ゲーム・コミック・遊び雑談

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クローズアップ現代で取り上げられた「将棋」 (その他)

2011年06月04日 08時55分04秒 | ボードゲーム
先日のNHKのクローズアップ現代で「中国の天才少女」だとか『将棋』をテーマに取り上げられていました。まあ色々ありますが、私が目を引いたというかここで書いてみようと思ったのは、『某大手ゲームメーカー』・・・ひたすらゲームメーカーとしか言われていなかったですが、ソニックの人形が飾ってあったりバーチャファイターが映っていたり、どう考えてもあのメーカーとしか思えないのですが(元々、オンラインスクールの事があったのですぐにピンと来ましたが)・・・そのメーカーの人の話で「どんなに面白いゲームでも2、3年で飽きられてしまう」しかし将棋は何百年もルールが変わらずに多くの人に遊ばれている、という所です。

将棋の御先祖はインドの『チャトランガ』でそれこそ何千年も遊ばれる中で改良を繰り返してきた訳で、将棋のプロの歴史400年というのはそれに比べると短いのですが・・・まあそれは置いておきましょう(なんのこっちゃ、という感じですが)。

昔は遊びが少なかった訳で、とにかく将棋というものは徹底的に研究されて来た訳です。将棋というのは、これがまた実に奥が深くて複雑怪奇で、究めようとしても一生かかっても究め切れないものです。わずか9×9の盤上で8種類の駒なのですが、恐ろしく複雑なのです。

特に人間対人間の勝負ですから、一方が工夫してももう一方(先手と後手、と言った方がいいのか)も工夫し返して、必勝法など到底生まれない・・・どんなに優れた作戦に対しても必ずその対策がある、果てしない道なのです。

・・・・・・しかし、こうしたゲームというのはいくらでもあるのではないでしょうか(或いは「作れる」)。ただ、そこまで大勢の人に長い間突き詰められてこなかったというだけです。やり込めば様々な戦術が生まれ、人間同士が戦えばギリギリの勝負になります。

例えば何があるか、というと具体的にはすぐに出てこないのですが・・・「大戦略」とかだとランダムの要素がありますね。まああっても別に良いと言えば良いのですが。

私がかつて考えたというか他に言う人が居たのは、「スト2」ですね。「スト2は将棋のよう」と言われた事もあり、私は逆に「将棋はスト2のよう」と思ったものです。

対戦格闘ゲームというのはまさに一対一の勝負です。長い間対CPUのゲームしかなかったものが、業界の流れを変えたものです。バランスの良い格ゲーは、日進月歩で様々な戦い方の工夫や色んな説が飛び交い、それこそ一生やり続けてもいいと思ったものです。そして某ゲーム誌で「プレイヤーのプロ化」の噂が語られたり・・・・・・

「スト2ダッシュ」は純粋な改良でした。「ターボ」から段々と怪しくなって行った訳ですが・・・

他のメーカーも真似をして亜流を出したり、結局ゲーム業界の流れがそういった『ゲームの固定』を好まないというか許さないというのが実際の所でしょう。ゲーセンの方は同じゲームでインカムが稼げれば問題ないけどメーカーの方は新しいのを売らなければならない。

あとゲームの場合はどうしてもハードの進化で古いゲームは映像や音等見劣りしてしまいます。元々、ゲーム業界の方がそういうものを放棄していたようなものだと思います。

だけど一人のクリエイターとして(そうでなくても)、長く遊ばれるゲームというものに魅力を感じるというのは分かります。


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