さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

武雄温泉を彷徨う1日

2024年07月31日 | 九州シリーズ


武雄温泉には2泊ですから、2日目の昼間は宿の近所でブラブラ過ごす。朝も
たっぷり温泉に浸かりましたよ^^


温泉郷から駅を通過し、車がたくさん通る街道を歩いて物産館にやってきました。
長い距離を歩くと暑いのなんのって。。。


「ワールドみやげセンター」って、、、「ローカルみやげセンター」でしょうに。
意味じゃなく雰囲気で決めたな? 「地酒」と言えば聞こえがいいのに、「ローカル」
だとよくないのか。


長い距離を歩いてきたけれど、旅の途中だから荷物になる買い物はしない。さっと
ひと回りしたら終わりだ。。 でっかいスイカを売ってて、安くて美味そうだから
とっても食べたくなったが、しかたないよなあー。ちなみに東京だとスイカが
とっても高いの! しかも近年はカットしたのや小さいのばっかり並んでるし!


街道沿いで昼飯を食べようかと思ったが、熱いラーメンだの食べる気がしなくて
ショッピングセンターまでやってきた。あそこなら何かあるだろう。you meって、
「ユー・ミー」じゃなくて「ゆめタウン」なんだなw なら「yume」と書いて
ほしいじゃないか!


おほー! 子供が喜ぶぞー!!! ガザの子供たちを思ってじんわりしたのでしたw


ううう、こちらも一種類じゃない! これとビールを頼んだら変かな?!
気持ち悪いとか思われそうなのでやめておきました。。。


やっぱり俺はこっちか。


あれっ!!! ビールないのね?! こういうとこだとそうなの???
だから水! 暑いとこ歩いてきたのに! 団子屋さんでお茶がないとか、そんな
感じじゃないですか?! 社長出せコラw


武雄市の図書館はすごく立派なんだぞ。


たぶん撮影は禁止でしょうから撮りませんでした。HPより転載です。


この左端に座り、池澤夏樹の『また会う日まで』の続きを読む。小樽の図書館で
読み始め、その後長野で続きを読みました。海軍の話だから、これから行く佐世保
が出てきたぞ。ちょうど主人公が若かりし頃の初体験の赤裸々な描写があった
ところで、ついのめり込んで読む♪ まだ半分もいってない長編だから、今度は
どこで読むのかなー。


武雄温泉の夜

2024年07月30日 | 九州シリーズ


たっぷり温泉に浸かって、夜の出動タイムだ♪


「山海」なんて、山海の珍味が揃ってるのかな?


いい感じの居酒屋さんでした。


こちらお勧めの串揚げはビールによく合う^^


目の前にあったコレ、豚バラの串焼きです。いままで見た中で最大。「すごいな
こりゃ!」と言うと、なんと230gもあって、注文してから焼き上がるのに50分かかる
とか!串を持ってかじれないよねw


刺身を頼んだら日本酒だ。「できればいろんな種類を少しずつ頂ければ」という
注文に応えてくれました。女将さんが板前さんに「少しずつだって~」と言うのが
聞こえたけれど、出てきたのがコレ、山盛りで2人前だよ。。。

アルバイトの青年が俺の旅のことをだいぶ楽しそうに聞いていました。聞いてみると
この店のすぐ裏に、ここらの温泉郷で一番古いスナックがあるとか。そりゃいい
情報だ。言ってみましょう~♪


その名も「スナック壺」! 入るとドツボ? あとで考えると、焼物の町だからの
ネーミングだったかw 「おかげさまで45年」だってさ^^


しかし別に寂れてもないし、ママさんは70代、俺の感覚からすりゃまだ若い。
やっぱり創業は50年を過ぎ、80代のママさんじゃねーとな~(^益^)w


近年2軒目はさっぱりと焼酎。お値段も安いしすっかり定番となりました。
鹿児島で勉強させて頂いたおかげです^^ 「まだ若い」とはいえ、この長い年月
いろんな客が来たという思い出話を聞かせて頂きました。


千鳥足で宿に帰ると、楼門はライトアップされていました。


武雄温泉に

2024年07月29日 | 九州シリーズ


たっぷり陶器を見たあとで、昼飯でも食べようかと町を歩いてみたが、手頃な食堂が
あまりないではないか。ちなみにムンムン暑くて食欲も湧かない。スマホで検索して
みると、少し歩いたところに喫茶店があって、パフェがあるとか♪


来て見るとオサレな感じ。お値段も立派だが、メロンがたっぷりのクォリティが
高くてとってもよかった。喜んでひとり食べていたら、若いカポーが入ってきた。
店内は狭いので、俺のすぐ前に座った。席が直角に位置しているので、二人が向かい
合ったところに俺が相撲の行司みたいに見ている構図だ。微妙に気まずいぜ。。。
〇×ちゃん💛」「うふふ」なんて小さい声で話し始めたが、すぐ目の前なんだ
から、俺が会話を全部聞いちゃってる、聞かされちゃってるわけで。。。

最後のアイスをズゴゴゴと食べきって、早々に出てきました。外は暑いんだから、
せっかく涼しいところで電車の時間までゆっくりしようと思ったのにー (~_~;)

あのをぢさん、いなくなってよかった♪ なんて言ってっかなオイ~w


駅前で暑さに耐えながらしばらく待って、武雄温泉に向かう列車に乗りましたw


お~、扇風機~。「在日米軍基地で働く!!」なんて広告が出てやがる。佐世保
ですな。


今日は雨の心配はないな♪ うまいことすり抜けてます^^


田園地帯を抜けたら武雄温泉だ。


あれっ、そうか、ここには新幹線が通っているんだ。長崎まで直通じゃないけれど、
特急とリレーしているんですね。


ここは新幹線駅だったんだ~。


日差しが強烈。駅から大汗をかいて15分ほど歩いてきたら、ここは武雄温泉の楼門。
なんとあの辰野金吾の建築です。彼の作品では東京駅の西洋建築を思い浮かべる
けれど、こんなのも造っていたのですねェ。


そのすぐ横にあるのがこれから泊まる湯元荘東洋館。温泉郷に泊るときだけは安い
ビジネスホテルの狭いユニットバスではなく、こういう温泉かけ流しのところに
泊まりたい。だから平日で夕食なしのプランを選ぶんです。


ほ~立派。接客もすごく丁寧。あちこちの酒場で、ここに泊っているというと
「ほ~!」と言われましたよ。名高い老舗なんですねェ。


部屋も広々としていてすごく贅沢気分。チェックインのとき、朝食は8:30を選び
ました。しかし部屋に入るとすぐに電話があり、「その時間が外国人の団体と重なる
ので、8時にしてもらえませんか」と言ってきた。「わたし毎朝8時からの虎に翼
見ているんですが。。。」と言ったら、「あ、それはBSで7:30からやってますから、
そちらで見てから8時に食事をすれば♪」なんて言われて受諾。そおでしたかw

いったい何年ぶりだろうか、朝の連ドラ見ているんですよ~^^; 中高年の
女性向きに作られてますよね。基本ベースは昔から変わらない女性の苦境と奮闘を
明るく前向きに描く構図。とか言いながら、をぢさんの俺も楽しんでるなあ。

さて有名な温泉郷の温泉はどうかというと、肌触りが少しぬるっとして、とても
いい感じのお湯でしたよ。これから2泊、朝夕夜と何度も入りました。オハダ
つるつるってか?


部屋は3階の角部屋。大きな窓からは楼門が目の前!


九州陶磁文化館 2

2024年07月28日 | 九州シリーズ


引き続き九州陶磁文化館の作品群を紹介します。人の高さほどの大きさのものも
ありました。すごいぞ。


新幹線の鉄道模型。HOゲージだから、模型の線路の上を走るのだろうなあ。


いくつもこんな部屋があります。ずっと見つめていると体も目も、脳ミソも疲れる
のでたまに座って休みます。


















ラーメンが食べたくなりました。。。






ワンタンメンが食べたくなりました。。。




最後のほうは、巨大なオブジェ系が出てきたのでここらはほぼスルー。こういうのが
お好きな方はスミマセンw


そうそう、立派な陶器にはこういう和室が必要。我がオンボロマンションにも
むかしケコーン式などの引き出物で頂いたやつがどこぞにしまってあったりしますが、
まず使うことはありません。ちなみに立派なコーヒーカップなんかもしまってて
普段は安物のマグカップでコーヒー飲んでるな。俺には不似合いなわけだw


九州陶磁文化館 1

2024年07月27日 | 九州シリーズ


灼熱と湿気の中で山を登ってきたので、汗だくだく。。。ハンカチがびっしょりw
あと10分ほどで入り口付近にある陶器製のからくり時計が鳴るというので座って
休む。エアコンが効いているのがありがたい。それにしても、よくこんなのを
焼き物で作ったな!


時間になるとパッカリ開いて音楽が鳴りました。中の鉄球がゴロゴロ動いたぞ。


さあて陶器を見ますよ。さすがに博物館入りするものは選りすぐりの一級品ばかり。


段々になっていく窯を「登り窯」というそうです。喜多方で見たなあ。その模型で
一番下が火を入れるところ、上がって行くと陶器が並べられていて、その上には
作業をしている人の姿が見えます。


コレ昔の「美人」なの?


さて私のヘタな解説や感想を書くのもなんなので、ずらずらと画像を載せますが
関心のある方はお楽しみ下さい。どれもため息が出そうなほど素晴らしい。
こんなものを次々に短時間で見て回るのはもったいない気もしますが、せっかく
きたんだから全部見ました。






おそらくは西洋への輸出用の作品群。


















明治時代に日本にやってきてダーウィン進化論などを紹介した米国人モースの
滞在記を読んでいたら、「西洋向けには安っぽくても見た目が派手なものを量産しろ」
なんて陶器を作っている人たちにおふれがでたこともあったそうですが、これらは
本物の芸術品です。