共感的理解を超えた願い

2017年02月09日 | 出来事 -

病院のベッドに横たわり、点滴に繋がれている光景は、
これまで 嫌というほど目にしてきたので、
「 手術することになった 」と聞くと、その光景と
落ち込んだ患者の表情を 瞬時に想像するようになった。
というか、目に浮かぶようになってしまった。


カテーテルや、ナースコールボタン、
白いシーツに 真っ白い枕カバー、
大きなタオルを背中に敷いたベッド周りは、
忘れられない光景だ。



ガンなんだよ・・・

元気なうちに会いたいよ。



返事する言葉が見つからず、一瞬 凍りつく!

そういう感情を 自分の心の奥に秘め、
厳しい現実にも ずっと寄り添ってきたのに、
時として よくないことは 重なるものだ。


私のことではないが、
とても切ない現実と向き合っている人の心が
気になってしまう。
退院して2日後に 更に 試練が待っていた!

胸が張り裂けそうに 辛い気持ちが襲ってくる。

乗り越えてほしいと、心から思う。


プライドが高く、自分をしっかり持って
強い持論がある人ほど・・・
いざとなると 危なっかしいところがある。


応援だけしかできないことが もどかしい。
しかし、応援し続ける事しかできない私は、
精一杯 応援することにした。