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磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

僕のお父さんは東電の社員です-小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味-

2012年09月21日 | 読書日記など
『僕のお父さんは東電の社員です-小中学生たちの白熱議論!3・11と働くことの意味-』
   毎日小学生新聞・編、森達也・著/現代書館2011年

日本は法治国家です。親が悪くても、子供にまで責任はない。
そんなことで、せめたら、“いじめ”でしょうね……。



帯に……。
「今 この国の大人たちに子どもたちの声は聞こえていますか?」
--子どもたちというなら、東電の社員と限定するのはマズクないですか?

これも間違いです。下「」引用。

「発電所を増やさなければならないのは、日本人が、夜遅くまでスーパーを開けたり、ゲームをしたり、無駄に電気を使ったからです。」

すべての日本人に関係がないですし、ボクが田舎にいるころには、24時間お店ができても、規制で24時間営業できなかったと思います。つまり、夜中に歩き回る人がいるなんて治安が悪くなるので、規制されていたんですね。もちろん、健康にも悪いし……。これも、一部の人たちで決められたことであり、日本国のすべての人で決められたわけではありません。原発についても、住民投票を東京都の石原知事、そして大阪の橋下などは拒否しましたね。

どうして……。下「」引用。

「-略-多くの日本いや世界の人がはんせいしたんです。すこしは言う事も考えてほしい、と思いました。そして、東京電力をせめないで、みんなで電気にたよらない生活をしたらいいと思います。」

あなたがせめられていることがつらいのでしょうね。東電は公的な企業で責任があります。あなたは子供で責任はありません。日本は法治国家です。それを忘れている新聞社の人たちにはあきれます。東電をせめないでキャンペーンのために、子どもが悪用されている感じがします。毎日新聞もこんな本を出していたら、「原子力ムラ」の一員といわれても仕方がないのでは?

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ウソが書かれてあります。下「」引用。

「原発が一番お金がかからないから原発を造ったのです。」

作られた当時から高くて、事故になった時の保険がかけらないほど被害は大きいことは理解されていたんです。保険がかけられるというのは、原発施設だけで、被害者にまでは及んでいませんね。それに、お金をもらっても、健康を害したり、命を失っては取り返しがつきませんね……。

福島県の人々をバカにしないでほしい。下「」引用。

「福島県の人々は、原発のことをちゃんとみてなかったから(東電も)。」

反対していた福島県の人々も大勢いますね。今回も原発再稼働で半数以上がそうなのに、強引にすすめたでしょう? 一部の人たちで強引に推進され、一部の人たちが原発で大儲けしているんです。でも、反省は全員で……。こういうのを「国民一億総懺悔」というのです……。

利己的ではなく……。下「」引用。

「私が言いたいことは、テレビに頼らず、もっと自分で深いところまで調べてから、利己的ではな利他的
な話し合いになることを願っております。」

「原子力ムラ」は利己的ですね。福島の人に迷惑をかけて、東電の一般の職員やその家族にまで迷惑をかけていますね。

世界中の人たちが、原発をつくらせたなんて、ウソまで書いています。電気のない生活をしている人たちも大勢いるのにです。あきれた本でした。「一億国民総懺悔」というペテンから、さらに悪化して、「地球人総懺悔」だなんて、本当にあきれた本です。悪いことをした人たちが、反省したふりはしても、本当に反省せずに、また原発推進が続けられるでしょう。そして、現場でしか事故は起きないから、東電の人たちに責任転嫁するでしようね……。でも、本当は、人類の手にあまるものが核(原子力)ですね。こんなものを始めた人たちが悪いのです。

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