いよいよ8月に入り夏本番という感じですね。
今回のブログはレトロPC(PC-98)ネタで行きたいと思います。
主題にもあるように、ネットからダウンロードしたPC-98用のフリーソフトを実機で遊べるように3.5inchFDに書き戻す方法をご紹介します。
用意するハードは、WindowsPC、3モード対応のFDD(USB接続)、PC-98実機(3.5inchFDD+HDD搭載)、2HDの3.5inchFD となります。PC-98のHDDにはMOS-DOSがインストールされていることを前提に話を進めます。
主題にもあるように、ネットからダウンロードしたPC-98用のフリーソフトを実機で遊べるように3.5inchFDに書き戻す方法をご紹介します。
用意するハードは、WindowsPC、3モード対応のFDD(USB接続)、PC-98実機(3.5inchFDD+HDD搭載)、2HDの3.5inchFD となります。PC-98のHDDにはMOS-DOSがインストールされていることを前提に話を進めます。
※WindowsPCに接続するFDDは必ず3モード(1.44MB 1.2MB 740KB)対応品をご用意ください。
また準備するソフトは以下の3つです。
・イメージファイル変換アプリ「vfic.exe」 ※WindowsPC用
・ディスクイメージファイルをフロッピーに書き戻すアプリ「MAHALITO.exe」 ※PC-98用
・ゲームのイメージファイル ※ネットから拾ってきたフリーソフト
・ディスクイメージファイルをフロッピーに書き戻すアプリ「MAHALITO.exe」 ※PC-98用
・ゲームのイメージファイル ※ネットから拾ってきたフリーソフト
まずは下準備を箇条書きで記します。
1.FDをPC-98でフォーマット ※フォーマットは必ずPC-98上で行ってください
PC-98にFDを挿入後を次のコマンドを実行
PC-98にFDを挿入後を次のコマンドを実行
format [FDDのドライブ名]:
2.フォーマットしたFDをWindowsPCに接続している3mode対応のFDDに挿入
3.ディスクイメージファイルをフロッピーに書き戻すアプリ「MAHALITO.exe」を用意
下のアドレスから「mhlt214.lzh」を任意のフォルダーにダウンロード
・https://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se000604.html
解凍した後、フォルダー内の全てのファイルを用意した FDにコピー
4.フロッピーに書き戻すアプリをPC-98に転送
FDをPC-98に入れ替え、以下のコマンドを実行
copy [FDDのドライブ名]:\*.* A:\*.*
正常にファイルが転送されていることを確認するため以下のコマンドを実行
dir A:\ /w ※「MAHALITO.EXE」「MAHALITO.MUL」「MAHALITO.DOC」が見つかればOK!
5.ディスクイメージ変換ツール「Virtual Floppy Image Converter」をWindowsPCにインストール
下のアドレスから「mhlt214.lzh」を任意のフォルダーにダウンロードし解凍
・https://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se151106.html
準備は整ったのでフリーソフトをFDに書き戻します。手順は以下に箇条書きで記します。
1.ネットからPC-98用のフリーソフトダウンロード
今回はシューティングゲーム「ReFIGHT」をダウンロードして試してみます。
以下のアドレスから「refight.lzh」をダウンロード
・https://www.vector.co.jp/soft/dl/dos/game/se081162.html
圧縮されているファイルを任意のフォルダーに解凍
2.入手したフリーソフトをMAHALITO形式に変換
下準備の 5.で用意したディスクイメージ変換ツール「vfic.exe」を実行
出力フォルダを指定し、出力形式は「MAHALITO形式を」指定
1.でダウンロードしたフリーソフトを「ここにDrag & Drop すると変換を開始します」へドラッグ
今回はシューティングゲーム「ReFIGHT」をダウンロードして試してみます。
以下のアドレスから「refight.lzh」をダウンロード
・https://www.vector.co.jp/soft/dl/dos/game/se081162.html
圧縮されているファイルを任意のフォルダーに解凍
2.入手したフリーソフトをMAHALITO形式に変換
下準備の 5.で用意したディスクイメージ変換ツール「vfic.exe」を実行
出力フォルダを指定し、出力形式は「MAHALITO形式を」指定
1.でダウンロードしたフリーソフトを「ここにDrag & Drop すると変換を開始します」へドラッグ
出力フォルダ内に「ReFIGHT.2HD」と「ReFIGHT.DAT」ができていればOK!
3.MAHALITO形式に変換されたFDイメージをPC-98に転送
用意した「ReFIGHT.2HD」と「ReFIGHT.DAT」をFDにコピー
※下準備の 4.で使用したFDを使う場合、予め全てのファイルを削除しておきます
4.FDをPC-98に入れ替え、以下のコマンドを実行
copy [FDDのドライブ名]:\*.* A:\*.*
正常にファイルが転送されていることを確認するため以下のコマンドを実行
dir A:\ /w ※「ReFIGHT.2HD」と「ReFIGHT.DAT」が見つかればOK!
5.MAHALITO形式のイメージファイルをFDに書き戻すため、以下のコマンドを実行
mahalito E -2hd -v ReFIGHT.DAT [FDDのドライブ名]:
6.要らなくなったファイルの削除するため以下のコマンドを実行
del A:\ReFIGHT.*
これで完了です。お疲れ様でした。
後は実際に正常動作するのかFDDから起動して試してみてくださいね。
いつもお世話になっております。
kikurugerです。
先日はメッセージへお返事ありがとうございました。A-MATEたちを使うことに懸念があるので、ゲームはCx,プログラミング関連はRAを使っております。((+_+))
さて、FDDイメージ書き戻しの件ですが、私がPC-98に手を出し始めた当初、D88形式のイメージファイルがうまく書き戻せなくてずっとうなっていたことがありました。ネット上にあるPC-98のゲームに関する情報ってエミュレータのことばっかりなんですよね。あとひとつお聞きしたいのですが、
V君さんは以前から所有しているゲームソフトや新たに入手した当時のオリジナルディスクはブランクディスクにバックアップを取られていますか?それともイメージ化していますか?
いつも当ブログを見て頂きありがとうございます。
A-MATEのFM音源は音が良いので、メインはA-MATEですが…CxにはCD-ROMがついているのでWindowsとのデーター転送が楽で用途によって使い分けています。
FDの内容はイメージ化してWindowsPCでバックアップを取っています。磁気ディスクはいつカビが生えるか分からないので書き戻しさえできれば何とかなると思っています。ただ強力なプロテクトがかかっているFDはイメージ化できなかったり、イメージ化できたとしても書き戻しに失敗することもありますが…
やはりエミュより実機ですよね。FDのイメージ化の記事は多いのですが書き戻しの記事は少ないので自分のやり方を、今回記事にした次第です。PC-88、PC-98共に入手が困難になりつつあるので、メンテを怠らず末永く使って行きたいと思っています。
3.5インチフロッピディスクはまだ新品未開封品が手に入るので、新品を定期的に買ってバックアップをとっていたのですが、やはり現行マシンでもバックアップを取っておいたほうが安全かもしれませんね。私はフロッピーディスクであれやこれやするのが好きなので、特にRAに5インチディスクを入れてレバー下げる感覚なんてたまりません。
ただRAで使ってる5インチ資産を現行マシンに持ってくるのは少し大変で今後どうするか考えています。外付け3.5インチドライブは希少だし、RS232Cによるシリアル通信は遅いし、、、
追伸)先月新たにAs2をお迎えしました。
気づいたらA-MATE大好きになってしまって、そろそろ抑えておきたいところです(滝汗)
まだノーメンテなので、通電しないで、新品のコンデンサをそろえるまで封印してあります。(マザボに四級塩60個も使ってるっておかしいとは思いませんか?)
自分でできる限りのことをして大切に永く使っていきたいですね。
>RAに5インチディスクを入れてレバー下げる感覚なんてたまりません。
すっごくその気持ちわかります。FDの動作音を聞いている時は至福の一時です。5インチFDD(2D)はPC-88でしか使っていないので遅いですがRS232Cでデータを転送しています。PC-98(2HD)環境でシリアル転送は遅くてしんどいですよね。PC-98用の外付け3.5インチFDDがあれば良いですが希少で高価ですから…
A-Mateのデザインはとても美しくDOSマシンとしては欠点の少ない機種だと思っています。しかし四級塩コンデンサが大量に使われており、メンテしないと確実に液漏れを起こします。当時(26年前)はこの設計で問題ないと思われていたのでしょうね。kikurugerさんもAs2のメンテ頑張ってくださいね。
今回のブログは感激です。もし、おわかりになりましたらご教示ただければ幸いです。
★PC98イメージが1Mを超える場合(やHDD用等)も、C:保存先を指定しているので、3.5FDDが長い時間復元しようとするのですが、(多分、1.2M、1.4Mのフロッピ容量をこえているので無理に書き込んでいる)ように思います。とりあえず終わりますが読み取りできない書き込みのようです。保存先をC:の3.5FDDから、HDDのD:とかしても、ドライブ指定がダメと怒られます。何かいい方法はあるのでしょうか?もともと、復元容量が1.2Mでないと無理なのでしょうか?ダメ元でお聞きしております。お分かりでしたら宜しくお願いいたします。
当ブログをご覧頂きありがとうございます。
FDDのソフトであれば、特殊なフォーマットをしていない限り、1.44MBを超える事はないはずですが…複数のディスクイメージが一つになっているのかもしれませんね。その場合該当ファイルを予めディスク単位に分割しておく必要があります。
また「MAHALITO」はHDDに対応していないので、WindowsPC上で「DISK Exploree」を使いHDDの中身を表示させ、表示されたファイルをFDでチマチマをコピーしてPC-98に送るか CD-Rが使えるの出れば一括してディスクの中身をPC-98に送るのが良いかもしれません。「DISK Exploree」上で表示されたフォルダやファイルはWindowsのエクスプローラーと同様ドラッグ&ドロップが使えます。
但しCD-Rを使用する場合ファイル名に全角文字が使用されていると文字化けするのでWindowsPCでLHAを用い圧縮しPC-98側で解凍するとこの問題を回避できます。「DISK Exploree」は以下のサイトからダウンロードが可能です。
・http://hp.vector.co.jp/authors/VA013937/editdisk/
よければ以上をお確かめください。
早々にご返事頂きありがとうございます。
ご丁寧な解説も感謝です。PC98はPC9821NfでCDRもなく3.5FDベースでぽちぽちとやっています。
「DISK Exploree」のサイトをご紹介頂きありがとうございます。ほかの作業でも非常に参考になり活用させて頂きます。ありがとうございました。m(_ _)m