アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

テンクウ、クルーズ他

2010-03-03 22:25:11 | 競馬
アドマイヤテンクウ 磐石
CWでタガノジンガロ、アドマイヤレッドと併せ馬。
87.1-71.0-55.7-40.4-11.8
併走の2頭を楽々と差しきってフィニッシュした。
追うごとに鋭くなっている。今日も抜群の切れ味だ。

大きな不利がなければ新馬は楽勝していたレースで、
そこを勝っていたら、また違った競争生活だったと思うが、
次の2戦目を負けた所で一度リセットしたのがプラスに出た。
まさに別馬という感じの調教をするようになり、
復帰後のまだ動きが重かった実戦でも、
鞍上の動作次第で軽い反応をするようになった。
まだまだ改善するべき点はたくさんあるわけだが、
それは全て、この馬が良化する余地を残しているということ。
これは前にも書いたことがあるが、
今年の3歳馬の中で、この馬が一番大きく化けると考えている。
前走の逃げはその第一段階といったところだが、
これからどこまで変化して上り詰めていくのか、楽しみたい馬。
今度は好位から鋭い脚を見せてくれることを期待している。

小回り自体はやはり下手だと思うけど、
あんまりラチ沿いとかそういうことにはこだわらず、
テンクウが走りやすいようにコーナーを走らせてあげれば、
きっとヴィクトワールに劣らない脚を使ってくれると思う。
そしてアンカツはそういう風に乗ってくれるだろう。
あわよくば勝ちたいが、2着に入れればこのレースのノルマ達成。




ベストクルーズ よく動いた
今日はCWでラフォルジュルネとの併せ馬。
88.9-71.4-55.5-40.5-12.1
馬なりで走るラフォルジュルネ相手に一杯に追われ、
なんとか食らいついて少しの遅れでフィニッシュ。
相手が凄かったので遊ばれてしまった感じだが、
この馬としては相当に動いたといって良いだろう。
トライアルとしては文句のつけようがない仕上がりだ。
実戦に行けば素晴らしい切れ味を見せてくれそう。

桜花賞、オークスへの出走は現状の賞金でも大丈夫だとは思うが、
賞金上位の実績馬が前哨戦で揃って掲示板を外すようなことがあった場合、
(自然に考えればそんなことはまずない。
 そうなったらそれはそれで面白いクラシックだろうが) 
僅かに不安は残るところなので、
とりあえず悪くとも3着は確保しておきたいところ。
オークスを考えれば2着を取っておきたい。
まあ、取っておきたいと書いたんだけど、
力を出した上で取れないようなら本番でも駄目だろう。
そんな弱い馬ではないはずなので、心配はしていないが。

今回は着順がどうこうというより、アパパネとどんな勝負をするかを見たい。
結果的に、一騎打ちになっているだろうと思っているが。




マコトスパルビエロ まずまず
10日のダイオライト記念に出走予定のスパルビエロ。
今日はアンカツが乗って坂路でマコトヴォイジャーと併せ馬。
52.8-38.7-25.7-13.1
一杯に追われたがヴォイジャーから0.5秒遅れた。
いつものことだけど、皆さんご存知の通りにそんな動く馬ではないので、
そこそこ時計がかかっていた馬場で52秒台ならそれで文句ない。
テスタマッタが離脱したので、ちょっと相手が軽くなったか。
ラッシュストリートが回避したら、フサイチセブンが加わるが、
やはり敵は地方最強馬フリオーソということになるだろう。
まだ力がつききっていなかった2年前のダイオライト記念でも戦っており、
あの時はまったく相手にしてもらえず6馬身差をつけられて負けた。

あれから2年。
フリオーソは変わらず最強の座を目指して頑張っているが、
それにスパルビエロがはっきりと追いついてレースを迎える。
重賞を3つ制し、G1でも2着に好走。確かな実績を積んだ。
今度は臆することは何もない。真っ向勝負で倒したいね。




タイトルパートが始動
2009年の牝馬戦線のパートナーはブエナビスタだったわけだが、
もしかしたらこの馬かもしれないと思った馬がもう1頭いた。
それが鮫島厩舎のタイトルパートだ。
たった2戦で、間違いなく重賞級だと確信出来る走りをしていた。
未勝利勝ちから長く戦線を離脱していたが、
(帰厩していたこともあったんだけど、本格的に調教を積む前に離脱)
先月末についに復帰を果した。
今日は坂路で、55.3-40.2-26.5-13.4を馬なりでマーク。
最初に出した時計がこれというのはさすがというところ。
条件戦はノンストップで抜けていく馬だと思っているが、
まずは無事にレースを迎えるところまで行って欲しい。
軌道に乗ってさえしまえば、すぐに重賞につけるはずだ。




中山牝馬Sでザレマに騎乗
唯一予定が分からなかった来週の日曜日は、中山牝馬Sでザレマに騎乗。
ザレマは予定通りにここで引退を迎えることになる。
長く牝馬戦線を上位で戦ってきた馬の引退は寂しいが、
(というか、4歳の2頭がいなけりゃ、まだトップ3に入っている)
なんとか2つ目の重賞をプレゼントしたいところだ。
距離的にはやや長いレースになるが、
中山は合っているので、今年も好勝負できるだろう。

最近は馬体が絞れなくてどうにもならない感じになっていたが、
前走、フェブラリーSを挟んで無理矢理絞った感じw
これで前走より少し絞れた体で出てこれたら、
ザレマ自身としてはベストの状態で挑めるんじゃないか。
不安は、砂を使って調子が狂ってないかということだけだが、
かつて、ダートで大惨敗を喫した後、次のレースを勝っているので、
そんなに心配はいらないんじゃないかと思う。

次がザレマとコンビを組んで8戦目のレース。
これで、ザレマと一番多くコンビを組んだ騎手となる。
いつも好勝負をして楽しませてくれた馬だが、
勝ち星だけは挙げることが出来ずにここまで来た。
最後に勝って、気持ち良く送り出したいね。
今週、それから再来週以降、未来が楽しみな馬が続くが、
来週のメインレースだけは、1頭の馬の集大成を見るレースになるだろう。




ジャミール 順調
坂路で未勝利のジューダと併せて一杯に追われ、
54.8-39.8-26.3-13.5
1馬身遅れでフィニッシュした。
遅れはしたが、まだ2週間あるので問題はない。
強い調教を重ねていければ文句なしだ。

暫定現役最強馬オウケンブルースリが最大の目標だったが、
(オウケンはJCでウオッカを越えたと考えて構わないと思う。
 ウオッカには神がついているので負けたけど)
調子が整わないということで、大賞典どころか春天までスキップ。
さらに、対抗だったフォゲッタブルが春天直行を表明。
これで、目標にすべき人気の2頭が消えてしまって、
ジャミールはおそらく1、2番人気になるだろうと思われる。
前走後、強敵相手にどこまでやれるかと意気込んでいたので、
ちょっと拍子抜けするところではあるが、
一気に相手が落ちたので、正直負けて欲しくない状況になった。
初めての3000m戦だが、必ずや良い方に出てくれると信じている。
とても良い使い方をされてきたし、万全の態勢でやれると思う。
完勝して本番に向かいたいね。




ビービーガルダン 高松宮記念へ
阪急杯でまさかの7着惨敗を喫したガルダンだが、
予定通りに高松宮記念へ向かう。
まあ、予定と違う事は負けたことくらいで、
後は予定通りに進んでいるわけだから、
万全の態勢に持っていく事は容易だろう。
かなり気分屋で、惨敗から一転して勝つことも平気な馬なので、
巻き返しがあることを信じて応援したい。
実力からすれば十分な配当がつきそうなことも歓迎したい。