さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

酒田2軒目のスナックに

2021年11月27日 | 東北シリーズ


繁華街の真ん中なので、バーやらスナックやらが沢山あって、どこに入ったらいいの
やら。近くをぐるりと回って、引っ込んだ2階、漢字の店名なら寂れた雰囲気で年配の
女性がやってるんじゃねーかと、ここにした。


常連のおじーさんがひとり飲んでいた。予想通りのママさん(^益^;

東京から来た旅行者と聞いても嫌がられない雰囲気^^ 最上屋旅館に泊まっていて
久村の酒場で飲んできたと言ったら、隣のおじーさんが「向かい側に座っていたよな」と
つぶやく。そういえば、対面式のカウンター席で真向かいに座っていたおじーさんだ!
ママさんは「偶然ですねェ!」と喜ぶ。

「どうしてここに来たの?」と聞かれて、「おばーさんがいそうだから」とは言わずに、
「なんとなく落ち着いた雰囲気がよさそうだったから♪」とウソではなくに答えました^^

おじーさんが帰っていくと、入れ替わりに聞きなれた元気な声のおばさんが入ってきた。
「4人いいですかー?!」 ここまで来たかwww

ママさんに宿泊先を聞かれて大きな声で「最上屋旅館です!」と答えると、ママさんは
「まー偶然!こちらのお客さんも最上屋旅館ですよ!」と私を紹介。

「はいはい。旅館の部屋にいたら元気な声が聞こえてきて、久村の酒場で飲んでいたら
4人で入ってきて、最後に残っていた芋煮を注文してましたよね^^;(実はカウンター
で次に狙っていたのをかっさわれたのだったw)」と言うと、「きゃー!ずっと一緒
だったのね♪」と大騒ぎ。

旅館も酒場もスナックもいくらでもあるのに、全部追っかけてこられるとはなんという
偶然。まるでストーカーかパパラッチ? しかしあちらは仲良く4人組で楽しんでいる
ので、俺なんか関係なく、逆にどこに行っても俺が先回りしていたような?

実に俺が生まれ育った東京の下町の人たちで、それも偶然で話に花が咲いてこの夜は
遅くまで賑やかに飲んだのでした。


そういえば昨夜の天童でも、同じホテル(なんと隣の部屋)のやつとスナックの
はしごをしたんだっけなあ。。。

元気な4人組は明日東京に帰るという。俺みたいに一週間旅するやつはあまりいない。
俺は明日も酒田で飲むと言ったら、ママさんは「ここらは日曜は休みばっかりよ。
あなたのために開けてもいいけど?」と親切に言ってくれたけど、さすがに俺ひとりの
ために開けて待っててもらうのも気が引けるし、それはお断りしたのでした。
定休日にふたりきり、、、愛が芽生えたら大変。ゆきずりの恋になっちゃう(^益^;