CBRで風になる~♪

趣味のバイクやPCの事を主体に書いて行きます♪
月に1度以上ブログの更新を目指しています!

Windows10 と 4Kディスプレイ

2015年08月28日 | デスクトップパソコン
ときどき

ご無沙汰しています。ここのところ夏バテ気味でバイクに全然乗れていません。
明日乗ろうと思っていたら、天気予報が変わり明日も雨…という事で今回もPCネタで行きます。

Windows10正式リリース後、まず最初にサブ機のノートPC(Win8.1pro機)に導入してみました。
「アップグレード可能」の通知が来ていなかったので、MicrosoftサイトからWindows10pro 64Bit版(以降Win10)のISOイメージをダウンロードしてWin8.1からのアップグレードを開始…SSD搭載機なので更新時間は短く1時間強で終了しました。※メインストレージがHDDだと2時間半~3時間ほど掛かります。

暫くアプリの動作確認していると、いきなりキーボードとマウスが反応しなくなり、かなり焦りました。幸いタッチパネル搭載機だったので、タッチ機能を使いながら、デバイスマネージャーを確認してみると、機器の認識はしているのですが、デバイスドライバがエラーを吐き使用できない状態になっていました。

どうしてもデバイスドライバを有効にできなかったので、一旦システムの復元で旧環境(Win8.1)に戻す事にしました。システムの復元は完璧で完全に前の環境に戻す事ができたので、暫くそのまま使用しWin10への移行は「アップグレード可能」の通知が来てから再チャレンジする事にしました。

アップグレードに失敗してから1週間ほど経った頃、ようやく「アップグレード可能」の通知が来たので、Windows10に更新し直しました。何事も無かったように動作しているので独自機能が少なからず入っている大手ベンダー製のPCに関しては「アップグレード可能」の告知が来てから更新をした方が良さそうです。

 
 ※ サブのノートPCのスナップショットです。クリックすると拡大して見られます。

それから2週間ほど経過し、Windows10にも慣れ旧環境から移行時の不具合も少なかったので、メインPCもWindows10にアップグレードする事にしました。レガシーデバイスやソフトを多く持っているので心配でしたが、いつかは通らなければならない道…と覚悟を決め、クリーンインストールでは無くノートPCと同様、旧環境からのアップグレードで更新作業を行いました。

高速なSSD(PCIex4接続)なのでダウンロード時間も含めて1時間弱で更新作業は終了しました。

 
 ※ メインPCのスナップショットです。クリックすると拡大して見られます。

まずはデバイスドライバの確認を…エラーになっている機器はなく、一番危惧していたPCI接続のTVチューナーも正常に動作しました。このまま何のトラブルも無く無事終了かと思いきや、そうは行きませんでした。えぇ慣れています。いつもの事です。

色々なアプリを起動して見たところ、画面のスケーリングの挙動がオカシイ事に気付きました。
27インチの4Kディスプレイを使っているので、画面のスケーリングを125%拡大で使用しているのですが、Win8.1の時とスケーリングの挙動がアプリによって異なるのです。事例は以下の通りです。

・PhotoShop7.0の画像編集画面まで125%で表示される(画像のフォーカスが甘く見える)
・MAME(アーケードエミュレーター)などで全画面表示の時に表示画面が右下にズレる
・Microsoft Edge(新ブラウザ)のウィンドウ表示位置が起動するたびに右下に移動する
・アプリによっては文字がボヤける etc

調べて見ると「コントロールパネル」-「ディスプレイ」にあった「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」という項目がなくなっており、画面毎の拡大率しか無くなっていました。

 
 ※ Windows8.1pro の「ディスプレイのカスタマイズ」のスナップです。

本来はこうあるべきなのでしょうが…

 
 ※ Windows10pro の「ディスプレイのカスタマイズ」のスナップです。

スケーリングの問題は比較的新しいアプリでは起こっていません。であれば拡大して具合の悪いアプリは拡大しないようにする手段は無いかググって見たところ、あっさりと解決策を見つける事ができました。

 

アプリのショートカットのプロパティーで互換性タブの「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れると、そのアプリのみスケーリングが適用されなくなります。
この機能を使用したところ、Edge以外の上記の不具合をほぼ解消する事ができました。

次に正常に動作しなくなったアプリを箇条書きで記します。いずれも「DTCP-IP」がらみのアプリです。
・DiXiM Digital TV plus でリモート視聴時にエラーが表示され起動不可に…
 ※IntelHD graphics用の不具合対応版は公開されましたが、nVidia・AMDには未対応です。
・StationTV Link でリモート視聴時に激しいコマ落ちと音声にはノイズが混じり使い物にならず
 ※2015.9.15現在 Windows10に対応し問題無く動作するようになりました。

PowerDVD14では、nasneの動画を快適にリモート視聴できるので、不具合の出たアプリは対策待ちですね。

最後に、これはWindows10のせいではないですが、PhotoShop7.0を使うにあたり色々制限を受けるようになってきたので、その問題点を以下に記します。

・1TB以上のHDDを「仮想記憶ディスク」やファイルの保存先にすると「容量不足」とエラーが表示される
・16GBのメインメモリを搭載しているのに、PhotoShop7.0で使用できるメモリの上限は 1,650MB

容量不足のエラーが出るとPhotoShop7.0そのものが使えなかったり画像の保存できないので 1TB以下の作業エリアを作成し使用するしかありません。また最近のデジカメデータを一気に10枚以上開こうとすると簡単に上限メモリに到達してしまい、スワップが起こりプチフリーズします。

10年以上前の32Bit版アプリなので仕方がありませんが(動くだけ凄いですw)問題を解消するには新しいアプリ(Gimp2 etc)に乗り換える他ないのかも知れません。

時代の経過と共にハードは進化し使い易くなっていきますが、古くてもレガシーでも使い慣れた物は使い続けて行きたいジレンマは如何ともし難いです。ある程度古くなり使えなくなった物は切り捨て自分を新しい環境に慣れさせるのも一つの手ですが、せっかく「仮想環境」があるので、古いアプリは旧OSで新しいアプリはホストOSで使い倒して行きたいと思います。

追記:2015.8.29

Widnows10 を Techinical Preview の時から仮想環境で試していた記事へのリンクを追記します。Windows10の新しい機能や使用感を知りたい方は、以下のアドレスをご参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/rxn10223/e/082c923288dacf439a689a62c35e6a3a
コメント