ゲーム・コミック・遊び雑談

TVゲームの話がメインですが、コミックやその他の遊びなど色々と。お気楽な話から業界への苦言まで。

鉄拳とバーチャ

2007年06月25日 00時28分47秒 | 家庭用
私は格ゲーはストII以外は認めない主義でしたが「バーチャファイター」は流石に認めざる得ないかな?という考えになっていました。

飛び道具、無敵技のあるストIIに対してバーチャは現実に近い・・・と思ったりしましたがよくよく考えると人がドンドン宙に浮かせられていく様も非常識ではありましたが・・・・・・

とにかく当時のセガの技術力を見せ付けた、特に「バーチャ2」が最高潮ではなかったかと思います。私が注目したのも2の時でした。

それに比べるとナムコの「鉄拳」は無理矢理バーチャに対抗したような、二番煎じ・・・(何を持って二番煎じと言うのか・・・全ての対戦格ゲーがストIIの二番煎じとも言えたけど、この場合は3D格ゲーに関しての事でした)、ソニーの要望のためのような、私的には非常に嫌うコンセプトによるゲームでした。

キャラクターがふざけていて、操作的にもバーチャの本格派を思わせるものとは違ってオチャラケの雰囲気が漂っていました。

ゲーセンでは全くやる気がしなかったのですがPS版が発売されてやってみると、意外に遊べるというか一種のテンポの良さ、爽快さ、といった良い点が目立ち、不快さは殆ど感じませんでした。

ある人が言うには、バーチャに本格派を譲りながら鉄拳は笑いをとり優れたセンスとバランス感覚がある、そうです。確かにそんな気がしてきました。本格派ばかりが正しい訳でもなく、鉄拳のスタイルはスタイルで一流のエンターテイメントであったのかも知れません。