アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2010-03-06 18:22:01 | 競馬
また土曜日を潰されてしまった。
誰か変わりに働いてくれないかな。


チューリップ賞は軽い不利が大きくなって沈んでしまった。
スタートこそ一息だったものの、
軽く仕掛けられるとサッと反応して先行集団にいたのだが、
6番のマスターセイレーンが内から外に出てきて、
11番のグリューネワルトが外から内に入ってきて、
進路が狭くなりそうな雰囲気だったところで無理せず待機を選択。
(狭くなってから、2頭が逆に寄れてもう一度道が大きく開いているが)

横からの映像では、そこからパミーナに入られて躓いたように見えるが、
パトロールを見る限り、発端は11番のグリューネワルト。
この馬が内に切れてからすぐに外に戻ってきたことで、
後ろについていたパミーナの前がなくなりかかって小林が引っ張って下げ、
その真後ろにいたクルーズの進路を消してしまっている。

パトロールを見る限り、クルーズはずっと真っ直ぐ走っているんだけど、
前を走っていた馬達がふらふらで、その影響をもろに受けてしまった。
これでは走りのリズムも何もあったものではなく、
これで最後、メンバー中2番目の脚で伸びてきているのは凄い。
クルーズの能力の高さだけが感じられるレースになった。

アンカツはこの程度の相手は捌けると考えていたのかもしれないが、
障害物は障害物で、それについて強弱ってのはあまり関係ない。
勝負に全く関係ない馬を避けられずに負けてしまった感じだ。
表現は悪いだろうが、自爆テロに巻き込まれた感じだな。
勝負の分かれ道は、マスターセイレーンが外に寄って来たところだった。

ただ、今回のレースはあまりにも多くの馬が最初からフラフラしており、
これについては、馬場が悪かった事は多分に影響しているだろう。
馬場の綺麗な良馬場ではあまり見られないケースだったとは思う。
よって、馬群の中で競馬をすること自体は悪くはないと考える。
実力上位の1頭ではあるが、実力断然というわけではないのでね。
今回みたいな事は、割り切って考えないといけないか。


今日の4頭について思うのは、全て雨の影響を悪いほうに受けたって感じ。
リベラだけは出遅れなきゃなんとかなってたと思うが、
この馬にはこれが付き物であると、久々に思い出すことにw





日曜 中山
10R サクセスオネスティ ▲
尾形助手
「今は本当に具合がいいし、中1週と間隔が詰まるのもむしろ歓迎。
 昇級でも期待は十分」
今日の12Rと同様に、それなりの実績を持つ馬が多数揃った一戦。
人気的には7番手くらいになりそうだ。これは妥当なところだろう。
しかし陣営は自信がありそうなので楽しみにしたい。

まず、12番のストレートインが凄い速度で先手を取りそう。
この馬はテンを33秒台で入っていく馬だからね。
テンの速さだけなら重賞でも通用する馬だ。
これを追って7番のヒシアカデミーが番手か。
2番のフミノパシフィック、6番のリボンノキシ、3番カフェレジェンド、
これら先行馬も、いつも通りに気合を入れて前に出て行くだろう。
9番ドリームクラウン、13番ファイナルスコアー、
人気を背負う馬達と共に、サクセスも好位の後ろからか。
コンティネント、ジェイケイボストン、ダノンブライアンもある程度動く。

まずストレートインの存在だけでハイペースが確実だが、
上記の通りに、出走馬のほとんどが先行馬で構成されているので、
最初からかなり激しいレースになりそう。
日曜も雨が残って重か不良の馬場になりそうなんだけど、
これだけ揃うと、それでも前が崩れ気味になると思われる。
スリーアリストの強烈な追い込み炸裂する可能性が高いか。

正直、先団は何も残らないくらい速くなると見ていて、
(ドリームクラウンより前にいる馬)
ドリームとファイナルが抜け出しを計った前後、
連れて動いている馬達の決着ではないか。
サクセスもその一団にいられると思う。
相手は強力だが、今の充実度を信頼してまずは単複を買いたい。
今週の調教の動きではNo1だからね。

ファイナルスコアー、ドリームクラウンは、
前者が微妙な斤量、後者が自身の特徴によって甘さを見せると思う。
そこを最後に来たスリーアリストが差しきるだろうと思うんだけど、
もう1頭、ダノンブライアンの差し脚も効いてきそうだ。
スリーアリストから4頭へ流すのが基本かなと思いつつ、
サクセスに頑張って欲しい気持ちも込めて、
3連単2頭軸マルチで3頭に流そうと思う。




11R アドマイヤテンクウ ○
松田博師
「前走まではどこか頼りない感じだったけど、
 トモに肉がついて、弾けるような走りになってきた。
 さらに出来は良くなったので期待したい」
2戦目でまさかの大負けした時にはどうなることかと思ったが、
休養を挟んで栗東のウッドコースで調整して、本当に良くなった。
まだまだ良くなりそうなのが嬉しいが、
皐月賞を目指す上で、発展途上でも連は確保したいレース。

ただ、あくまで大目標はダービーである。
前走、中山重賞でいきなり逃げて2着を確保したわけなんだけど、
それでセンスが抜群かと言うと・・そういうわけではないだろう。
新聞でそんな文字を目にしたのだが、それはさすがに違和感があったw
前走でも、コーナーを綺麗に回れていないしね。
小回りを回るのはそんな得意な馬ではない。
中山のコーナーで加速がつかないままに直線に入っているので、
だからエイシンフラッシュに一気に抜け出しを計られたのだ。
距離を進んで加速がついてから差し返していることが意味するものは、
「テンクウは相変わらず小回りが下手」ということに他ならない。
そこについては楽観視すべきではないだろう。

ここは能力で3着を確保する事は容易だと思うのだけど、
ここでエイシンアポロン(ヴィクトワールピサ)に負けるということは、
上に何頭かがはっきりといる状態での本番となる。
今回を使ってまだ前進するのは前進するとして、
3着で皐月に進んで上位と呼べるかと言うと、それはかなり疑問。
その弥生3着で困るのは、ダービー前にもう1戦必要になるということ。
広い東京(青葉、プリンシパル)や京都(京都新聞)を使えば、
九分九厘権利を手中に収めるだろうとは思うけど、
それだけ使ってダービーで万全の態勢で行けるかと言えば、
その答えはNOと言わざるを得ないだろう。

当然ながら、出来れば勝ちたい。
ただし、ヴィクトワールピサがとても強い事は改めて語るまでもなく、
今回はまだこれを越えれない可能性が十分にある。
それは仕方ないとしても、皐月で戦う感触は2着以内でしか得られない。
朝日杯2着のエイシンアポロンに先着を果すことで、
ローズキングダムがある程度近いことを感じておかないと。
1着なら最高、2着なら合格、4着以下なら立て直しが効くのでOK。
3着だけは、先を考えるとあまりにも煮え切らない着順で避けたいところだ。
3番人気の馬に向かって、3着は避けてくれと祈るのも変な話だがw

大外枠になったわけだが、当然有利ではないが大きな不利でもあるまい。
10番コスモヘレノス、9番スマートジェネシスが行くだろうから、
それに続いていくような感じになるんじゃないか。
11番ダイワバーバリアン、12番ビッグバンも先行しそうで、
想像するに、外の馬が内を被せ気味に1角に入ることになりそう。
テンクウとしては、これらの外には行き過ぎず、
ダイワかビッグの後ろに滑り込む感じで内に切れ込んでいって、
ヴィクトワールあたりを閉じ込める感じの5番手外が理想。
さらにエイシンアポロン、ミッションモードと内枠に揃ったので、
出来ればこれらを一度後ろに追いやりたいところだ。
外枠5頭の内への入り方次第では、
一気に有利な展開になる可能性があるので楽しみ。
逆に、内から何頭かの抵抗があった場合。
その場合は一番外のテンクウがグッと不利になると思われる。
その時は出して3番手まで上がりたいのだが、
内が抵抗すると分かった時には1角がかなり近くなっているだろうから、
無理に出して行くと大きく外に飛んでしまうかもしれない。
特にテンクウは小さいコーナーが得意ではないので。
この時は、覚悟してしっかりと下げて内に寄せたほうが吉と出るだろう。
言葉にすると簡単(・・・でもないかw)だが、
そこはアンカツが巧く誘導してくれると期待したい。

道中は淡々と流れるだろう。
エイシンかヴィクトワールが動くまで誰も動かないだろうから、
テンクウもしっかりと脚を溜めて直線の攻防に備えたい。
といっても、加速がつくまでに時間がかかることを考えると、
多少外に振られようとも、4コーナー入り口から加速させたいところか。
ヴィクトワールの始動を待っていたら、そこでレースは終わるだろう。
これについては、ジャミールが本当に上手だったんだけどね。
あれが中山で外を加速するための最高の入りなんだけど、
テンクウにそんな器用なことを求めるつもりはないw
不器用でもいいから、なんとか加速気味の状態で直線に入って欲しい。
直線のヨーイドンだけなら、ヴィクトワールすら凌いでいるのだから。
その態勢に持ち込めたら、アンカツの仕事は完璧に終了。
後はテンクウが頑張ってヴィクトワールを退けてくれるのを期待だ。


単複を買っておけば簡単に当たるとは思うけど、
ここは気合を入れて単勝系だけで勝負したい。
単勝1点、ヴィクトワールへの馬単1点、
テンクウ→ヴィクトワール→エイシンの3連単1点で。

雨については、みんな同じとして考慮していないがw
不良まで行ったらさすがにいろいろと変なことがあるかもしれない。
まあ、その時はその時だ。とりあえず力通りに。