災害発生時、電話がつながりにくかったとはいえ携帯端末によるメール、伝言板などで安否確認等で胸をなでおろした方も多かったと聞きます。
私自身も地震発生直後の妻からのメールに安堵したものです。地震発生直後はまだ繋がっていました。30分もたつとメールは大きく遅延して送られてきました。
電話はすぐに不通状態になりましたが、スマートフォン搭載のskypeソフトを持っていましたのでskypeユーザーに電話したところ全く問題なく会話ができました。skypeとはskypeユーザー同士は会話無料のインターネット回線電話です。もちろんパソコンとヘッドセットマイクがあればスマートフォンが無くても使えます。
携帯がつながりにくい時に知人と連絡を取り合ったりするのには有効な手段といえるでしょう。
ちなみに携帯回線はドコモよりソフトバンクモバイルのほうが繋がりやすかったです。会員数の差でしょうか?。
今回の災害で情報収集に役立ったのがツイッターです。ツイッターについてはここでは割愛しますが優良な情報が得ることができました。
@officialTEPCO 東京電力
@kantei_saigai 首相官邸災害
などのアカウントは重宝しています。
また、住んでる地域の首長(市長、町長)のツイッターや地域情報アカウントも非常に有益な情報を流してくれています。
ツイッターの可能性については北アフリカの革命運動の隆起など、以前から大きなものとされてきましたが、災害時においても大きな役割を果たしており、今後もさらに注目されそうです。
自分はドコモの携帯の他にiphone4も使っていますが、大地震のため、無料アプリのダウンロードランキングには災害関連が上位にランクされています。
私がダウンロードしたものを羅列しますと
「懐中電灯」 iphone4のカメラ部分がLEDランプになる
「災害用伝言板」 家族の安否確認
「地震情報」 全国の地震情報
「応急手当」 怪我の処置法など
「家庭の医学」 読んで字のごとく
「radiko」 インターネット回線ラジオ
「日本AED」 AED設置場所検索アプリ
「停電検索」 計画停電の予定などの情報
「ツブエキ」 ツイッターで駅の混雑、運行情報の情報が駅別で得られる。
「i 緊急装置」 災害だけでなく、例えば軟禁されたときとかボタンを押せば登録した人にメールや電話でピンチを伝える。GPSによる位置情報も発信できる。
などです。
懐中電灯やラジオは防災グッズの常連ですからスマートフォンを持てばこれ1台で済むわけです。
テレビの情報もUstreamのアプリで今回の枝野長官の会見など見ることができます。
携帯端末の最大の問題は電池切れです。充電ができない環境であればいずれ役立たずになります。
予備の電池の準備も怠らないようにしましょう。
ドコモでは同じ携帯端末を2年以上使ったユーザーには無料で電池パックか携帯用充電器(エネループ)を無料でくれます。ドコモプレミアムクラブ会員は1年に1個くれます。
私は携帯用充電器をおすすめします。2回ほどフル充電できるみたいです。ただし今は品切れです。iphoneも同様の商品がありますがこちらは有料で4500円くらいです。常に充電して備えておきたいものです。携帯の充電コードと電話の間に入れるだけですので、わけない毎日の作業です。
最後になりますが災害には心の備えも必要かと思います。絶対に生き抜く覚悟、家族を守り抜く覚悟、死ぬ覚悟・・・・。
これは一人ひとりで持たないといけないでしょう。
特に家長が家族に不安を見せてはいけないと思います。
そして自分でできることは個々がやっておく、そしてご近所で協力し合うことが大事でしょう。
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