さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

秋田のバーへ

2016年06月29日 | 東北シリーズ



さて夜となりました。ホテルからは夜の繁華街、川反へはすぐ。ちなみに最近は
夜の繁華街に近いホテルを選ぶようにしているのだ。酔っ払ったあとに電車に
乗ったり長く歩いたりするのは嫌だからねー(^益^)w



昼間に通ったところです。この日は一軒目に居酒屋を控え、右の中華料理屋で
飯を食う。何せ連日飲んでいて、前日はだいぶ飲み過ぎたので二日酔いが残って
おり、二軒目のバーを重視したのであ~る。



おお、なんか懐かしい感じのラーメン屋さん。



ワンタンメンを注文しました。チャーハン&餃子にも惹かれたのですが、あまり腹を
パンパンにしてからバーに行くのもなー。



というわけで、今夜のバーはここに。



なんかオーソドックス。バーのドアは中がわからないようになっているので、開ける
瞬間にちと緊張するんですよね~^^;



実に正統派のバーでした。バーテンダーは男性と女性ひとりずつ。一杯目には
いつものフルーツ・カクテル。今の時期、ちょっと旬の果物がなあ~。
さくらんぼがあったら?



そしておもむろにウィスキーに移るのである。ラフロイグの素晴らしい味わい♪
それにしても、どうして秋田にはこういうバーが多いのだろう?


イザベラ・バード、秋田の外国料理屋に喜ぶ

 バードは久保田(秋田)に到着します。商業や工業も盛んな町で、そこには外国料理屋(たぶん「西洋」という意味)があり、彼女は素晴らしい牛のステーキやカレーを食べて、「目の輝く」思いをします。「道なき道」を通り、まともな宿屋に泊まることもなく田舎町そして山の中を進んできたので、とても気持ちがわかりますねェ。

 「キュウリや外国製の塩、マスタードも手に入った」と喜んでいます。でも「キュウリ」って…田舎を旅しているときに、「食事には米とキュウリしかない」って文句言ってたじゃないか~。確かに御飯にキュウリじゃ辛いけどね^^;でもさ、この時期、初夏には日本中でナスやキュウリばっかり食べていたんですよ。

 やたらに出てくる味噌汁と沢庵は「臭くて食べられたものではない」と文句を言っていました。しかたないよねェ^^;
そして食べたくてしかたのない牛肉や豚肉どころか、日本人は鶏をつぶすということも嫌がる文化なのでした。明治時代には、ほとんどの日本人はまだ肉食ではなかったのです。


秋田(久保田)への旅とイザベラ・バードの旅

2016年06月27日 | 東北シリーズ



ホテルへ向かう途中、これは大正時代に建てられたお菓子屋さん、「高砂堂」です。



ここは夜の繁華街の真ん中にある北洲飯店。左は居酒屋です。どちらもお世話に
なりました。後で様子をお伝えします。



風俗ビルもある。こういうのって豪勢な造りになっていたりしますよね。それだけ
お値段も高くなるってか?



夜はにぎやかになりそう。



メイン通りから奥に入った路地裏にもいろいろとあるようです^^



怪しい暗がりの奥には、小さい店がひしめいているようですね。



そしてこういう店もある、と(^益^)b 熟女かぁ~。「若奥様」っていうと
「熟女」が出てきそうなので、最初から「熟女」っていうと…?

さてホテルに到着。ここは天然温泉のスパ施設が併設されており、宿泊客は何度でも
入れるのです^^ というわけで、とりあえず風呂にゆっくり入り、それから夜の
出動に備えるわけだー(=゚益゚):;*.’:;


イザベラ・バードの秋田旅行記 1

明治時代に、イギリスから女性旅行家、イザベラ・バードという女性が日本にやって来ました。これがまたすごい冒険家のおばさんで、19世紀に船でハワイへ渡ったり、アメリカの大西部を旅し、朝鮮半島や中国を巡り、インドからチベットに行き、中東のペルシャも横断するという、よくまあ生きて放浪できましたね、という旅の達人なのである。

そのイザベラさんが、1878年(明治11年・当時46歳)に日本にやってきて、まず横浜から北上して日光へ行き、そこから新潟へ、さらに日本海を北上して秋田、青森、そして北海道に渡ってアイヌ民族に会っているのです。いったん横浜に戻り、こんどは京都、大阪、神戸、伊勢参りにも行きました。

その旅の記録としてUnbeaten Tracks in Japan(日本の道なき道を行く)という本を出版しています。これから少し、彼女が秋田(当時の久保田)を旅した様子をご紹介しましょう。

最初に現在の秋田県に入ったところ、大曲の少し先の神宮寺という町(村?)に宿泊したときのことです。当時の日本の宿が普通そうであったように、そこも「暗く嫌な臭いがして、部屋のしきりは障子だけ。白カビの生えた庭が見え、そこにはぬるぬるした ”protococcus viridis”が繁殖していた」とあります。その見慣れない単語はナ~ニ?と調べてみたら、「主に外壁を汚染する緑の藻類」だそうです。庭だから、もしかしたら風流な苔かもしれん、と思ったけれど、バードさんが来たのは梅雨の時期。雨が降って蒸し暑く、「とにかく何にでもカビが生えてしまう」と嘆いているので、やはりジメジメしていたのでしょう。

部屋には蚊が飛び交って、畳には蚤だらけなのに苦しみます。もっとすごいのは、灯りを消して寝ていたら、人の気配がするので目を覚ますと、何十人もの人々がひしめきあって自分を見つめていたのです!そっと障子を全部はずして!外国人が珍しかったのです。それにしても、なんとひどい失礼な野次馬根性。

しかしですね、バードさんはこの旅を振り返って、日本人の礼儀正しさ、この国の平和と安全をとてもほめたたえ、好印象を持って去って行ったのですよ。


秋田は美人とバーが多いらしいぞ

2016年06月25日 | 東北シリーズ



秋田へやってきました。マイルが貯まってどこに飛ぼうか、と考え、沖縄や
北海道、いろいろ考えましたが、まだ行ったことのない街で、酒が旨くて…と
思案していると、美人も多いという噂(ホントかよ)
の秋田となったわけです。

到着した秋田駅前には、ご覧の通り、いきなり美人の巨大ポスターだ。



駅前はだだっ広い。とりあえずホテルへ向かうが、その前に昼飯だ。



ここは名物の稲庭うどんを出すチェーン店らしひ。まず入る。



おお、田沢湖ビールとは、ちと懐かしい。つまみにハタハタ。身が柔らかい。
好物の「にしんの切り込み」があって心揺れるが、そうなると日本酒になるので
とりあえず我慢する。



比内地鶏入りゴマだれで頂く。嬉しいのが「いぶりガッコ」であ~る(^益^)b



またしばらく歩くと、「にぎわい交流館」があった。な~んかお役所仕事のハコもの
って感じですよね~。大きな建物で見晴らしがよくて、テッコンキンクリートで
出来ているのは親しみが感じられないなぁ~。こんなんでジジーババーが集うのか?



その横にはこんな秋田美人が。ううむ、写真ではいるが、街を歩いていて見ないぞ?



おお、古風な百貨店。よくぞ残って頑張っていらっしゃる^^



せっかくなので、中に入ってみよう。



おお、すごく広い。でも一階だけなの?

夜に居酒屋の女将さんと話しました。聞くところによれば、ここは3階あったのが、
いまや経営縮小で1階だけになってしまったとか。かつては屋上に子供遊園地があり、
秋田では何かご進物があれば、「木内デパート」の包装紙が立派なステイタスだった
そうです。これからもがんばれー(^益^)b


広告バナー

2016年06月24日 | らくがき



ネットを開くと、やたらにこの見たくもない顔が出てくる。
なになに? 13年連続「株」で2億円稼いでいる人なの?

26億円も稼いでいたら、フツーこんなことしないよ?
自分だけ儲けて、あとは使うこと考えるだろうけれど?

改行されているから、13年連続で何だか書かれていないことが
あって(たとえば13年連続彼女なし、とか)、んで株で2億円
稼いだのかしら。

ちなみに株で儲けるには資本が必要です。100万円投資したって、
「なんと2倍!」になったところで200万円になるだけです。
つまり資本金が大きくないとフツー儲からない。だから10億円
投資できる人は、20%の値上がりだけで2億円稼げる。
資本金が大きくないと、あまり儲からないものなのです。

何倍にもなる可能性のある商品はそれだけリスクも高いので、
何度も何倍にもなって儲け続けられる可能性は限りなく低い。
これは「競馬必勝法」と同じくらいバカげた話でしょう。




1日30分だけで継続して稼げるのかー。これを「無料」で
教えてくれるなんて、じゃあこの人なんのためにこんな
バナー掲載に莫大な広告費を払っているの?

う~ん、そんなことも考えないくらいの「楽して儲けたい」
おバカ3を相手にセコイ商売しているわけかー。

ところで最近のこういうバナーって、そのPCを使っている人の
情報を分析して、関心高いと推測される内容が出てくるとか?

なので私がページを開くと、よく温泉旅館だとか酒の広告が
出てくるのです。このアホウなバナーも、俺にふさわしいのか?



するとこんなのも出てきた。やたらに新聞にも出てくるやつだ。
高齢化が進んでいるからなー。俺って、もしかして「たちあがれない」
スケベなおっさん、と認識されているのかしら…?


様々な鉄道車両~京都鉄道博物館

2016年06月15日 | 関西シリーズ



カッコイイよねえ?! 小学生の頃、HOゲージだのOゲージだのといった鉄道模型に
憧れました。もちろん子供には手の出ない高級品でしたけれど。なかでもこの機関車は
花形のひとつでしたねェ。



これは古い型の特急ですね。なんだか犬でこういう顔したのいるよね?



トワイライトエクスプレス。大阪から札幌まで、ほとんどまる一日の旅。何が何でも
恋人と乗らないとね(=゜益゜):;*.’:;

このゴージャスな寝台車は、是非内部を見せてほしかったなー。こんなん外側から
見ただけじゃ意味ないじゃん!



こういうのは乗れなくてもいいけどさー。三丁目の夕日だよなあ。



壮観です。鉄っちゃんじゃなくてもため息が出るよねェ(^益^)b



人にたとえれば「おじさん号」?



力強さ、鉄の凄まじさを感じますね。近代文明の立役者であり、自然や野生動物を
蹴散らす力の象徴でもあります。



コレ、機関車が乗って回転するのですが、南千住にあったような…。



10分の乗車体験ができるSLスチーム号。汽笛が迫力です。この近所に住む人たちは、
ひっきりなしにこの音を聞けるんですね^^