磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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203 赤信号みんなで渡ってボロボロ……

2007年10月29日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

七章、ノーマーシィー(仲間の死)




203 赤信号みんなで渡ってボロボロ……


「犯罪の話をしていたんじゃないの?」

「そう、禁酒法だったね。禁酒法は守れる法律ではない。だから、法律を守らないことが当たり前になる……。当たり前になると、順法精神なんてなくなっていくというわけだよ」

「そうなのかしら……」

「赤信号みんなで渡ればこわくない!」

「こわいわけないだろう」
三沢少年はソーリィーにあれきたという目つき。

「みんながそうやって、違反をはじめる。そうしたら、世の中はおかしくなるね」

「お笑いでごまかす大人って意外に多いよね」

「そうだね、善悪なんかよりも、彼自身の頭のなかでイメージがよければいい、自分が楽しければいいと、困った大人たちがいるね……」

「そういう人たちを騙すのは簡単なことらしいわ。大衆操作っていうんでしょう」

「そうだね、ナチス・ドイツもやったし、アメリカもよくやっている」

「“悪法も法なり”という言葉があるわね。あれも、本当は「悪法も法によっては正しい」と、遵法精神の大切さをいった言葉よね」

「それが、日本では、何でもいいから従えという意味で使用されていて、遵法精神など考えちゃいないね」

「その見本が政治家だね」

犯罪者をつくったのは父たち政治家の力が大きいと思う沙也加。

「そのギャグをいったコメディアンってね、右翼から国政選挙に出て落選したんだよ。政治の話をするバラエティー番組でも、右翼の都合のいいことばっかり言っている。福祉なんてやめて、友達どうしでお互いに助け合ったり、家族で助け合ったりすればいい! それがまともだろうという。でも、彼は家族の所へは帰らない身勝手な男! それなのに、誰も怒らない。彼は天才! で批判をしてはならない。まるで、どこかの教祖さまのような存在!」

「ぼく、宿題どうしたらいいんだろうなあー」

「いい点を取りたかったら、嘘を書くしかないでしょうね。本当のことを書くなら、ひどい点をもらうことを覚悟することね」

「そりゃないよ……。本当のことを書いて、ひどい点をとるなんて、無茶だよ。そんな世界って、ひどすぎるよね」

「それが、この日本よ。ナチス・ドイツから学ぶことがたくさんある……。ある宗教団体の教祖は、ナチス・ドイツからも嘘をつくことを学んだのよ。大衆操作をうまくしていたヒトラーの手法を真似ようとしたらしいのよ。大衆は操作されやすものなのよ。でも、それはナチスだけじゃないけどね……」







閑話休題

石油の値上がりが、

すごいですね。

電気料金も値上げとか?

守屋元次官のことも、

話題になっていますが、

軍事機密で隠蔽できるとも……。

市場原理の働かない、

儲けが確実なところといわれる方たちもいます。

それは、原発も同じですね。

地球温暖化防止のためにも、

原発推進という詭弁……。

柏崎刈羽は今も止まったまま……。

原子炉にひびがいっていたという

噂さえもあるという……。

噂などが生まれるのも、

隠蔽体質だからとボクは思います。

いつものことが、止まりませんね……。









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