なんだよ(^益^)w 地下1000mじゃなくて地上だったんかィ~、という笑いの
あとは、模擬坑道に入って行きます。マネキンたちも面白かったけれど、ここから
本番の見学という感じになりました。
最初のほうは立派な煉瓦だが、奥のほうはたよりない支柱なんだよね。
閉所恐怖症の人は無理だなw
石炭が次々と運び出されたとー。
ついに最先端のゴリゴリマシーン。そういえば釧路の炭鉱博物館でも見たなあ。
あそこも味わいあって楽しい施設でした。サイト内検索して見てミソ^^;
ふひ~、平均見学時間が90分という、なかなか立派な博物館でした。
「石炭の歴史村」というのがあったらしいが閉鎖になっています。
右はどうやら以前にあった鉄道のプラットホームらしい。左奥は水上レストラン。
・・・の廃屋。過疎化が急速に進んでいるので食事をするところがナイ。どうやら
車で何キロも行かないとなさそうだ。
街の中心地に戻ってきて、巨大なホテルが閉鎖になっている。建物もまだ新しい
感じなのに。石炭産業がなくなり、市は観光産業に力を入れましたが大変な財政を
注入したのにほぼ壊滅。市は破たんしたのがニュースになりましたね。
観光施設建設も地元の業者を優先して随意契約で予算を膨れ上がらせ、その事業も
観光客誘致よりも地元の雇用を優先したものだから赤字を増やした。しまいにゃ市の
隠れ借金を粉飾決済で赤字を隠していたものだから、問題が発覚したときには
取り返しのつかない破産状態。これって背任罪とかの犯罪行為なんじゃ?
この粗末な建物「夕張再生の会」も廃墟になっているのが皮肉だよねーw
この立派な建物、窓を見たらこれも廃墟???
ブラインドが・・・
これって、破産して閉鎖になった会社? 片付けもする余裕がなくて撤退したの?
表に回ったら、なんと市役所でした。連休だから閉まってたけど、生きてましたw
しかしあの窓の様子を見ると・・・w 夕張市は最盛期は12万人近く住民がいましたが、
財政破綻してからは過疎化が加速して今や6000人ほど。10万人規模の市の役所は今や
あまりにも大きすぎる。右のエントランス部分だけでよさそう。役人は何人なの?
だから中は人がいなくて片付けに手が回らないのかも。。。
こっちの巨大な建物は明らかに廃墟だな。
こりゃすごい。
どうやら市民ホールだったようです。
さすが市の施設だけに(?)閉鎖はきっちりしてありました。。。
連休中に小樽在住の方が車で観光に連れて行ってくれるというので、夕張を選びました。
夕張は鉄道が廃線になり、バスの本数も少ないのでアクセスが大変。そして財政破綻
した市なので、ホテルなどが次々に撤退して宿泊施設があまりないのです。さらに
見物したい場所があちこち離れているので、連泊したにしても見て回るのが難しい。
公共交通機関専門の私にはどうにも行きにくい場所だったのです。
小樽からだと高速道路に乗って札幌の北を通過して北海道の中央部に向かいます。
電車・バスだと連絡が大変ですけれど、車だとスイスイとノンストップで速いこと
速いこと!これじゃあみんな車乗りますわ。鉄道は廃線になりますわw
テレビのニュースでは札幌や函館などは大混雑と報道されていましたけれど、さすがに
夕張は地味だろ、特に「石炭博物館」なんて地味だろ、と思っていたが、そこは連休、
駐車場には車がズラリ、博物館入口のチケット売り場にも行列が!いつもはほぼ
ガラガラなはずだ!
石炭です。空知の炭鉱から掘り出され、鉄道で小樽に運ばれて、日本中に配られて
石炭ストーブが燃やされていたのです。ゴリゴリ掘ってくだけで巨大な資産を生む
わけですから、天然資源が出るってすごいことなんですよね。
砂漠の中から石油が出てきて、それが世界中に買われて飛行機が飛んだり自動車が
動いたり。毎日必ず大量に消費されるんだから儲かりまくる。その金を使って
世界中のサッカーのスーパースターを超高額なギャラで呼び集めるからチームは
強くなる。ズリーよ。。。
最初は炭鉱に関する説明パネルがずらり。ここで入ったばかりの人たちは熱心に
読むから混雑する。美術館でも特定の画家の特別展があると、その画家の生い立ち
なんかが書かれているパネルをみんな熱心に読むもんだから入口が大混雑!
そういうのはみんなスマホがあるんだから、予習なり復習なりをゆっくりするように
すればいいのになあ。実際に行ったときは現物のほうを見ようよ(^益^;
廃線になった鉄道路線の思い出なんぞも^^
さて常設展示よりも、やはり見ごたえあるのは地下の展示室。なんと地下1000m?
奥のエレベーターに向かうと行列が。しばらく並んで待つ。地下までの長い降下
だから時間がかかるのか。やっとエレベーター入口にたどり着くと2基ある。
右には「映像効果あり」とあり、左はないそうだ。当然のことながらほぼ全員が
右に乗る。前の人たちが右に乗り込むと降りて行くのにとっても時間がかかる。
地下深~く降りて行くんだもんね。
*ここからはネタバレが含まれているので、ここに行こうと思っている人は
読まないで下さい。
さてエレベーターに乗り込んでドアが閉まると暗くなる。ガタンガタンと少し揺れ
ながら降下していく。後ろの窓は、わずかな明かりが次々と上に向かって流れていく。
つまりどんどん地下深くに降りていっているのだ。30秒ほどだったか、ようやく到着
した。坑道に出ると一気に温度が下がる。寒いくらい。
坑内で働いている様子のマネキンさんたち。最初は古い時代のもの。草鞋を履いて
素手でゴツゴツ。
女性はこんな木製の道具で石炭を運び出していたそうです。重い石炭を背負って
狭い坑内を上がってきたんだ。庄内のコメの資料館では、女性が米俵を担いで運んで
いたよなあー。水の少ない地域では、頭の上に大きな水瓶を乗せて長い道のりを
運ぶのは女の仕事だったりするしねえ。そりゃあ~北口榛花さんとか浜口京子さん
なんぞは俺の10倍以上の戦力になるだろうが。。。
炭鉱ではひっきりなしにガス爆発や落盤や火事などで死亡事故と隣り合わせ。
夕張でもむかし多くの人が亡くなったニュースがありました。さらに坑内の粉じんを
吸って肺がやられる人も多かったとか。。。
俺にはできないなーw
むかしは馬に引かせていたのですねー。
ついに電気ドリル登場!
ヘルメットにランプがつくし、支柱も金属製に。
通信機器もいろいろ。
水銀整流器って、交流電気を坑内で使うために直流に変換する器械なんだって。
稼働しているところを見てみたいねェ。
ついに現代の強烈なゴリゴリマシーン。
ここまで来て「あれっ!?」と思う。窓から明かりが?!?!? (゚Д゚;)
地下1000mとかいってたじゃん???
理解するまでちとかかる。。。
そぉ~~だっ、パンフレットには「地下1000m?」と「?」がついてた!
だまされたー(。-`ω-)
あのエレベーター、ガタガタ30秒以上かかってたけど、2階から1階に降りただけ
なんだ! はっはっは! 往復するのにやけに時間のかかるエレベーターだから
ずいぶんと行列で待たされたけれど、階段で降りればすぐだったんじゃん(^益^;
いやいや、文句はありません。地下深~くの気分を味合わせてもらったのだから、
楽しませて頂きました。降りた1階の坑内は、冷房を強く入れてたんだな^^;
北海道のローカルニュースを見ていたら、小樽の桜スポットを紹介しており、それが
天上寺だというので歩いて行ってみました。桜が咲く前にここを通ったけれど、
フツ―のお寺だとスルーしていました(^益^;
おおお、さすが桜の名所と言われるだけあるようです。カメラマンが新婚さんを
撮影中。「はい~もう少し寄って~♪ いいですよ~♪ いい笑顔だあ~♪」
・・・こっちが照れるぜ(^益^)w
本堂の前にはまだ雪が残ってる。冬にはだいぶ山積みになっていたんだろう。
7分咲きといったところ。
スマホをかざして撮影している人たちが何人もいましたよ。
境内全体が大きな盆栽のよう。そもそも日本という島国全体がほとんど盆栽のよう
なんだよね。ごくわずかに残った原生林をも含めて。だから杉はやめてほしいw
これで2~3日が過ぎると花びらがなくなって緑になる。そうすると今年の北海道
滞在も終わるのです。3月下旬に小樽にやってきて、冬が春になり、最近はどこの
店に行っても「いつ帰るの?」と聞かれます。ちょっと寂しくなってきたこの頃w
花粉が飛び始めるとやってきて、桜が散ると帰って行く風来坊なのですぅ~w
連夜訪れる小樽の旧(?)繁華街、花園エリアです。1年のうち数日間だけ、桜が
満開になって存在感を示します。そのときだけ「こんなに桜があったんだー」と
思い出させられる場所。
このときばっかりは、通行人が足を止めて上を見上げる。スマホをかざす人も。
小樽は海に面しているのとうしろが急な山ですから風が強い。桜は満開になると
散るのも早いのです。いまは7分咲きだからちょうどいいかもしれません。
街角にもこんな素晴らしい形の桜が♪
小樽はニシン漁、石炭の積み出しとで日本中の銀行が支店を作るなど栄えた時代が
ありましたから、夜の繁華街も栄華を誇った名残りがあります。ここも立派な
料理屋だったのでしょう。こういう建物が売りに出されているのはちょっと切ないね。
看板が読めなくなっちゃってるじゃないかーw
「浮世通り」「昭和通り」という味わい深い名前の通りを過ぎて、「花園グリーン
ロード」です。この桜もお見事!
あんまり立派なものだから反対側からも撮影(^益^)b
旧手宮線の廃線跡、色内駅です。天気のいい日はこの遊歩道となった線路を歩いて
手宮の温泉「湯の花」に行くのです(^益^)b
日が照ると暖かいねェ。
おお、雪に閉ざされていて白一色だった遊歩道も、緑と青空と、桜が咲いてピンクの
カラフルな景色に様変わりしました。やっと春なんです。
鉄道博物館の桜はほぼ満開に近い。内地の方々、日本人のほとんどはお花見なんて
いつの話?というくらい過去のことになってしまっているのではないでしょうか。
わー、咲いてるよー。
こうなれば山の上の手宮公園を歩いてみよう。いつも空いているのに、なんと車が
たくさん! 人がたくさん! ガイコツ人もうじゃうじゃ!
あ~、鯉のぼりね~~。むかしはあっちこっちにた~くさん泳いでいたけれど、
近年は見なくなったなあ~
さて山の上に登ってきたぞ。人が多いぞ。
ワー、咲いてる咲いてる。たくさんの人がスマホをかざして撮影している。
少し山の上になってくると、まだ5分咲き。もうちょっとだなー。
地元の人の話によると、小樽は風が強いものだから満開になるとすぐに散ってしまう
そうです。だから満開前がいいんだって。
お見事。
連休中が満開というタイミング。
人が多いでしょ。みんな人を入れないように頑張っています。でも俺もだいぶ
撮られたと思うぞ。
枝が全体的に上を向いているやつ、上からしんなりと下がっているやつなどが
ありますよね。どっちが好きですか? 俺はもちろん重力に逆らわずに脱力している
系が好きですね~(^益^;
石狩湾はぐるりとへこんでいるので、回っていける北側が対岸に見えます。向こう側は
先日訪れた増毛、留萌方面。