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そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

恋する神父

2006年08月22日 | ラブロマンス/青春


2004年 韓国 108分
■原題「ラブ・ソー・ディバイン」
2006.8.22 wowow   2005.8.29 TOHOシネマズ緑井
■監督 ホ・インム
■出演 クォン・サンウ(キム・ギュシク)  ハ・ジウォン(ボンヒ)  キム・イングォン(ソンダル) キム・インムン(ナム神父)  キム・ソンファ(キム修道女役)

《story》

「『デオ グラシアス』の言葉に秘められた、甘く切ない恋心」

「神父たるもの、その心をキリストに捧げ、一人の女性を愛することなかれ」

ギュシクは、生涯神に仕えようと神学校に通う青年。夜遊びばかりしている友人としでかした失敗で、山の小さな教会で精神修行を積むこととなった。その教会で、ナム神父の姪であるボンヒと出会う。最初の出会いからして、ふとした弾みでギョシクにとってファーストキスをしてしまうような、はちゃめちゃだった。神父からボンヒに洗礼をうけさせるように言いつけられたギョシクは、ますますボンヒにふりまわされ、そして彼女に惹かれていくのだった。

◎韓国映画やドラマにはまって、しかも映画が月曜日が1000円ということで、思い切って見に行った。「ラブストーリー」のような、笑いあり、涙ありを思っていたけど、そうでもなかった。最後はハッピーエンドだったけど、ただの娯楽映画。そんなに心に残る場面でもなかった。ちょっとがっかり。

◎あらためて見てみると、お互いの気持ちが次第に深まっていく様子がよくわかった。ギュシクは神への誓いを前にして迷いに迷ったが、恋を選んだ。それでいいんだと思った。人を愛してこそ、神も喜ぶはずだ。だいたい独身で神に人生を捧げるなんておかしい。きちんと人を愛し、家族を作ってこそ、人の苦しみもわかるし、建前だけでなく、神父として接することができるのだと思う。しかし、この恋は本当に続くのだろうか。後のことを心配してしまうのが私の悪い癖かも。

公式サイト「恋する神父」


ピアノを弾く大統領

2006年08月03日 | ラブロマンス/青春

2002年 韓国 94分
■原題「The Romantic President」
■2006.8.3  wowow
■監督 チョン・マンベ
■出演 チェ・ジウ(チェ・ウンス) アン・ソンギ(ハン・ミヌク大統領) イム・スジョン(ハン・ヨンヒ) キム・ソンギョム(チョン・マンス校長) キム・ヒョンイル(警護室長) イ・ジュヒ(キム大統領秘書) キム・インムン

《story》
ある女子高校に赴任してきたウンス先生。教壇に立つ前に、生徒になりすまして情報を得ようとするくらいの熱血教師。クラスの問題児のヨンヒは、先生の注意を聞こうとしない。そこで、親に連絡したところ、その親がなんと大統領だった。電話に出た大統領に、思わず宿題を出してしまう。それ以後、二人が会う機会が増え、娘の話し抜きに、惹かれあっていくのだった。

◎大統領があんなに警護を連れて密会するなんて、国民の税金をあんなに使うなんて、いいのだろうか。一般の人も、こうして大統領と恋に陥ることもある、そんな展開はおもしろいと思った。でも、あれは税金の無駄遣いだ。
ピアノはおまけみたいなもの。本当は弾けないのに、弾く姿で票を獲得したようなもの。ウンスとの愛を隠すことなく、きちんと正面から向き合って伝えるためには、ピアノのことも言わなければ・・・嘘はいけない・・・そう思ったのだろうな。ピアノはたとえ1曲でも一生懸命に練習したのだからいいと思う。問題は、「密会」を隠してしまい、愛に嘘をついてしまったこと。大統領は普通の人とちがって、国民のことを最大限に考えなければいけない。人を愛することも正直であれば、もっと国民を大事にできる。そんな大統領なら、上から見下ろさず、ともに今を生きていけるかも。

NANA

2006年08月03日 | ラブロマンス/青春

2005年 日本 115分
■2006.8.3 wowow
■監督 大谷健太郎
■出演 中島美嘉(大崎ナナ) 宮崎あおい(小松奈々(ハチ)) 松田龍平(本城蓮(レン)) 成宮寛貴(寺島伸夫(ノブ)) 平岡祐太(遠藤章司) 丸山智己(高木泰士(ヤス)) 松山ケンイチ(岡崎真一(シン)) 玉山鉄二(一ノ瀬巧(タクミ))

《story》

「同い年の 同じ名前の女の子」

「あたしは運命とか かなり信じちゃうたちだから。
  あたしたちの出会いは運命だったと思うんだ」

「笑ってもいいよ。  ナナ」

東京に向かう新幹線の中で二人のナナは出会った。一人は、大学に通う恋人を訪ねようとしている「なな」・・・明るく脳天気な女の子。もう一人はバンドの成功を夢見て上京する「なな」・・・二人は新幹線の中で隣同士となり、そして同じ名前ということで意気投合する。二人の二度目の出会いは、借りようとしている707号室の部屋だった。偶然にも同じ物件を目指していたのだった。二人は一緒に住むことになった。
ナナには、故郷で別れた恋人がいた。彼は、別のバンドに引き抜かれ、今では有名なバンドのギターをしていた。故郷で別れて以来会っていなかった。ある時、ナナに恋人を紹介しようとしたハチは、彼のバイト先に行く。一緒に帰ろうと外で待っていると、彼には別な彼女がいた。落胆するハチだったが、ナナの彼がいるバンドのコンサートのチケットが手に入り、ナナと一緒に行くことになった。ナナとれんとの久しぶりの出会いだった。ナナの友人たちは、二人の関係の修復を企てようとするのだが・・・。
   
◎バンドのナナはちょっと素人っぽい。そこから抜け切れていない。はみかみが感じられる。意図的なんだろうか。
ハチの彼氏の気持ちもわかる。自分でもそうなるだろう。でも、いやだね。初めからそんなにハチのことを好きではなかったのだと思う。ただ、自分に合う人がいないから、ときめく人がいないから、だからハチとの関係もだらだらとそのままにしていたのだと思う。東京に来てほしいけど、来てほしくない。そんな関係だったのだと思う。ハチといると疲れる。まわりの人はそう言う。そうかもしれないけど、私はこんな人こそ貴重だと思った。そばにいてほしいと思う。
この二人は本当に息が合っていたのだろうか、と、土台から疑問が湧いてくる。ハチと元カレの関係のように、どちらでもいいよ的な関係に見えて仕方ないんだけど。おかしいかな。

公式サイト「NANA」

ラストコンサート

2006年07月29日 | ラブロマンス/青春


1976年 イタリア/日本 94分
■原題「The Last Concert」
■2006.7.29 BS2
■監督 ルイジ・コッツィ
■出演 リチャード・ジョンソン(リチャード)  パメラ・ヴィロレッジ(ステラ)  リカルド・クッチョーラ(ステラの父)  マリア・アントニエッタ(シモーン)

《story》

「だれかに生きる勇気を与えたとき
         天使って涙を流すのですね」

イタリアのプルターニュ、サンミッシェルの病院。待合い室で憂鬱な顔で座っているリチャードがいた。診察室から出てきた少女ステラは、明るい表情で彼に話しかける。リチャードが診察室に入ったとき、医師は父親と間違え、彼女が白血病であることや、余命少ないことを告げる。
バス停で再び出会った二人。相変わらずリチャードは暗い顔。かつては名ピアニストだった彼は、今では落ちぶれて、仕事をさがしている日々だった。ステラは、そんな沈んだリチャードに明るく話しかけ、ともにバスに乗り、惹かれていった。ステラは、母を捨てて逃げた父を捜す旅をしていた。
無邪気に甘えるステラにリチャードも次第に好感を持つようにんる。そして、ステラの父親探しに力を貸す。あるとき二人はケンカして、ステラは一人でつかんだ手がかりをもとに父親の家に行く。そこでは父は新しい家庭を築き幸せに暮らしていた。悲しみの帰り道、リチャードが待っていた。二人は結婚して新しい生活を築くことにした。リチャードは再びピアノの練習を始め、ステラに捧げる曲の制作にあたった。そしてコンサートを開くことができるようになった。しかし、隠していたステラの病状が悪化していった。
コンサートの日、リチャードからプレゼントされたドレスを着て、ステージの袖からリチャードの演奏を見ているステラ。ステラの目は閉じられていった。

◎思い出の映画だ。この映画を見にいったのではなく、もう一本の「カサンドラクロス」だったような気がする、を見に行って、同時上映されていたものだ。昔はだいたい2本上映だったのが普通だ。もう一本の方をメインに見に行って、こちらの方が心に残った映画というわけだ。友だちと一緒に見に行って、その友だちはLPレコードまで買った。そのレコードは今でも家にある。音楽が素晴らしく、脳裏に焼き付いている。こんなにいい映画なのに、テレビで放映されることはなかった。気が付かなかっただけかも。それにレンタルビデオの店でもけっこうさがした。が、なかった。みつけられなかっただけかも。今回、BS2で放映されると聞いてDVDに録画して永久保存にした。高校時代に見た心に残る映画の一つだ。
ステラの無邪気さが、見る人の心を揺さぶる。あたたかくしてくれる。命つきると知っていて、リチャードが生きる希望を持てるように尽くすところに感動があった。それに自分も素直に人を愛し、愛される喜びを感じることができた。ステージの袖で死んでいくステラだけど、幸せだったと思う。リチャードも、彼女は死んでしまったけれど、再び悲嘆に暮れることなく、前向きに生きてほしい。そう願う映画であった。


街の灯

2006年07月27日 | ラブロマンス/青春


1931年 アメリカ 83分
■原題「City Lights」
■2006.7.27 BS2
■監督 チャールズ・チャップリン
■出演 チャールズ・チャップリン(放浪紳士) ヴァージニア・チェリル(盲目の少女) ハリー・マイヤーズ(富豪)  フローレンス・リー  アラン・ガルシア  ヘンリー・バーグマン

《story》
街の平和を願って作られたモニュメントの除幕式。幕を取れば、そこには放浪者チャップリンがいた。街を歩いていたら、盲目の娘が花を売っていた。チャップリンはなけなしのお金で花を買う。夜、酔っぱらいの金持ち紳士が、川に飛び込んで自殺しようとしていた。そこに出くわしたチャップリンは、彼を止め、二人は意気投合し、彼の家で飲んだり、バーに飲みに出かけたりした。しかし、その紳士は、酔いが醒めると、チャップリンのことを忘れているのだった。チャップリンは、盲目の娘のために、働き出したが、遅刻ばかりするので首になる。娘は家賃をためていて、20ドルないと家を追い出されることがわかった。また、新聞に、盲目を治す、画期的な治療が発見されたことが報じられた。チャップリンは何としてもお金がほしかった。ボクシングをするが負けてしまう。街をうろうろしていたところに、酔っぱらったあのお金持ちの紳士が現れる。酔っているときは、気前がよく、チャップリンに自動車をあげたり、娘のために1000ドルもお金を渡すのだった。しかし、そのあと酔いがさめたとき、チャップリンのことを忘れてしまう。逃げるチャップリン、お金だけは娘に渡し、彼は窃盗の罪でつかまってしまう。月日は流れ、盲目だった娘は、視力を取り戻し、街角で花屋をしていた。そこに釈放されて通りかかったチャップリン。娘は哀れな放浪者に花とお金を渡す。手を握ったとき、大金をくれたのが彼であることがわかる。

◎映画っておもしろいなあ、と思ったのが、この映画を劇場で見たときだった。中学生のときだった。映画は人の心を感動させてくれる。映画が好きな理由は2つ。「街の灯」のように、さわやかな涙を流せる感動があるから。私はハッピーエンドでなければ、わざわざ映画を見に来たかいがないと思う。2つ目は、映画ならではの特撮、今ではCG。ウルトラマンやゴジラを代表するように、夢を実現してくれる。SFでもホラーでもいい。もう1つあげるなら、世の中の知らない現実を知ること。これは悲しい結末で終わるかもしれない。でも、見なければ、と思ってしまう。
チャップリンとの出会いは、最初の「感動」を与えてくれる映画のすばらしさだ。ちょうどチャップリンの映画のリバイバルが流行っていたときで、映画館に足を運んだ。テレビよりやっぱり映画館だ。特撮は「ドリトル先生」「エクソシスト」
言葉がなく、動きがつながっておもしろさや楽しさを表現してくれる。まるでマンガみたいだけど、それを実際にしているところがすごいところ。ロープをつけて川に落ちるシーン、ボクシングのシーン、スパゲティーと一緒に紙テープを食べるシーン、毛糸のシーンなどいっぱいあげられる。ただ笑いだけなく、必ずメッセージがある。そして感動がある。ラストの「あなたでしたか」という場面は何度見ても涙が出てくる。しかし、あのあとどうなったのか、それは見ている人次第で変わる。歪んでいたら、どうせ女は彼を突き放すにちがいないと思う。純粋だったら、きっと二人は幸せに暮らすだろうと思う。街の灯(あかり)は見ている人の心によって変わるから。


英語完全征服

2006年07月23日 | ラブロマンス/青春


2003年 韓国 114分
■原題「Please Teach Me English」
■2006.7.23 wowow
■監督 キム・ソンス
■出演 チャン・ヒョク(パク・ムンス)  イ・ナヨン(ナ・ヨンジュ)  アンジェラ・ケリー(キャシー)  キム・インムン(ヨンジュの祖父)  ナ・ムニ(ムンスの母親)

《story》

「英語も恋もゲットしたい」

ヨンジュは地方公務員、窓口の仕事をしていた。ある日、外国人がやってきて、英語で話しかけてきた。職場のだれもが英語を話せない。もちろんヨンジュも話せなかった。そこで、職場から一人英語研修に行かせることとなり、ヨンジュが選ばれた。その英語教室で出会ったムンズに一目惚れ。英語教師のキャシーとも仲良くなった、初めは、ムンズはヨンジュを疎ましく思っていたが、次第に心惹かれていく。ムンズは、生き別れとなり、アメリカで暮らしている妹と英語で話したいという夢があった。しかし、ヨンジュは、ムンズが持っていたその妹の写真を彼の彼女だと勘違いした。二人を引き離そうと、ホテルで出会ったムンズの妹に彼は会いたくないと言ってしまう。さあ、どうなるのだろうか。

◎これもはちゃめちゃなコメディだ。その中でおもしろおかしく愛が実っていく。いつものパターンだが、単純な私にとってはそんな単純で最後にハッピーエンドになる展開がおもしろい。個性のある主人公たちが、いつのまにか惹かれあい、かかえた問題を乗り越えて結ばれていく。そしてめでたしめでたしとなっていく。楽しんでみるなら、そんな単純な流れでいいのではないかな。もっと欲を言えば、ほろりとくる場面があれば、私はそれで満足だ。


リンダ リンダ リンダ

2006年07月21日 | ラブロマンス/青春

2005年 日本 115分
■2006.7.21 wowow
■監督 山下敦弘
■出演 ペ・ドゥナ(ソン) 前田亜季(山田響子) 香椎由宇(立花恵) 関根史織(白河望) 三村恭代(丸本凛子) 湯川潮音今村萠() 山崎優子(中島田花子) 甲本雅裕(小山先生)

《story》

「過ぎていく時間 何よりもやさしい 何よりもあたたかい」

「高校生活 最後の文化祭。ただ、何かを刻みつけたかった」


地方の高校、芝崎高校の文化祭「ひいらぎ祭」が始まろうとしていた。高校生活最後の文化祭、この時を目指してがんばってきたバンド仲間だったが、ギター担当が指にけがをした。ボーカル担当もやる気をなくし外れてしまう。残った3人は、文化祭3日前だけど、ステージに立ってバンドを実現させたくて、ボーカル探しを始める。目の前を初めに通った者がボーカルと決め、現れたのが韓国からきた留学生ソンだった。4人で練習を始めた。元彼のスタジオ、部室など、練習を重ね、ともに行動するうち、4人の心が結ばれていく。そして当日、4人は夢のなか・・・。ステージに向かって走る4人、間に合うのか・・・。

◎学生時代の青春の一場面。そんな感じがした。チャラチャラしていなくて、重大な意味があるわけではないけど、やり通したい、うまくできないけど、ぎりぎりな状況だけど、今やめたくない、そんな一場面って、人生の中にあるもの。そしてそれがとっても貴重なんだと思う。無茶ができる、それが青春。気怠い現代、チャラチャラしているだけ、表面を飾っているだけ、そんな青春ではなく、仲間とともに何かをやり通す青春。きっとそれはずっとずっと心の中に残る宝物。やさしくてあたたかくてすがすがしい。文化祭ってそうだった。学校って、勉強だけでなく、そんな輝きのある経験ができた。学校の良さって、実はそれが一番大事なものかもしれない。

公式サイト「リンダ リンダ リンダ」

メールで届いた物語(ストーリー)

2006年07月16日 | ラブロマンス/青春


2005年 日本 104分
■2006.7.16 wowow
■監督 清水浩 伊藤裕彰 鈴木元 鳥井邦男
■出演 :加瀬亮(高村) 相武紗季(谷村理沙) 吹石一恵(葉子) 多部未華子(天使) 岡田義徳(山口) 大倉孝二(藤井) 奥貫薫 北村一輝(柏木) 原沙知絵(美紀/柏木の妻(2役)) 津田寛治(菊池)

《story》

『mail』
郵便配達員の高村は、毎日のように配達していた手紙が相手がいないことがわかり、返される。調べてみると、その相手はもう亡くなっていた。それでも手紙が送られるので、高村はその送り先の理沙に会いにいくことにした。

『CHANGE THE WORLD !』
失恋した葉子は、そのショックから抜け出すため、ボクシングを始めたり、タクシードライバーに転職したりする。ある日、女子高生を乗せ、「CHANGE THE WORLD !」と書かれたチェーンメールのことを聞く。

『アボカド納豆。』
仕事の帰りに居酒屋に立ち寄った山口と藤井。山口は、仕事中にメールをしていた藤井に説教する。そのとき、複数の女性とつきあっていることがわかり、それらの女性が本気かどうかテストしてみることになった。愛しているなら、「アボガド納豆」という呪文を相手にメールで送り、その料理を食べさせるというものだった。しかし、メールの返事はひとつもこなかった。事態は思わぬ方向に転回していくのだった。

『やさしくなれたら…』
柏木は、以前は銀行に勤めていて、愛する妻がいた。しかし、その妻を失い、銀行をやめ、架空請求の詐欺会社でメールを送り、強引な取り立てをしていた。ある日、死んだ妻に似た美紀が、架空請求の罠にはまりかけている場にでくわす。柏木は、だまされない方法を彼女に教え、次第に親しくなっていく。

◎「msil」が一番おもしろかった。こうなるかな、と予想してしまうけど、素直に見ることができてよかった。死んでしまったのは残念。元気になって結ばれたらもっとよかったのにと思った。チェーンメールの話はよくわからなっかた。メールで意欲がわくなら、チェーンメールも大歓迎。メールでなくても、ある言葉に輝きを見いだしたら、それで人は立ち直れるのかも。「アボガド納豆」おもしろい発想だと思った。これも結果が予想されてしまう。こんなイタズラを子どもはよくするかもしれない。「やさしくなれたら・・」人の心には悪魔と天使が住んでいる。悪魔ばかりの人もいるかもしれないが。以前天使だった人は、たとえ悪魔になっても、天使の心が残っていて、ふっと顔を出す。そして、苦しむことになる。完全な悪魔にはなれない。完全な悪魔になれたら、気持ちは楽かもしれない。

公式サイト「メールで届いた物語」


マイ・リトル・ブライド

2006年07月15日 | ラブロマンス/青春

2004年 韓国 117分
■原題「My Little Bride」
■2006.7.15   wowow
■監督 キム・ホジュン
■出演 キム・レウォン(パク・サンミン) ムン・グニョン(ソ・ボウン) パク・ジヌ(ジョンウ) キム・インムン(ボウンの祖父) ソン・ギユン(ボウンの父) ハン・ジニ (サンミンの父)

《story》

「キスもまだなのに もう結婚」
「花嫁は16才」


サンミンが留学から戻ってきた日、幼なじみの高校生16才のボウンと結婚するように、彼女の祖父から言われる。祖父はサンミンの祖父と親友で、自分たちの子どもを結婚させることを約束していた。子どもが男ばかりだったので、孫を結婚させようと、二人に話をする。祖父の今にも死んでしまいそうな演技にはめられ、二人は結婚することになった。結婚式のあと新婚旅行に出かけるのだが、ボウンは空港でサンミンから逃げてしまう。新居でも、サンミンにつらくあたり、学校ではあこがれの野球部の彼を作り、デートをする。そんなある日、サンミンは教育実習のため、ボウンの学校に行くこととなった。二人はどうなるのだろうか。

◎「秋の童話」での演技が脳裏に残る彼女(ムン・グニョン)が映える。幼い恋ながら、彼への愛が芽生えていく。以前のサンミンを慕っていた気持ちが、共に生活することで愛に変わっていく、いや気づいていくのかも。日本であった「奥様は18才」のことが頭をよぎった。
心が結ばれるまでのラブストーリーだが、このエンディングのあと、二人はうまくいくのだろうか。まだまだお互いにたくさん恋をする年齢。今後も幾多の課題が待ち受けていそう。続編もおもしろいかも。
キム・レウォンもどこかで見たことあると思ったら、「アメノナカノ空」に出ていた青年だった。名前と顔を覚えるのが苦手なので、よほど印象的じゃないと心に残らない。彼の笑顔は印象深かった。

公式サイト「マイ・リトル・ブライド」

サマータイムマシン・ブルース

2006年07月15日 | ラブロマンス/青春

2005年 日本 108分
■2006.7.15 wowow
■監督 本広克行
■出演 :瑛太(甲本拓馬) 上野樹里(柴田春華) 与座嘉秋(新見優) 川岡大次郎(小泉俊介) ムロツヨシ(石松大悟) 永野宗典(曽我淳) 本多力(田村明) 佐々木蔵之介(穂積光太郎)

《story》
ある大学のSF研究会、写真部の要請で、躍動感ある野球練習の撮影に協力していた。活動を終え、町の風呂屋で汗を流し、部室に戻り、そこでエアコンのリモコンを壊してしまう。次の日、部室に不思議な人物と、不思議な機械があった。何とそれはタイムマシンだった。部員たちは、昨日壊したリモコンを、壊す前に手にいれようと、昨日にタイムスリップする。しかし、過去を変えてはいけないことに気づき、元にもどすためにかけずりまわるのだが・・・・。彼らは過去を壊し、未来は消えてしまうのか。

◎もし過去にいけたら、きっとあらゆるものを変えてしまうだろう。好き勝手にやってしまうだろう。たとえそれが、自分以外のすべての人生を変えるとわかっていても・・・。そうならないから、過去にはいけないんだ。でも、こんなことができたらどんなに楽しいだろうか。でも、でも、それもちゃんと時間の中に組み込まれていたんだ。そうじゃないと、いつが今なのかわからなくなるよね。難しいことはおいといて、はちゃめちゃで楽しめました。