大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

重ね箱の蓋 収縮

2020-04-06 15:02:36 | Weblog
この蓋には色々問題が有る様だ。  反りが出て来たので 裏と表を交互にひっくり返して反りを矯正していた。  有る時ふと蓋を閉めて見ると 蓋の幅が 箱の幅より狭い様だ。 定規で計ると 箱の幅が183ミリなのに 蓋の幅は180ミリしかない。 製作した時は箱に合わせてピッタリの寸法にしておいたから、蓋は3ミリ収縮した事になる。  これは想定外の事だ。 材の乾燥が不十分だったのだろうが、それにしてもビックリだ。  乾燥する季節で有るからかも知れないが、材の性質がそうなのだろう。  大変勉強になった。 

この蓋の 収縮はまだ収まらない様だ。 一体どの位縮むのか注目して 毎日裏と表をヒックリ返しながら見ている。 (2020-4-6) 

この蓋はその後も乾燥して収縮して行った。 今日見ると約5ミリは短くなった様だ。 だが最近は余り反らないのでこの程度で収縮は止まったのかも知れない。 いずれにしても蓋としては 寸足らずで見っともない状態にある。 いずれ無いか対策が必要だろう。(2020/4/12)

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