大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

追入鑿 その4 銘 本永国

2022-05-03 20:00:34 | Weblog
この鑿は高幡不動骨董市で入手した物だ。 柄に桂が無くて柄が割れて居たので 柄を付け直していた。  今回は柄の材料として 金木犀を使った。 この金木犀は我が家の庭に有る物で、茂り過ぎた太い枝を切り、乾燥させて置いた物を使った。  果たして金木犀は鑿柄に使える物だろうか。  金木犀の柄は聞いた事が無い。 加工して見ると 割りに粘りが有り 使えそうだが、少し柔らかいかも知れない。  今回は芯を外して使った。 径は23φ程度とした。 柄の長さは125ミリ(口金部分含む)程度有る。 少し長めかも知れない。
 
桂は使って無い鑿柄から外して使った。 刃はまだ錆を落とした状態で十分研いで居ない。 柄を付ける為に刃先を保護してそのままの状態に有る。 割りと丁寧に作って有る様に思う。

これで鑿4本紹介した。  錆びた鑿だったが総て使える状態になって良かった。 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アサリ出し治具 | トップ | ポシェット »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまさん)
2022-05-09 23:12:45
コメント有難う御座います。 木工旋盤を入手したので鑿の柄を作るのは随分楽です。  これからも色々な材を使い柄を作って見たいと思います。 時々覗いて見て下さい。
返信する
Unknown (大工のミノワ。)
2022-05-09 13:56:58
金木犀の木、木槌の柄に使って日がたちますが、
ひいらぎに似て、良いと思います。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事