赤坂の「黒猫夜」で忘年会。
マニアックな中国酒の品揃えのお店である。
黄酒(紹興酒)3種利き酒セット。
ノーマル(?)な紹興酒1つと、3種の銘柄。
飲み比べてみると、違いが分かる。
この中で一番人気だった「東湖(トンフー)」を
1本目のボトルとして入れる。
最初に出てくるお通し。
大根を煮たものでさえ、中華風味付けだ。美味しい!
この味は八角の味の様子。
ピーナツ炒めは海苔や海老などと一緒に炒めているようで
こちらも美味しい。
前菜盛り合わせ。
二人の小坊主までが皿の上に乗っかっている豪華な盛り合わせ。
エダマメ紹興酒漬け、
子持ち昆布のフリット(子が沢山ついてる!)、
アンキモ、つぶ貝、etc・・
などなど、中華風濃い目味付けがちょこちょこで
酒飲みにはたまらないつまみ揃い。
紹興酒の味付けって、なかなかやるな、
と思う。
鴨舌の炒め
コリコリして美味しい。
舌にくっついたくちばしの骨?みたいなところも
一緒にくっついた形のもの。
早速2本目。「孔巳乙(コンイーイ)」
メニューの説明には「最高傑作」と書かれていた。
酒飲みで集まると、紹興酒のボトルも早々に空いてしまう。
大根もち。
XO醤で味付けされていて、めちゃくちゃ美味しい!
まわりのXO醤味のカリカリのものだけを食べていても美味しい。
3本目。「黄中皇(ファンジョンファン)」
北京の高級官僚向けに特別に製造された貴酒
なんだそうです。
もっと濃いクセのある味なのかと思ったけど、
意外にあっさりしていて飲みやすい。
官僚は、話してみると意外と普通に良い人だった、
みたいなかんじ?。
パクチーサラダ。
最高。もう一皿注文してもいいくらい美味しかった。
パクチー家で育てて、大量に食べたい。
豚肉とザーサイをレモン味で炒めたもの。
ザーサイ入ってないな、と思ったら、
カブみたいな白いものがザーサイであった。
ザーサイの概念が変わった。
白酒。
日本ではあまり飲まれないけど中国ではメジャーなお酒。
35℃以上50℃前後くらいの強い蒸留酒。クセも強い。
このお店には7種の白酒があったので、
それの3種飲み比べセットを二つ注文して
6種を選ぼうとしたら、お店の人がサービスで
7種全部+メニューにはない店長のお土産のお酒を
一つ加えて8種にしてくれた。
孔府家(コンフ)が一番飲みやすかったかなあ。
でも本当は店長のお土産酒が一番美味しかった。
最後のお茶は、色んな木の実が入っていて
ほんのり甘くて、美味しい。
お酒が抜けてしまう!
黒猫夜 (中華料理 / 赤坂見附、永田町、赤坂)