そよかぜから-映画

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ドリトル先生 不思議な旅

2006年06月26日 | ミュージカル


1967年 アメリカ 165分
■原題「Doctor Dolittle」
○アカデミー賞 / 第40回(1968年)歌曲賞 特殊視覚効果賞
■2006.6.28   BS2
■監督 リチャード・フライシャー
■出演 レックス・ハリソン(ドクター・ジョン・ドリトル)  サマンサ・エッガー(エマ・ファーファクス)  リチャード・アッテンボロー(アルバート・ブラッサム)  アンソニー・ニューリー(マシュー・マグ)ピーター・バル  (ジェネラル・ベロウズ)

《story》
1845年、西イングランドの港町パドルビー。ドリトル先生は、元は人間の医者だった。でも、人付き合いが苦手で、動物好きだったので、おうむから動物語を教えてもらい、動物の医者となって世界を駆け回っていた。いつか海にいる大カタツムリを見たいと夢を持っていた。そのためには資金が必要だ。そこへ二つの頭を持つロバがやってくる。そのロバの了解を得て、サーカスのショーに出て資金を集めることにした。お金は集まったものの、世間を惑わすとして、ドリトル先生は収容所に入れられそうになる。動物たちの策でうまく逃げだし、大カタツムリを探して海に出る。果たして大カタツムリに出会うことができるだろうか。

◎懐かしい映画だった。もしかしたら始めて見た映画かもしれない。小学生のときで、映画館で、字幕を追っていたのを思い出す。二つの頭を持つロバを見て驚いた。大カタツムリもびっくりした。世界にはこんな動物がいるんだと本気で思っていた。今見ると、二つの頭があるロバは人が入っているのがすぐにわかるけど、子ども時代は信じていた。大カタツムリは、今見てもすごいと思う。大がかりなセットだ。首がなめらかに動く。
動物と自由に話せることは夢だ。実現できたらどんなにすばらしいことだろう。でも、ドリトル先生のように、声に耳を傾け、その動物たちのために本当に活動しないとだめだ。話せることをただ自慢して、金儲けに使うなどしたら、これからだれも人間を信用しなくなることだろう。楽しい映画だった。