磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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333 ボーイッシュな先輩

2008年11月02日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




333 ボーイッシュな先輩


小一郎はマン・リヴのビラを配っている。

「わが校はいまだに、男子生徒に対する待遇が……」

茜はそれを見て、むこうの世界でも同じことやっているねえと思う。

この世界は男尊女卑であるけれど、むこうの世界は逆。

でも、こちらでも元女子大!

学生のなり手がすくない昨今。

女子大も共学にしたわけ。

小一郎は福祉だから、この名門私立校を目指したわけ……。

それを見てわらっている女子がいた。

ショートヘアーで、ボーイシュな女の子。

そう表現したくもなるような古風な人である……。

わが校には、こういう古風な人もいる。

いわゆる、名門女子大!

花嫁学校としての名のこりがあるわけ!

それを私たちは生きている化石なんてこともいっている。

でも、そんなことで堪える人たちではない。

お嬢様というのは、意外に気が強いのである。

世界に誇る日本女性ヨーコ・オノも学習院育ちのお嬢様!

常陸宮様と御学友であったとか……。

それにしても、化石が小一郎に話しかけるなんて珍しいと思う。

でも、この茜はむこうの世界の茜。

もう情報は仕入れてあるから、こんなことも理解している。

「マン・リブか! お疲れさまね」

「つかれているけどさ、これも大切なことなんだよ」

「それにマン・リブだけじゃないのね」

「そうだよ、この名門女子大の社会福祉って、名前ばかりで、校舎がバリアフリーしていないんだよ。それも読んでくれたんだね」

「ええ、読んだわ。わたしも一応社会福祉を専攻しているわ」

「あっ、そうだったんですか? 先輩?」

「まあ、そうだけど、バイトも忙しいそうね。大変なのに、よくやるわけね」

すごく誉められている。こんなこと、はじめてだ。

この学校に人間的な人がいるってのも、はじめて知った。

どれも、これも社会福祉というよりも、PTA活動をしたいって感じの、若年寄ばかりだもんなあー。

社会福祉にいって、威張りたいのかよ! それとも仕事しいたのかよ!

そんなことをいつもよく思っている小一郎であった。









閑話休題

この話が気に入ってしまって、

だいぶ話が長くなってきます。

案外、男とか女とか……。

意味あんのかなあー。

そんなことを思ってきました……。

書くときはなるべく考えないのが、

ボクの方針で、ただ書く!

それだけで書いています!

夏目漱石がかいていたと思うけど、

穴ほっているだけだよ。

そこに何があるか、わからん!

だから、穴をほっている!

--しかし、漱石とは作品に

大きなちがいがあるなあー。(冷汗)










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