ゲーム・コミック・遊び雑談

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犯罪者同然のアメリカ中学生チーム(コミック)

2008年09月12日 18時18分32秒 | コミック・アニメ
結局あのアメリカ人チームの存在は一体何だったのか・・・?

ひたすら主人公側からの視点とすれば、謎のミイラ男の道場破り、仲間の怪我、妹の誘拐・・・そして包帯を解いて外人と分かり「日本の柔道は弱い!」などと挑発的な発言。そして野試合から対抗戦へ、常にドラマが展開されてそれを順番に解決していく、ただそのための演出のための存在であってそのためだけに登場しているような感じで、あのアメリカ人達自体は一体何のためにそんな事をしてきたのか・・・?

甚だ不思議でおかしな連中です。「日本柔道の絶滅が目的」とハッキリ言っていますが、何のためにそんな事をするのでしょう?

正式な友好の使節でなく個人的に日本に来ているようです。日本に滞在するだけでお金がかかるでしょうに・・・4人は常に一緒に行動して道場破りの看板取り、キャプテンは1人で行動して「日本の風呂は実にいい・・・」などと日本文化を満喫している様子。

労働者として来ている訳でもないでしょう。「日本柔道絶滅のため」わざわざミイラになって陰で嫌がらせのように荒らしている・・・

彼らの親全員、あるいは1人の親が富豪で「君達の好きなように過ごしてきなさい」と太っ腹でお金を出してくれたのか?

妹を誘拐しての決闘にようやくキャプテンが事態を収拾すべく対抗試合を申し出る。それがなければまだのんびりしていたのでしょうか?キャプテンは1人違う理念で動き、別次元の強さで闘っているとは言え、チームを率いて仲間としての意識もある。一体どういう目的で滞在しているのでしょうか?

日本柔道絶滅、と言うけど神奈川県のA地区の中学校だけをひたすら荒らして、看板を取ってくる事が日本柔道の絶滅になるのか?誘拐までやって、警察沙汰になってもおかしくない、殆ど犯罪者のような連中です。

空手を取り入れる事もおかしな事ですし・・・この続きはまた後日書きますが、とにかくろくに設定を考えられていない、御都合主義というか主人公の問題勃発から解決するためだけに存在する訳の分からない連中でした。