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ゲーム雑記【Fate/stay night】その3

2007年08月21日 05時20分51秒 | ゲーム雑記
今回は設定の解説。



このゲームは冬木市という町で行われる7人の魔術師による聖杯戦争という戦いを骨格にしている。
以下、用語解説。

【魔術師】
文字通り魔術を使う人たち。ただし遺伝的なものなので、魔術師は生まれたときから魔術師であり、普通の人が魔術師になることは基本的にない。
魔術は決して普通の人に見られてはならず、それを破るのはタブー。逆にいうと見られた場合、目撃者を殺すことも厭わない。
魔術師の大多数は魔術協会という組織に所属しているが衛宮切嗣のようにそうでない人もいる。
後述の魔術刻印が一子相伝のものであるため、魔術師の家に二人以上の子供がいる場合、片方しか魔術師として育てない。そのため遠坂家に生まれた桜は本来魔術師にならないまま生涯を送るはずだったが、その素質を惜しんだ父の時臣によって間桐の家に養女に出された。

【魔術回路】
魔術を使うために必要となるもの。不可視で魔術師が体内に持っている。魔術師の血脈を持っていれば生まれたときから体内に備わっている。ただし間桐の家は血脈が薄れており、慎二は魔術回路を持っていなかった。移植も可能。

【魔術刻印】
魔術師が自身の魔術の集大成を篭めるもの。これがあれば大魔法でも容易に扱える。体のどこかに浮かび上がるが、普段は不可視。魔術刻印は他人へ継がせることができるが、その対象はひとりだけ。代を重ねた魔術師の家の魔術刻印はすさまじい魔力を持っている。

【聖杯】
どんな願い事でもかなえてくれる願望器。世界中に存在している。聖堂教会の秘蹟部というセクションは世界中の聖杯の中から本物の聖杯を探しているようだ。
聖杯自身が意思を持っており、マスターとなる人間は聖杯によって選ばれる。また、サーヴァントを召喚するために必要な膨大な魔力も聖杯によって賄われている。
聖杯を使用するには器(物理的なものとそうでないのの両方)が必要。代々錬金術に優れたアインツベルン家が聖杯戦争で使用する器を用意している。優れた魔術師の肉体でも代用可能らしい。また聖杯には中に注ぐ中身が必要で、それが7人のサーヴァントの魂となる。7人なくても聖杯としては機能するらしい。が、その正体は…。

【聖杯戦争】
冬木市で数十年に一度行われる7人のマスターとそのサーヴァントによって行われる殺し合い。聖杯の魔力が満ちてくると、マスターが続々と選ばれ、選ばれたマスターの体には令呪が浮かぶ。
もともとはアインツベルン、遠坂、マキリの3つの家が聖杯を作り出したのだが、願望を叶えられるのは1名であったため殺し合いになった。その後徐々にルールを作っていき現在の聖杯戦争の形ができあがった。

【マスター】
聖杯戦争の参加者。魔術師でなければ参加できない。マスターは聖杯によって選ばれるのだが、基本的にアインツベルン、遠坂、間桐の家の人間は優先的に選ばれるようになっている。第4次、第5次ともにこの3つの家からマスターが出ている。
それ以外のマスターは冬木市に住む魔術師などが選ばれるようだが、第4次ではイタリアにいた言峰が開始の3年前に令呪が浮かんだ。
マスターの権利は他人に譲ることも出来るがサーヴァントを現界にとどめるための魔力を常に供給しなければならないため、魔術師以外の人間がマスターになるのは実質不可能。
サーヴァントを失った時点でマスターが聖杯戦争は脱落するが、運良くマスターを失ったサーヴァントと契約できれば復帰は可能。

【サーヴァント】
マスターによって召喚される英雄。それは神話の登場人物や架空の英雄、実在の人物、さらには未来の人物など、およそ英雄と呼ばれる人であればたいていあてはまるようだ。召喚されるサーヴァントは、マスターが所持している依り代に縁のある人物が最優先で選ばれるが、それがない場合はマスターと似通った人間性の英雄が召喚される。そのため第4次ではお目当ての英雄を呼ぶためにマスターがそれぞれ聖遺物を探索していることが書かれている。士郎がアーサー王を呼び出せたのは体内にアーサー王の宝具であるアヴァロンを持っていたから。
サーヴァントは7つのクラスのどれかにあてはまるようになっており、通常は真名は隠してクラス名で呼び合う。真名(正体)がわかると、その弱点も知れてしまうための工夫。
サーヴァント自身も基本的には聖杯を望んでおり、そのためにマスターに協力するという態度をとる者が多いが、単純に戦いを楽しみたいなどの動機しかないサーヴァントもいる。そのためマスターの言うことを聞かないサーヴァントもおり、マスターとサーヴァントの相性は普通の人間同士の相性とかわらない。

【クラス】
召喚されたサーヴァントのカテゴリーのようなもの。以下の7つがあり、聖杯戦争ではかならず各クラス1名づつサーヴァントが決まる。

・セイバー…剣士。3騎士のひとつ。剣技に特化した英雄が選ばれる。魔法に対する耐性が高く、現代の魔術は効かない。最優のサーヴァントと呼ばれる。凛はセイバーを呼び出そうとしたが失敗した。

・アーチャー…弓兵。3騎士のひとつ。単独行動に優れ、マスターからの魔力の供給なしでも数日間行動可能。

・ランサー…槍兵。3騎士のひとつ。サーヴァントの中で最も敏捷性に優れている。

・ライダー…騎兵。竜種以外のあらゆる乗り物(車なども)を乗りこなせる。

・キャスター…魔術師。人間の魔術師とは比べ物にならない魔力と大魔法を使いこなす。ただし魔術師によって使える魔術は生前使用していたものに限る。肉体的な強度は常人と変わらないため白兵戦には向いていない。

・アサシン…暗殺者。白兵戦はそれほど強くないが、気配を遮断することができる。

・バーサーカー…狂戦士。召喚する際の呪文に特定の文言を付け加えることで呼び出せるため、マスターが恣意的に呼び出せる。理性を失う代わりに全能力がアップしている。

また、各クラスにはスキルがあり、例えばライダーであれば騎乗、アーチャーは単独行動、アサシンは気配遮断、キャスターは工房作成など。
英雄によっては複数のクラスに適応できるものもいるが、アーサー王はセイバーにしか適応できないらしい。

【令呪】
マスターが手に持っている、サーヴァントに対する3つの絶対命令権。使うたびに令呪は1つづつ減っていく。サーヴァントが消滅した場合、令呪は自然消滅するが、再起の可能性があるマスターには再び残ってる分が浮かびあがる模様。
また、優れた魔術師であれば他人の令呪を移植することも可能。どんなサーヴァントでも令呪を使用した命令には逆らえず自害させられたサーヴァントも存在する。
物理法則を無視した命令も可能で、遠くにいるサーヴァントを一瞬で自分の側に呼び出すこともできる。逆に対象期間が長くなる曖昧な命令は効果が薄い。

【冬木市】
物語の舞台となる都市。霊脈が強く、この地の管理者である遠坂家が聖杯戦争の舞台として提供した。大別して深山町と新都という二つの区画に分かれており、二つの町は橋でつながっている。深山町は衛宮、遠坂、間桐、柳洞寺、穂群原学園などがある。新都は駅とオフィス街、公園などがある。

【宝具】
サーヴァントが所持している必殺の武器。サーヴァントが生前愛用していた武器などがそれにあたる。そのため宝具の名を知られることは持ち主の真名も知られることにつながるため、基本的には名前は伏せておいてある。ただし使用する際には宝具の名前を呼ばなければならない。
サーヴァント同士の戦いはほとんど宝具によって決着がつくといっていいくらい重要なファクター。普通はひとりのサーヴァントにつき1~3つの宝具を持っている。
宝具には効果範囲による種別があり、1対1で力を発揮する宝具(剣など)は対人宝具、数百人相手に力を発揮する宝具(固有結界など)は対軍宝具、地形を変えるほどのすさまじい威力と射程を持つ宝具は対城宝具と呼ばれ、それぞれE~EXまでのランクがある。また、それ以外にも宝具ごとに最大補足(人数)、ランク、レンジという設定がある。ランクはE~A++まであるが、固有結界などの空間そのものを変える宝具のランクはEXとなる。

【保有スキル】
クラス能力とは別にサーヴァントが独自に持つスキル。ギルガメッシュの黄金律、アーサー王の直感、ハサンの蔵知の司書などバラエティに富んでいる。

【ステータス】
各サーヴァントの基本能力。筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6つがある。同じサーヴァントでも召喚者の魔力によってステータスの値が変わる。そのため強いマスターど強いサーヴァントを従えることができる。


とりあえずこんなところか。


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