CBRで風になる~♪

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長男専用バイクの納車

2013年10月07日 | オンロード バイク
曇り

今回もバイクネタです。しかも長文になっている事をご了承ください。
次回のPCネタはWindows8.1公開時になると思います。人柱上等ですww

突然ですが長男は現在15歳、来年バイクの免許を取得できる年齢になります。
私の一番の念願であった親子でツーリングの実現まで残り1年を切りました。

バイクに限らず車もですが21歳以下で初めての乗り物の任意保険料金は年間15万超えと
バカみたいに高く非現実的です。ですが125cc以下の原付二種なら私のファミリーバイク特約で
車の保険に年間2千円弱上乗せするだけで家族間で何台でも原付の保証が効きます。

という事で長男の初めてのバイクは原付二種のMT車と決め打ちしていたため…
免許取得後に CBR-125R+社外マフラーを購入できるようにとお金を貯めていました。

ところが先々週末、久しぶりに長男と赤男爵に立ち寄ったところ、入ってきて間もなく
まだ値札も付いていない中古のYZF-R125(ノーマル)が納入予定で置いてありました。

カラーリングを見ると'08~'09モデルのようで走行距離はわずか4,600Km、コケ傷はなく
経年劣化による一部インナーパーツの割れや使用に伴う擦り傷、および洗車前という事で
全体的に汚れてはいましたが、極上車と呼んでいい代物でした。

実は前々から長男はYZF-R125をとても欲しがっていたのですが、YZF-R125は新車の場合
車両代だけで約60万と、とても手の出せる代物でなかったので『価格的に CBR-125R
しかないよ』と言い聞かせてきました。

しかし中古だけれど程度が良く価格がCBRと同等であれば現車がある間に手に入れたい
(この気持ちは分かります)と強く訴え、長男が妻を説得した結果(私はノータッチ)
YZF-R125を購入する事になりました。

大きな買い物をする時には必ず妻ともめるので私は静観してました。
…が今回の原因を作ったのは私なので多少とばっちりは食いました ヽ(;´Д`)ノヤメテー

で私の役割は契約時に押さえるところは押さえる事…とお支払 orz
まずはタイヤの交換…ノーマルタイヤはカッチカチでグリップ力が無いのに等しいとの
酷評を聞いていたのでBT39(フロント100-80-17inch:リア130-70-17inch)を入れました。
定番のダンロップTT900GPでも良かったのですが…ブリヂストンなのは私の好みです♪

そしてスクリーン…ノーマルはまるで役に立たない形状だったのでMRAのレーシング
タイプに変更。マフラーも変えたかったのですがYZF-R125はエキパイ一体型なので基本
フルエキしかないため予算オーバーのため見送りになりました。

先週の金曜日に部品の取り寄せおよび整備が完了し無事納車となりました。
長男はバイクに乗るために貯金して SHOEI QWEST ASCEND のホワイトモデルを買っていたので
それを被ってバイクにまたがりご満悦でした。まだ走れないけどね…



長男の身長は167cm…私は175.5cmあるのに足着きは同じくらいで少し凹みました。



YZF-R125…車体は大きく(Ninja250より大きく見える)尻上がりで足つき性は最悪です。
リアサスも固いし…軽いので立ちゴケはしないと思いますが Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!



無事、納車されましたが現時点では長男は乗れないため代わりに私が試乗してきました。
長距離、乗らないと分からない事が多いので鈴鹿スカイラインまでプチツーリングを…



ここからの感想は空冷125cc単気筒のKLX125との比較になります。



低回転時のトルクはほぼ同じ。3,000rpm以上でクラッチをつなぐと車の流れに乗って走れます。
ただし装備重量が138Kgと125ccクラスでは重めなので、より高回転でクラッチをつないだ方が
スムーズに走れます。はっきり言ってスタートダッシュはKLXの方が速いです。

YZFはロングストロークのためかアクセルのレスポンスは悪くKLXよりモッサリした感じです。
KLXは低いギヤでは軽く回りすぐに吹け切りるですが、高いギヤで高回転時に伸びません。
YZFはそれとはまったくの逆で初期のフケ上りは悪いのですが、高いギヤでも7,000回転以上の
高回転をキープしてアクセルを開け続けるとジワジワ加速してレッドゾーンまで回り切ります。

最高速はKLXではフロントスプロケを1丁ロングにしても95Km/h以下…それに対して
YZFでは125Km/h以上になります。ただしフラットな長~い直線が必要です。

パワーバンドは7,000~10,500rpmの間でこれを維持しないと鈴鹿スカイラインの登りで
失速します。このパワーバンド間の出力はフラットなのでもう少し伸びが欲しいところ…
SP忠男もしくはWR’Sのマフラーに交換すると出力が1割程上がり伸びが良くなるよう
なので交換したいのですが、値段がお高くもっとも安いステンレスモデルでも5万もします。

振動は単気筒の割に少なく高回転時でも苦になりません。KLXは振動が大きいので高回転で
走っていると疲れます。排気音はアイドル時にはカブみたいな音ですが純正マフラーの割に
音は大きめです。KLXの排気音も似たような音質ですがこちらは凄く静かです。

しかしYZFは6,000rpmを過ぎた頃から音質が変わり『頑張っているぞ』感がします。
高回転時の音は純正マフラーのお蔭でやかましいところまでは行かず、それでいてやる気を
出させてくれます。さすが小排気量でもSSですね。しかし音量はKLXより少し大き目です。

ハンドリングはヤマハ車は初めてなので最初は戸惑いましたが、ちまたで言われている通り
一時旋回は切れ込むように曲がります。ちょっとビックリしましたΣ(゜Д゜)
ただし二次旋回はだらだらとした感じなのでスパッと寝かせて素早く方向転換を終わらせ
即加速しないと速く走れません。この辺りは慣れですね。

サスは街乗り&ワインディングを基準に考えるとフロントは丁度いい感じでリアは堅めです。
サーキット走行はフロントフォークオイルを固めの物に交換するだけでOKですね。
長男専用のツーリングバイクなのでそんな事はしませんが…(〃゜д゜;A アセアセ・・・

全体の重心バランスは最近のSSらしく高めの設定でコーナーリングではペタペタ寝ます。
車重も軽いので素早く切り返す事が可能です。これでエンジンがもう少し軽快に回れば
峠をもっと楽しめるのに…おっと自分の物ではないので自粛せねば (;^ω^)マズイ

乗車時のポジションは純正でも若干バックステップ気味ですが、私には少し窮屈です。
もう少し後下の方が良さ気です。ハンドルは意外と遠くて低いので長時間乗っていると
腰が痛くなります。CBR-954RRの方がポジションは楽です。

タイヤは上述の通り純正の評判が悪いのでバリ山でしたが新品のBT39に交換しました。
TT900GPと同じく設計が古いバイアスタイヤですがバイクが非力で軽いせいかグリップ力に
不満はありません。オーバースペックで高価なロッソ2にしなくて良かったです。

今回の試乗プチツーリングでタイヤの皮むきは終了したので安心して長男に渡せますw



YZF-R125の総合的な評価は…シグナルスタートばかりの町中では非常に辛く…
ロングツーリングはそこそこ楽しめ(体勢はキツイですが)峠に持ち込むと面白いバイクと
言えると思います。峠の下りなら中型クラスをカモれると思いますww

ちょっと初心者には辛いバイクかも知れませんが、長男が一目惚れで選んだ物なので
頑張って乗りこなす事ができるように応援していきます。

来年の今頃は親子でツーリングに出掛けられるので、その日が来るのを心待ちにしています♪♪
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