さて新庄から酒田に向かいます。
「抑止すったが?」 これは・・・( ゚Д゚)?
「停止」じゃなくて「抑止」とは? まさか核兵器の「戦争抑止力」?
こういうときは、すぐにググる。
「抑止を確認したか?」線路内で作業をする保線員等に向けた注意書きだそうです。
大掛かりな作業をするとき列車の運行を見合せること(抑止)があり、その確認を
したかという意味だそうです。
アナウンスで「奥の細道最上川ライン」という言葉が流れました。芭蕉はあちこち
漫遊したので、ホントあっちこっちに由来の何かがあるなあ。
ここの車窓がまた素晴らしい。
赤湯から新庄まで庄内平野を最上川にそって北上してきましたが、新庄からは川の
方向が変わり、最上川は酒田に向かって西に向かいます。
車内アナウンスが入り、「この先で最上川がよく見えるので、スピードを落とします。
絶景をお楽しみください」というサービス。
三陸鉄道のときと同じで、地元民はほぼ無視。俺を含めたわずかな旅行客が写真を
せっせと撮っています。
風力発電の風車が見えました。
鳥海山が見えてきたと思ったら、おっ、また白鳥さんたちがいる!
おおお。
シベリアに住んでいる方々です。
「余目」(あまりめ)に近づいてきました。約1時間の最上川ラインです。
終点の酒田が近づいてくると、いよいよ鳥海山がきれいに見えてきました。今回は
ここから南に向かいますが、いずれあそこにも行かねば。
秘境ですからねー。