さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

旅路を逆にたどる札幌から羽田へのフライト

2023年10月30日 | 北海道シリーズ


札幌千歳空港を離陸した飛行機は、まだ高度も上がらないうちに苫小牧を通過します。


はるか西に見える山は羊蹄山か。


あの岬に見えるのは室蘭。その向こうに丸い噴火湾が一望できます。


すぐに北海道の南端、函館が見えました。


函館山、よく見ると展望台が小さく見えます。みんな元気にやってるかな。。。


引いてみると、津軽海峡の左側にはもう大間の岬が見えてきました。尖がってるねえ。
あの海峡をフェリーで渡ってきたんだった。


下北半島の全景が見えてきた。田名部、恐山はちょうど雲に隠れているあたりです。


高度が上がって雲で見えなくなっちゃった!


ぐんぐん上がってきたら雲の上に出て、また見えてきたぞ。画像が青くなってるのは
西日が直撃なので、窓にスクリーンをかけたのです。


二つの大きな沼の間にあるのが六ケ所村の「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
です。その向こうに見える薬のパッケージみたいに白いつぶつぶが並んでいるのは
石油タンクで、備蓄基地です。その左に光っているのは「上北六ヶ所太陽光発電所」。


本州を南下して、遠くに日本海、男鹿半島が見えてきました。秋田で新政を飲んで
この旅がスタートしたのでした。暑い中で歩いて氷も食べたなあ~^^


羽田に着陸態勢。ここは品川の少し南です。左上から右下に走るのが東海道新幹線。
ちょうどバッテンに左下から右上に走る東急大井町線の上を車両が通過しています。
しばらく前から羽田に着陸する飛行機は東京都心の真上を通るようになりました。
混んでいるときは、もう新宿の上空を飛行機が数珠つなぎで、見渡すと列をなす
5~6機が一度に見られます。閑静な高級住宅街で有名な白金あたりなどは、もう
飛行機の轟音が絶え間なく聞こえています。千葉の内房も騒音がとぎれることありま
せん。それだけ便利になって人々がワンサカ移動するようになったわけで、私も
その一人。恩恵を受けながら、羽田の大混雑を見て、空港からの帰りのバスや電車の
大変な混み具合にうんざりしてしまうのでした。


朝里ダムの上に

2023年10月29日 | 北海道シリーズ


この日は最終日、朝里ダムの上、オタルナイ湖にやってきました。ここは車で
ないと来られない場所なのです。


この春、小樽からバスに乗ってここにやってきました。


このループ橋をぐるりと回って行かねばならないのだが、歩行者用の道がない!
途中まで来て上に行くのは断念したのです。

その話をなじみの酒場でしたら。。。 「明日帰る飛行機は午後?それなら午前中に
車で送って・・・」とありがたい申し出をしてもらったのです。それは・・・

1.常連客の老夫婦
2.気のいい酒場の大将
3.美しい店員さん♪

さあどれかな~~♪ 答えは・・・( ゚Д゚)w


前回はバスに乗って、終点から歩いて登ってきて、ループ橋の真ん中あたりまで来て
諦めて帰ったのですが、車に乗せてもらえばたったの10分! 車って便利なのね。
まあ味気ないといえばそうなんだけど。


とんぼを撮影していたら、「それ珍しい?」と不思議そうに聞かれました。
そういえば新潟と鳥取の田舎出身のご夫婦が、俺が自然の山を撮影していたら
「何にもない景色を撮ってる」と二人揃って言ってたことがあったなあ。
この記事を見ているあなたはどう思ってますか?


ダムが出来る前は、ここは普通の狭い川が流れている渓谷だったそうです。


対岸の茂みに黒いものが動いているような、、、というのでよおく見たけどわからない。
撮影してアップにしてみたけどそれらしいものはナイ。今年は熊がよく出るからなあ。


誰もいないところでのんびりお散歩を楽しみました^^


ループ橋、車で行けば1~2分w


車もスピードを出すし、歩行者用の道がなければ危険ですよねえ。。。
高知の桂浜や釜石のトンネルなんかで何度も危機的状況を乗り越えてきた俺ですがw

そして小樽の駅まで送ってもらい、今回の旅は終わりとなったのです。2週間、
長いようで短いようで。スタートでは秋田の新政を飲んで、不老不死温泉に入った
ことを思い出せば、それなりに長かったかなー。


小樽でどうしましょ

2023年10月28日 | 北海道シリーズ


さて小樽の2日目。1日をどう過ごすか。。。 ホテルの大浴場でたっぷり過ごし、
昼飯は春の滞在時に通ったラーメン屋に行ってみた。通りの向こうの赤いのれんの
店です。あのすぐ左の建物にしばらくいたのです。10時からやっていて、まあ昼前
ならいつも空いていたのだが、、、この日はなんと旅行客の若者がカウンターに
ずらり。数人でいっぱいになる店なので、ヒマだしこの手宮線のベンチでしばらく
座って待っておりまして、また行ってみたがワイワイ話し込んでいるではないか。
懐かしいおばちゃんの顔も見えましたが、やたらに暑い日に熱いラーメンもなんだな、
と思っていたし、今回はやめておきました。


LeTAO、ルタオ、小樽の反対読みなんですが、いまや小樽で人気の菓子店です。
東京に戻ったらかわいい娘さんがいる友人たち、酒場の女将さん、ワインバーの
ソムリエールにチョコレートのお土産を購入。オサレなお菓子はやっぱり女性向け
だな^^ たくさん買うと、送料無料にしてくれるんです。


昼飯にはラーメンをやめて小樽ビールに。


いつものやつだ(^益^)b ビールは大にしたらなかなか大量であった。


運河にはやっぱり観光客がたくさんいましたぞ。

早めにホテルに戻り、のんびり大浴場に入り、ベッドでうたた寝していたら4時から
始まるたかのの社長の講座が始まる10分前!


ぴったり間に合いました^^; やはり飲むところに近いホテルというのは大事だ。

まちゼミおたるとは、小樽のお店の人が講師となって、専門知識やプロのコツを
教えてくれるという講座です。パンフレットには44もの講座がありました。
たかのの社長がやるのは「おいしく楽しいお酒の飲み方を教えます」というタイトル
でした。事前申込制ですが、昨日社長が呼んでくれたのです^^

受講生は年配の方々が多いのかな、と思っていたら!なんと20代前半のお嬢さんたち
6人!お酒飲んでいいの?というくらいのカワイイ女の子だけ。をぢさん俺ひとり!
うれし恥ずかし!!

社長は酒の作り方、日本酒の種類などを資料を使って説明し、さっそく試飲が始まった。
最初が「獺祭2割3分」ときたもんだ!3杯飲ませてつまみもいろいろ出てきて
参加費1000円。大サービスできましたねー。


若いお嬢ちゃんたちは、社長がちょっと面白いことを言うと「キャハー♪」なんて
協力的に盛り上げる。社長は嬉しそう^^ 「古酒っていうのは・・・?」という
質問が出たら、社長は「それも飲んでみるか?!」と追加の試飲(^益^;

最後に、社長は俺を「この人はね、仕事をやめてあちこちで飲んでる人なんだよ」と
紹介。みんな一斉に「へええ!」と注目。「はい、今回は2週間、秋田から青森、
函館と飲み続け、ここが最終目的地なんです」と言うと喚声があがりましたw
酒場で黄色い声に囲まれるのは久しぶり、、、じゃなくて初めてか?


既にほろ酔いだが、まだ明るいのに2軒目の「かすべ」に。


ここには素敵な女性の店員さん ( ´ω`*)… お久しぶりです♪


たかのでははりきって何品もサービスしてくれたので、腹にはもう十分なのだが、
ここに来たらソイと亀甲蔵ははずせない。珍しく客が入れ替わり次々にやってきた
ので、残念ながらほとんど店員さんと話をすることが出来ませんでしたw


んで最後は杉に。いつものように楽しく飲みました。

しかし! 東京に帰ってすぐ、この店の建物が火事になったという知らせを受けました。
ええええ!!! 死傷者は出ていないということでしたが、店は焼けたのか???
ニュースが出ているというので、さっそく見てみました。


明け方に火事が起こったらしい。テレビの映像では、杉の入り口に人が入っている
じゃないか。これ大丈夫なの????

もう一度よく見たら、ママさんのうしろ姿がうつってる!歩いてる。無事だ。。。
とりあえず安心しました。今度行くのは来年。そのときには昔話になっていると
いいけれど。。。


小樽の酒場にご挨拶

2023年10月27日 | 北海道シリーズ


新しいホテルに泊まりました。大浴場があってとても快適。向かいには前に泊った
オーセントホテルが見えています。何度も来ていて、あまり同じところには泊まらない
ので、もうこの界隈のほとんどのホテルに泊まりました。別にこだわりはなく、安い
ところを選んでいるだけなんですが。


酒商高野の2階の角打ちへ直行。社長は「あれえ?!」と驚いていました。なじみの
店、どこに行っても同じリアクション(^益^; 前もって行くよ、と連絡するわけでも
ないですからね^^; まずはこの店が特約店となった豊盃。弘前でも飲みましたが、
やっぱり美味いよ(^益^)b


例によっていい酒を使ってのカレー。水を一切入れないで、酒をドボドボ入れての
料理法。それも高級ブランドの純米吟醸を惜しみなく入れるのです。アルコールは
飛んで酒の味はわかりません^^; その入れた酒を一杯飲みながら食べるのです。


「これはレアだぞ」と勧められて飲んだ新潟の「安田鳥越」。

今回は長期滞在ではなく2泊だけ寄りました、と言うと、「明日どうするの?」と
聞かれる。「今更観光でもないし、どう過ごそうか決めてないんです」と言うと、
「明日の4時からまちゼミといって、ここで酒の講座をやるから参加しなよ」と
勧めてくれました。そりゃあ楽しみだ(^益^)b


さあてスナック「杉」。明かりがついてて嬉しいな^^


ここでも驚かれました。カウンターに座っていた常連さんたちも「あれえ?!どう
したの?」と同じリアクション^^; メンバーも変わらず、楽しくカラオケもやって
いましたよ。そうそう、たかのでもここでもお土産を渡して喜んでもらえました。
ちなみに東京のなじみの酒場にも帰ったら北海道土産を。というわけで、行くのも
帰るのもあちこちの酒場にお土産。それだけお世話になってるとw

ここで常連さんから衝撃のニュース! さっき行ったたかのの奥さんが先日お亡くなり
になったという驚きの話。その人によると、ローカル新聞に名前が載っていたという。
都会と違って、地元の新聞では訃報欄に住所と名前が出たりするのです。ついさっき
行ったのに。。。


明日も3軒目で来ます~と帰りました。路地裏の奥は全滅w

さてたかのの前を通ったら、社長さんがちょうどシャッターを閉めているところ
だった。そこで駆け寄り、「奥様お亡くなりになったと聞きましたが・・・」と言うと、
「それは嘘だよ。さっきいたろ?」と言うので唖然www 「俺も2回死んだことに
なったよ」と笑う。どうやらたかのさん違いだったらしい。それにしても、地方って
こういう勘違いや噂が噂を呼んで間違った情報がいろいろ飛び回るのね。。。
お恥ずかしい間違いをしてしまい。お詫びしておきました。「じゃあ明日!」と
笑って帰りました~~w


春以来の小樽へ

2023年10月26日 | 北海道シリーズ


札幌から小樽へ移動する日です。ラーメンを食べようかと思い、ラーメン横丁に
行ったらガイコツ人だらけで混んでる。なので札幌駅前のエスタという商業ビルの
上階にある「ラーメン共和国」に行ってみたら、エスタは閉店で建て替え?


スマホがあると便利だな。「札幌駅 ラーメン」で検索して、近くの「菅家」という
店に行きました。「黒磯」という海苔がたっぷりのやつを頂きました。肉がデカい!


札幌から小樽へは快速エアポートで35分。小樽駅のホームには、ガス燈をイメージ
した明りが並んでいました。


夜に来るときれいかな?


前回滞在したマンションの近くに宿をとりました。荷物を置いて散歩に出ます。
懐かしの手宮線跡。


雪の季節に来たのでした。何度歩いたことか。日帰り温泉施設に行く道です。
今回は大浴場のあるホテルだったので、さすがにやめておきました^^;


「小樽市総合博物館 運河館」にやってきました。観光施設はどこも何度も行ったこと
あるのですが、ここはしばらく行ってなかったな、という理由で。


祝津の先にある昔の「龍宮閣」というリゾート施設。昭和のワンダーランドの写真。


ガイコツ人がちらほら来ていました。お土産屋さん通りは混雑していますが、
こういうところは空いています。


トドの骨。デカいよ。


ホテルのチェックインタイムにはまだ少しあったので、昭和な喫茶店に入りました。
誰も客はいなくて、働いているおばちゃんが席で新聞を読んでいました。のんびり
していていい感じです。コーシーは美味かったです~。