





■2006年 日本/韓国 101分
■2008.6.28 日本映画専門チャンネル
■監督 ハン・サンヒ
■出演
イ・ジュンギ(キム・ミン)
宮崎あおい(佐々木七重)
塩谷瞬(小島康二) 森田彩華(厚佐香織)
柳生みゆ(佐々木百合) 乙葉(福山先生)
余貴美子(佐々木真由美)

「逢いたくて、逢えなくて、逢いたくて」
韓国から、陶芸家の父とともに日本にやってきたミン。京都の街をマウンテンバイクで突っ走る。ある神社で高校生の七海と出会い恋に落ちる。再びミンが通う高校で七海を見る。追いかけたものの、七海の美術道具を川に落としてしまう。七海の新しい美術道具を買おうと、ミンは必死でアルバイトをする。ミンの心もこもった美術道具を受け取った七海とミンは次第に心を寄り添わせていく。ミンが作った陶芸に七海が色をつけることを約束する。祖母の病気のため一時帰国するミンに、七海は手作りのお守りを渡す。しかし、ミンが戻った京都には、もう七海はいなかった。数年後、ソウルの絵画作品展覧会場で七海と出会うが、約束を守らず消えてしまった七海を許せず自暴自棄になる。しかし、七海が渡したお守りの中にミンへの思いが託されていた。初雪の日にデートしたカップルは結ばれるというジンクスを信じて。


私自身も、韓国のドラマや映画をよく見る。韓国だから、というわけではない。だれかが出ているからというわけでもない。ただ好きだから、おもしろいから、感動できるからだ。七海は、日本人としてのいいところを最大限だしている。だれもが七海のような人間ではない。ミンだって、韓国の代表のように見えてしまうけどそうじゃない。お互いに悪いところもあるけど、それはそれ。いいところを大事にしあいたいものだ。それがお互いに近づくことになる。
