アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-03-14 18:57:57 | 競馬
今週の2重賞はまるで勝負にならなかった。
ピルグリムのほうは馬場ってことで片付けて良いだろう。
良馬場というには、あまりにも内のほうが荒れていて、
各レース、勝者からも馬場適性に関するコメントが出ているので明らか。
各騎手が意識して内をあけて走っているのが目に付くが、
逆に多少の悪化なら走れる馬が内に突っ込んで結果を出している感じ。
今の中京は騎手にとってとても難しい状態だと思われる。
もう1週間様子を見て、宮記念のことを考えたい。
逆襲を誓うガルダンにとっては悪く無い状態だと思うが。
ピルグリムとしたら、京都で行われる金鯱賞を目標にしたいところかな。

ザレマは最後まで太くなってしまったな。
1月31日に逃げて最後まで必死に粘るレースをして、
2月21日に長距離輸送で東京へ行き、
無理矢理馬体を絞る感じにして、G1を戦って長距離を帰厩。
そして今日3月14日、再び中山へ長距離輸送してみたら、
今度はまた増えてきたのだから、これはもう凄いとしか。
フェブラリーを挟まなかったらえらいことになっていたっぽいw
牝馬の場合、勝手に繁殖に入る準備を始めて、
それで競争生活が終わることがあるとよく言われるが、
(古い話だけど有名なのはダイイチルビーかな)
ザレマもそんな感じになっていたのだろうかねえ。
京都牝馬Sが最後の頑張りだったのだろう。
今日は4コーナーで既に闘志を失っていた。
本当にお疲れ様という感じだ。また明日触れたい。


さて、重賞でなんだか貧乏くじを引いているような結果が続くがw
来週のジャミールはそんなことはないと信じている。
続いてダノンシャンティ、ラドラーダ、トランセンドなど、
ここからは勢いのある馬が続くし、
ファリダットやらアドマイヤテンバやら、頑張って欲しい馬もたくさん。
今年は運気の波が早い周期で回ってる感じなので、
また1月前のように一気に各率を戻して欲しいね。






土曜 阪神
須磨特別 芝1400m フレッドバローズ
中竹厩舎、カナディアンフロンティア産駒の4歳牡馬。
ちょっと有名な2着量産馬の依頼が来た。
平場から競馬をやっているならば、
この馬を買ったことが無い人はまずいないだろう。
俺も再三に渡ってお世話になっております。
4コーナーでの手応えほどに伸びない馬だが、
ほどほどに伸びて連は確保する感じの馬。
スタートは無難で、行き脚はそれほど速くない。
かかるところはなく、どちらかというと気合を入れながら追走する馬。
大外を追走していると少し膨れながらコーナーを回るので、
それで最後の伸びを一つ欠いているのかも。
前走は初めての芝1400mだったが、
距離については1200より1400のほうが向いていると感じた。
3頭に負けたのはそのまま枠の差だったね。

マイネルクラッチ、アグネスサクラあたりとの戦い。
上位人気として上位で頑張ってくれることだけは分かる。
掲示板のどこになるかだな。



伊丹S ダート1400m 未定



若葉S 芝2000m ペルーサ
藤沢和厩舎、ゼンノロブロイ産駒の3歳牡馬。
デビューから2000mを続けて使われて堂々の連勝。
そんな大した相手と戦っていないわけだけど、
それらを一蹴しているので、まだまだ実力は未知数。
もしかしたら重賞の上位くらいに強いかもしれない馬なので、
今回の走りは大いに楽しみだ。
テンクウがまさかの大凡走で皐月に出れなくなったので、
この馬に頑張ってもらわないといけない状況でもある。
藤沢厩舎お得意の食わせ物なのかw それとも超大物なのか。
皐月賞に出るためには2着が必要なわけだが、
強敵が2頭いる今回はまさに試金石といった様相だ。

京成杯の勝ち馬エイシンフラッシュと、
若駒Sの勝ち馬ヒルノダムールが強敵。
エイシンフラッシュは重賞レベルで安定感抜群の好位差し馬で、
ヒルノダムールは相手に不利があったとはいえ、
おそらく世代最強馬であろうルーラーシップを撃破した。
どちらも皐月、ダービーで上位に来る馬だと思われ、
これらをまとめて撃破すれば一躍皐月の3番手だし、
一角でも崩せれば、皐月で戦う根拠になるだろう。
もし駄目だったら、大人しくダービー目指して青葉賞だ。
なんとも分かりやすくて良いね。







日曜 阪神
但馬S 芝2000m 未定



六甲S 芝1600m ファリダット
松元茂厩舎、キングマンボ産駒の5歳牡馬。
安田記念から長く休養していたが、いよいよ復帰戦を向かえる。
ウォッカ、ディープスカイ、カンパニーと、
昨年の安田記念で上位を占めた4頭のうち3頭が現役を去り、
3着だったファリダットにかかる期待はとても大きい。
OP特別ごときで負けて欲しくないところだが、
1年近い休み明けになるので、やはり万全まではいかないだろう。
力の違いを見せつけるレースとなれば良いのだが。

実力はG1ですら完全に上位に位置している馬なのだが、
賞金の加算には何度も失敗しているので、
安田記念へ向けて、そんなに遊んでいる余裕はない。
叩き台というわけにはいかないのが難しいところ。
出来れば勝ちたいところで、本気で仕上げてくるとは思う。

一週前の坂路では51.5の好時計をマークした。
栗東坂路の新怪物・ケイアイガーベラに次ぐ2番時計。
やれる限りのことをやっていることが分かる。
後は今週の追いきりでどれだけ負荷をかけることが出来るか。
やりすぎても駄目って所もあるので、本当に難しい話なんだけど・・・。
まあ、ファリダットの底力を信じたいね。



阪神大賞典 芝3000m ジャミール
松元茂厩舎、ステイゴールド産駒の4歳牡馬。
今年初戦の迎春Sを、中山で後方からひとまくりの大楽勝。
準OPでは次元が違うって所を見せつけた。
終いの甘さを出すこともなく、完璧な内容で、
短期の充電を経て、いよいよ天皇賞春へ向けて始動だ。
距離は長ければ長いほどに良いはず。
春天の本命にのし上がるくらいのレースを期待している。

この馬、何度か詰めの甘さを見せてきた馬だけど、
全力を出して詰めが甘くなっているのではなく、
抜け出すと気を抜いて楽走をしてしまうだけ。
何度か惜敗しているが、全て力負けではない。
同世代の菊花賞馬スリーロールスには完全な瞬発力勝負で敗れたが、
長い距離になってスタミナ他を問われるレースになれば、
きっと逆襲できるだろうとずっと書き続けてきた。
スリーロールスはその後無念の引退となってしまい、
こちらとしても無念にもリベンジの機会は奪われてしまったが、
強敵が消えてしまった今、代わりに堂々と頂点に立ってもらおう。

暫定現役最強馬であるオウケンブルースリが回避。
それを追う同世代の最強候補フォゲッタブルも回避。
牝馬のメイショウベルーガが人気を背負うであろう一戦。
それから同世代の中距離馬イコピコも人気。
2頭と人気を分け合うような感じになると思うが、
正直、フォゲッタブルと戦う前に負けてもらっては困るという気持ち。
最終目標の宝塚のオウケンブルースリまでを言うなら、
ここは前哨戦の前哨戦だ。

日曜日の結果

2010-03-14 14:38:26 | 競馬
9R ポールアックス 7着
好スタートから仕掛けて前へ。
予想通りに速いフェイクスターを追って2番手に浮上。
まず想像された展開でレースに入ることが出来たのだが、
10番のショウナンダンクが先手を諦めきれない感じで、
2番手外から突っかかり気味にこちらを煽ってくる感じ。
1200m戦で引く事は出来ないという判断だろう、
この馬が前に出ることを許さず、追っつけながら2番手を守った。
4角に入るところでの手応えは完全にショウナンに負けていて、
しかし入られたら終わりと必死に追っつけながら2番手を確保。
逃げるフェイクよりは脚があって先頭に立ちかかったが、
ここで完全に息切れした感じで後続の追い込みに飲み込まれた。

完全無欠の前崩れに。
ショウナンに警戒されていて、息が入らなかったのが敗因。
形としては全く予想通りの展開だったのだけど、
結果的にとんでもない早仕掛けの競馬になってしまった。
アンカツが前に行くとハイペースと昨日どなたかが書かれたが、
このレースはまさにそんな感じのレースになった。



11R ザレマ 12着
最後まで太ってきたねえw
好スタート。仕掛けて前に進出。
ブライティアパルスが内に切れ込みながら進出し、
それに続いてブラボーデイジーと並んで4番手から。
2番のウェスタンビーナスがコーナーを普通に回れず外に来て、
それの影響ですぐに内に入れなかったのは小さなロスだが、
すぐに3番手に上がって内に寄せることに成功。

レースは逃げを打ったブライティアが予想外の暴走を開始。
大きく離れてショウナンラノビアが2番手で、それにぴったりつく形。
ザレマの1000mは1分程度で、やや速いくらいか。
最後のレースなので、動かして行こうという感じはする。
1200mを通過してブラボーデイジーが動き、
それと同時に前との差をじわっと詰めて行ったが、
勝負どころでの手応えがほとんど残っていなかった。
直線に入ったところで終了、粘るとかそれ以前の問題だった。

レースとしては、最後だし前に突っ込んでみようと考えていたのだろう。
早仕掛けは早仕掛けだが、納得のいくところではあり、
先団の中で一番最初に沈んでしまった以上、どうしたって無理だった。
フェブラリーSを使った(疲労)でもあったのか。
輸送レース輸送レースの繰り返しだったからねえ。
何とも残念だった。

とりあえずこれでザレマの競争生活は終了。
長い間この馬には楽しませてもらいました。
何でそれで差されるのか、ってのの繰り返しだったわけだがw
思い返せば、どれも楽しく悶絶することが出来たなあw
競争生活終盤は馬体が増えて増えて仕方ない感じになってきたが、
繁殖に入る準備でも始めちゃってるのかもしれないね。
お疲れ様でした。いい子供を出してくれよ。



12R スマイルミッキー 6着
ゲート入りの順番がバラバラで、さらにベルモントガリバーが落ち着かず、
なんかゲートの開くタイミングがおかしかった。
運悪く出遅れるタイミングで開けられてしまった。
すぐ外のタイキジャガーがこちらよりも圧倒的に速かったことで、
逆に即座に目標を切り替える形でタイキの外へ。
そこから少し加速させて、2番手の外につくことに成功した。
外に出すところの切り替えが抜群に巧かった。

タイキの平均ペースに乗っかって、抜群の手応えで追走。
手応えが良すぎて、いつでも行けるぞという構えのところを、
まだ早いと待たせながらの追走。折り合いはついている。
4角前あたりからじわっと進出開始、持ったまま。
後ろの大本命ベルモントガリバーはむしろ追っつけ気味で、
こりゃ楽勝か?って手応えで4角を回って直線に入った。
タイキと並んで直線の追い比べに入ると、
なかなか抜け切れないもののジリジリと先頭を奪って粘りこみ。
しかし最後は後ろから来た本命馬たちにねじ伏せられる格好で、
わずかに遅れをとっての6着でフィニッシュした。

惜しかったが、これはよく走ってくれた。
伏兵として逃げ粘りかと思いきや、まさかの横綱相撲でのレースにw
アンカツが乗って2戦、立派に現級の上位馬と戦えている。
次は本命サイドの馬になると言い切っても構うまい。
人馬の相性が良いのは間違いないだろうね。