青の洞窟の向こう側に岩の裂け目が。ここで船頭さんが「見てて!」。
顔が出てくるんです^^;
その向こう側は余市。去年歩きました。
さあて船は小樽に帰ります。
右側に座ったので、今度はよく見えるぞ^^
ここはロッククライミングの聖地なんだとか。船頭さんが登っている人がいないか
一生懸命探します。船乗りだけに、視力は2.0もあるそうです。すると「いたいた!」
「あそこ!茂みのところに、4人いますね。黄色い服が」と場所を教えてくれますが、
全然わからない。画像を撮ってアップにしてみてもわかりませんでした^^;
先ほどの崖に造った龍宮閣のところもそうですが、あちこちで崩落があるような
秘境なのです。これを見ればなあ^^;
祝津に戻ってきました。
カモメがワイワイ。船頭さんは乗客にかっぱえびせんを配り、それを指先につまんで
かかげるとカモメが飛んできて食べるといいます。それでみんなかかげるのですが。。。
来ない~w 「今日はもうお腹いっぱいなのかな?」と船頭さんは残念そう。
でもほうり投げると喜んで食べてましたよ^^
きれいな青色でした。
小樽に帰ってきました。なかなか見応えのあるクルーズを堪能できました。。
船は西に進み、積丹半島が見えてきました。あの雪は、真夏になるまで消えないとか。
「あの岩、熊の形に見えるでしょ?」と船頭さん。
ウム、何やらぬいぐるみのプーさんみたいな? 本物は恐ろしいぞ・・・w
ここは「オタモイ遊園地」があったところ。1936年に開園したのです。そしてこの
断崖絶壁に高級料亭「龍宮閣」が建てられ、一日に千人も訪れる巨大リゾートだった
のです。
こんなのがあったの! ご覧の通り、ほとんど肝試しみたいな崖上に木造3階建てで
建設され、この長い柱を立ててせり出た床を支える工法は京都の清水寺と同じ
「懸け造り」というそうで、当初は設計図がなく、立てていくうちにだんだん大きく
なったとか。
屋根をふくための板金職人は誰も来てくれず、結局大工が屋根も仕上げることに
なったが、そのときに左吉という大工が墜落死したんだとか。私は「佐吉」ですので、
そのときの幽霊ではありません。
この建物は1952年に火事で全焼、いまや伝説となりましたが、詳しい全容はまだ
明らかになってはいないのです。
なかなかの絶景続き。
そしてついに青の洞窟が見えてきました。
入る前に、出て行く他の船を見ました。入れ替わりです。すると船頭さん、「夏に
来ると混んでいて、船が中に入る順番待ちをして、一番長いときは45分待ちだった
こともあるんですよ」とおっしゃる。みなさん、そんな時期に来てはいけませんぜw
確かに「青」の洞窟だ。海が荒れたすぐあとには濁ってしまうらしいが。
洞窟の中で5分ほどゆらゆら。。。
そして外に。「今日はゴミが多いな!ほとんどがハングル文字」と船頭さん。
ま、日本も放射能汚染水を垂れ流してますし^^;
この日はうまいこと晴れたので、客人の希望通り船に乗ることに^^
「青の洞窟」を見るクルーズです。外国人もちらほら乗ってきましたよ。
さあて出航!
港の防波堤の内側は波も穏やかでスムースに進みます。
この画像ではわかりにくいですが、外海に出た途端、波がうねる。そして船の
スピードは上がり、波の上で沈んだり跳ねたり飛んだり、思いも寄らずに激しいぞ。
遊覧船のようにのんびり。。。ではなかったw
漁師さんがいましたよ。
先日に行った祝津の岬。あそこにある鰊御殿、途中の道が崩落して、いまは
閉鎖中なのです。
おお、何度も行きましたが、こちらの角度から見るのは初めて^^
カモメがたくさんいる岩場。白いのはフンですw
乗っているときは船のスピードがすごくて揺れるからシャッターを切るのに大変
だったけれど、いま見返すと空が青くていい天気だなあw
岬を回ってオホーツク海を西に向かいます。
丘の上のホテル。建物の上にある円盤、昔は回るレストランだったが、今は回転を
止めて内部を分割し、客室になっているとか。
船頭さんが、何万年前の火山活動の結果、、、うんぬんと説明していました。
海上からしか見られない絶景が続きます(^益^)w
祝津にあるおたる水族館にやってきました。ひとりで行ってもな・・・と思って
行ったことありませんでしたが、東京から客人が来たので一緒に行くことに^^;
すんげーでっかいエイ。目がギョロギョロしてたぞw
外はもう海のすぐ横で、風が強くてしぶきが飛んできたぞ。
セイウチ。ジブリのアニメでこんなヒゲのキャラクターがいたよね?
エサのイワシを投げるのに売っていました。カポーが買って投げてました。そっちを
見て、すんげー声をあげているのです。
よこせー!と叫んでいるのです。大口を開けて、しかし目線はイワシを持ってる
人に。。。
硝子越しに見ていたら、突然目の前に来ましたw
ペンギンさんはたくさんいましたよ。
わりと人間に慣れています。
お散歩タイムというのがあり、見物客の前を団体で歩きました。
歩いてついてくるのは、行った先でエサがもらえるから。
イワシを丸呑みです。一匹で腹いっぱいだろうに。骨から何から全部溶かすんだから、
消化液ってすごいよねえ。
岬にある灯台には何度も行きました。そこからこちらの水族館を見たりしていましたが、
ついに中に入ったと^^;
室内ではイルカのショー。最初はオットセイでした。
きれいに揃ってジャンプをします。賢いんです。教えるのも大変だろうなあー。
すごいジャンプ。
最後のご挨拶^^
尻尾を上げて! 口を開けて! って、どうやって教えるんだ?
クラゲちゃんは、癒し系で人気あるとかねえ。
ピントを合わせるのが難しかったりするのだ。
この鼻だか角だか、どうよ?
そういえば北海道のイトウって、絶滅の危機があるとか。人間が水を汚すからなあw
というわけで、最後は青塚食堂で鰊焼き定食。定番です♪
ここは小樽市内から少し南の山のほうに登ったところ。小樽は人口減少、少子化が
進んでいるので小学校が廃校になっていました。あちこち増えているそうです。
朝里ダムにやってきました。
景色のいいところです。桜はほぼ終わっていました。
なんと一面のつくしです。
すごい数!
連れて行ってくれた地元民の人は「食べないよ」と言っていました。しかし酒場で
会った山菜取りが趣味の人は、「食べるよ!だけどはかまを取ったり大変なので、
今の人はそういうことしないんだよ」と言っておりましたぞ。
そしてさらに車で南下。定山渓のほうに向かいました。昔はバスが走っていたそう
ですが、廃線になっちゃったとか。とても景色のいいコースです。
山を登ってくると、まだ雪が残っているぞー。
おうおう、まだ雪山だよ^^;
そしてさっぽろ湖に到着。
静かできれいなところです。
まだ日没まで1時間ほどもあるのに、太陽が山の向こうにいってしまったものだから
もう夕方みたいだ。そう、西に山がある麓は夕暮れが早いんだ。
定山渓のダムがちらりと見えました。このあと定山渓の温泉街を通過。小樽をはじめ
札幌の人たちも集う憩いの観光地。
公共交通機関を使うとすんごく不便なところも、乗用車だとほんとにすぐなんです。
夜は運転手さんに小樽ビールを御馳走しました♪