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大島渚監督・80年の人生

2013年01月15日 | 人物 -
日本映画界のヌーベル・ヴァーグの旗手:大島渚監督が逝った。

晩年の奥様との二人三脚の生活が、どうしてもイメージされるが・・・
仕事に対する攻めの姿勢は、世界でも注目される存在だった。


ず~っと前のことだが・・・
映画 「夜と霧」 というアウシュビッツ強制収容所の作品を鑑賞し、
衝撃的だったことを先輩に話したら、「日本の夜と霧」 という
大島監督の映画があることを教えてもらった。
テーマは、全く違うけれど、「夜と霧」 を意識した タイトル を
大島監督が (意図的に) つけたということだった。
社会性の強い作品を発表し続けてきた大島監督らしい話である。

あの頃の私は、大島渚監督の他、篠田正浩監督、吉田喜重監督、
鈴木清順監督、今村正平監督、などなど・・・
黒沢作品、小津作品、溝口作品以外で、過去の歴史を紐解くように
観ていた時期があった。


個人的なことだけれど・・・自分にとって・・・
作品を離れて、いろいろな意味で、大島渚監督は特別な存在で、
80歳という年齢を、あらためて感じ入った。

美しい奥様もご高齢になり、いろいろな問題を抱えていたことと
勝手に想像しつつ・・・
確実に、かつての「日本映画界」を牽引してきた人であることは、
間違いない・・・と思うと、感慨深いものがある。

ご冥福を心からお祈りします。