アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ファリダット ダービー卿CTに出走 他

2010-03-31 22:06:54 | 競馬
ファリダット ダービー卿CT出走へ
賞金的には完全に除外対象だったファリダットだが、
57.5キロのトップハンデを課されたため、
ハンデ上位の優先出走権により出走が可能になった。
出否は半々だったようだが、出る方向で固まったようだね。
調教はポリトラックでアンカツが乗って、馬なりで抜群の動き。
追ったら鋭く伸びそうな絶好の気配で、前走から大きく変わりそう。
出るからにはなんとしても賞金を加算したい。

正直、ハンデは57か56.5かなと思っていたのだが、
京王杯と安田記念の3着を大いに評価されてのハンデとなった。
賞金的には、その辺の準OP上がりと何も変わらないんだけどねえw
重賞で、この賞金でこれだけのハンデを背負った馬を他に知らないが、
(ロイスアンドロイスがG3に出たら、くらいしか思いつかない)
そういうジャッジに相応しいレースを見せて欲しいもの。
中山のマイルはこの馬に相応しい条件ではないが、
秋風Sのスピリタスのように、思い切って乗ってもらえれば。
爆発さえすれば、この相手は敵ではない。
2着に入っておけば各重賞への出走が可能になるので、
最低限それが欲しいけれど、それではG1への出走が叶わない。
やるからには勝ちたいね。勝ってG1へ。
正直、今週はちょっと気が抜けていたがw
気合を入れて応援しないといけないレースが出来て嬉しいな。




皐月賞はネオヴァンドームに騎乗
今年の皐月賞の前哨戦4つのうち2つを制したアンカツだが、
両馬共にダービーを大目標に掲げており、
皐月賞の騎乗馬はいないことになっていた。
これは仕方ないと今年の皐月賞は諦めていたわけだが、
デムーロの来日がなくなって鞍上が空白になっていた、
ネオヴァンドームに騎乗する事になった。
藤原厩舎は競馬に対する考え方の違いで滅多に乗るところじゃないし、
馬主の小林仁幸さんの馬にも一回も乗った事がなく、
まずないだろうと思っていたから、これはちょっとびっくりした。
社台の生産馬だから、そっちのほうから来たのかな。

前走のきさらぎ賞は中団後ろのインを追走して脚を溜め込み、
直線で外に持ち出したところでステージプレゼンスに蓋をされたが、
進路を切り替えてから一気に加速して馬群を抜け出し、
最後はレーヴドリアンの追撃を振り切って重賞制覇を果した。
誰が見てもレーヴドリアンのほうが強く見えただろうし、
実際にそうなんだろうとは思われるけど、
この馬が進路を切り替えてから抜け出すまでの脚は秀逸だった。
あれは中山の混戦を捌くのに役に立つかもしれない。

7番手くらいの馬だとは思うが、チャンスはある部類の馬だと思われる。
思いがけずに訪れた、8大競争完全制覇のチャンス、
レースでは思い切ってインを突く競馬で狙って欲しいなあと思う。




ビービーガルダン 函館SからキーンランドCへ
後一歩のところでまたしてもG1勝ちを逃したガルダン。
G1で2度もハナ差負けをした馬ってのは史上初であり、
これで「競馬史上最も運のない馬」の称号を手に入れたw
といっても、ガルダンの競争生活はまだまだこれから。
歳をとって経験を積んで競馬の事をよく理解して、
同時に、サボる事も覚えて何とも困った馬ではあるが、
本気で走ればまだまだ頂点の1頭であることを証明した。

これからしばらく休養して、次は函館の函館スプリントで復帰、
それからキーンランドCを使って、スプリンターズSに向かう予定。
北海道でガルダンに勝てる馬など現在は存在しないし、
能力で互角のキンシャサ、ゲレイロが出てくる事もまずありえない。
メンバー次第では1.1倍までありそうなレースになるだろうが、
それに相応しいレースをしてくれることだろう。
秋にはきっと雪辱してくれる。




オウケンサクラ 桜花賞出走へ
桜花賞への出否が未定だったオウケンサクラだが、
前走後も特に悪いところはなく、
予定通りに桜花賞へ歩を進める事になるようだ。
アンカツが乗ったこぶし賞では楽に先手を取る好センスを見せたが、
勝負どころで追ってからすぐに反応しなかったので、
これだと早仕掛けがいるし、長い距離のほうがと思ったのだが、
前走のフラワーCではスローペースも味方に2番手から競馬を進めると、
11.7-11.3と一気に流れが速くなったレースにおいて、
ズブさを見せずに突き抜けたのにはビックリ。
これで、位置取りを2馬身くらい後ろに下げて競馬出来れば、
あらゆる展開に対応できる馬になるだろう。
本番では3番人気だろうか。期待はとても大きい。




ジャミール 予定通りに天皇賞春へ
初めて一線級の相手と戦った阪神大賞典で2着のジャミールは、
予定通りに天皇賞春に向かう。
前走でも全馬を飲み込みそうな勢いで伸びてきており、
最後はまた他馬と併せた脚色になっていたわけだけど、
条件戦でもG2でも同じようなレースになったということは、
まだ余力を残している可能性がかなり高いと言えるだろう。
次はもう一段階上の相手と戦う事になるが、
オウケンブルースリ、ブエナビスタ、レッドディザイアがいるわけではなく、
阪神大賞典から格別に相手が強くなるかと言うと、そんなことはない。
ジャミールにとって、都合の良いように相手のレベルが上がっていく感じ。

なんというか、順序良く相手が強くなっていくRPGをやってるような気分だね。
次も1~3着のどこかにいることだろう。
出来れば1着のところにいて欲しいが、それは選ぶ相手次第。
これも桜花賞同様にとても楽しみ。




ダノンシャンティ 予定通りにNHKマイルからダービーへ
毎日杯を圧勝したダノンシャンティは、
予定通りに皐月賞をパスしてNHKマイルへ。
昨年のアイアンルックこそ敗れたが、
毎日杯を制してNHKマイルに向かった馬は過去に5頭いて、
そのうち4頭がそのままNHKマイルを制しているという、
トライアルじゃないんだけど、最強のステップレース。
今年はシャンティがその王道を行く。
NHKマイルはG1ではあるが、同時にダービーへの前哨戦。
カメが勝ったときのように、余裕十分の勝ち方を期待したい。




トランセンド アンタレスSへ向けて始動
トランセンドは3月中旬に帰厩しており、
既にアンタレスSに向けて乗り込みが開始されている。
昨秋は使うごとに尻すぼみになっていたが、
リフレッシュされて挑んだ前走を快勝。
一騎打ちで下したフサイチセブンが非常に強い内容でG2を制しており、
(先週のマーチSを制したマコトスパルビエロも力負けした)
あれによって、こちらの評価もグンと上がった。
エスポワールシチーと戦える馬が皆無の現在のダート界で、
トランセンドとフサイチセブンの2頭にかかる期待は大きい。
調教ではまだ軽く乗っているだけだが、それでも非常に速い時計。
調教駆けする馬だが、さすがの動きだ。
マーチSを快勝したスパルビエロが相手になるだろうけど、
大きいところへ堂々と向かう為に、越えなければならない壁だね。

ただ、スパルビエロに勝って欲しい気持ちも捨てられないところ。
超えられなかったらそれはそれで、また鍛えれば良い話。まだ若いしね。
そんでもって、アンカツはスパルビエロでG1に挑めば良いので、
アンカツファン的には、このレースで困る事はないかなあw




ラドラーダ 阪神牝馬Sへ向けて順調
阪神牝馬Sを目標にしているラドラーダだが、
2月の初旬には帰厩しており、淡々と調整をされている。
もう2ヶ月近く、坂路で乗り続けられてるんだよねえ。
まだ派手な時計は出していないけれど、
これだけ丹念に乗られていれば、休み明けは大丈夫なんじゃないかな。
ブエナビスタ、レッドディザイアが順調ならヴィクトリアマイルに参戦するので、
この2頭を堂々と迎え撃つためにも、なんとしても勝ちたいところだ。
過去の走りを見る限り、やるだけの素質はあるだろう。