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福島第一原子力発電所

2018年11月24日 | 修理・工作・技術
福島第一原子力発電所の見学画像の紹介。見学日時は2001年10月27日。画像左上は既にニュースで見慣れた原子炉建屋。右上は原子炉施設内にある燃料棒冷却プール水のサージタンク。ここは津波に飲み込まれる映像がニュースで映し出されていた

A:原子炉建屋内部。このクレーンで燃料棒をプールに移動する。画像は無いがこの下にプールがあり床下には原子炉本体が鎮座する

B:使用済み燃料棒はプールで冷却されたのち密閉された乾式貯蔵容器に保管される。この円筒形に52体の燃料棒が納められている。

C:保存容器の銘板

D:この施設内の放射線量がリアルタイムに計測されていた。この時の測定値は0.002mSv/h。つまり2μSv/h。ほら、こんなに安全なんですよというデモンストレーション。

この貯蔵容器に直接素手で触れることもできた。表面温度は摂氏40度程度でホカホカだった。

見学した2001年10月のひと月前、9月11日にはアメリカ同時多発テロがあった。原発の見学では建屋が如何に堅牢であるかが説明され「例え飛行機が突っ込んでもびくともしません」との解説が執拗に行われた。よもや冷却システムが水没で簡単にダウンし炉心溶解が起こるとはこのとき誰が想像できたであろうか。こんな危険な火遊びは即刻中止する勇気が必要。普段はお気楽ノンポリではあるが、こと原発の再稼働はどう考えてもおかしいでしょう。余談ではあるが国策に逆らう判決を下した裁判官は人知れず左遷されている事実も知って欲しい。

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