沖縄から帰ってきてから、家でも泡盛を飲むようになっていますが。
この本は、あのソムリエの田崎真也が、島の焼酎を紹介している本。
田崎さんは、島好きのようで、ここで紹介している島々には何度も
訪れて、そこの居酒屋で飲んだり、醸造場を見せてもらったりなど
しているので、単なるお酒の紹介本というよりは、
お酒の視点から見た、島の紹介本という読み方が出来て、
島&酒好きとしては、大変読みごたえのある本である。
沖縄の離島、奄美諸島、九州の離島、佐渡、そして伊豆諸島と、
私好みの島が満載であるのもぐっとくる。
当然行ったことのある島、飲んだことのある焼酎もいくつか紹介されているし、
行ってみたかった島もいくつも紹介されている。
全部の島に行って、そこで直接飲んでみたい!
という意欲にも火をつける。
先月に行ったばかりの、石垣の「請福」については、懐かしく読んだし、
今行きたい島である伊豆諸島の青島の「青酎」は
憧れの気持ちで読んだ。
200人しかいない青島の住人の中で、10世帯もが青酎を製造しているといい、
しかも、製造者によって、味がかなり違うのだという!
でもラベルに製造者の名前は書いていないので、
市場に出てしまうと、誰が作ったものだかわからなくなってしまうのだそうだ。
すごーい。飲み比べたい。。
本の中で田崎さんは、10人の焼酎を製造者と一緒にのみ比べている。
羨ましい。。