そよかぜから-映画

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ファイナル・デッドコースター

2007年12月27日 | ホラー

2006年 アメリカ 94分
■原題「Final Destination 3」
■2007.12.15 wowow
■監督 ジェームズ・ウォン
■出演
   メアリー・エリザベス・ウィンステッド
            (ウェンディ・クリステンセン)
   ライアン・メリマン(ケヴィン・フィッシャー)
   クリス・レムシュ(イアン・マッキンレー)
   アレックズ・ジョンソン(エリン)
   サム・イーストン(フランキー・チークス)
   シャーラン・シモンズ(アシュレー)
   クリスタル・ロウ(アシュリン)

 《story》

「乗ってみる?」
「生き残るには死ぬほど悩め」


高校の卒業イベントとしてやってきた遊園地。しかし、ウェンディには、不吉な予感がした。「High Dive」が「High Die」に見えたり、「この先逃げ道なし」というメッセージが見たりした。ジェットコースターに乗る直前、事故が起きる幻影を見てパニックとなる。ウェンディたち10人を置いてジェットコースターは動き出した。そして事故は起きた。事故から免れたに見えた10人だったが、一人ずつ新たな事故に巻き込まれ死んでいく。6年前の飛行機事故を予知し、助かったメンバーと同じことが起ころうとしていた。そして、ウェンディが撮った写真に、その死が予告されていたのだった。

 運命は決まっているのか
死ぬ運命にあるものは必ず死ぬ。だとしたら、そこから逃れられないはずだ。でも、彼女たちは逃れた。というより、それも運命なのかもしれない。逃れたように見せかけて、実は後から残酷な死に方をすることが運命だったのだ。運命は変えられない。それはこわいことだ。失敗することがわかっていて、それを防ぐことができない怖さ。毎日を怯えながら生きていくやり切れなさ。いっそ早くからどん底に落としてもらった方がいいかもしれない。または、全く意識しないで開き直ることができたら、その一瞬までは幸せに生きていける。失敗をしないように気をつけるけど、たとえ失敗しても開き直って、最悪の運命が待っていたら、おろおろ泣こう。
結局、予知できても何も変えられないなんて、つらいよね。予知できるだけに、事前にわかっているだけに、もっとつらいよね。

 公式サイト「ファイナル・デッドコースター」