって、
今日のところはルティラーレに脱帽と言っておこう。
素晴らしいレースをしてくれたのだが、無念。
何が無念って、次は人気を避けられないからねえ。
予想通りに、このクラスでも上位のスピードを見せてくれた。
これならばスプリント戦でも構わないだろう。