スヌスムムリクの生々流転日記

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清水窪弁財天湧水から洗足池

2020-11-07 23:00:00 | 湧水

清水窪弁財天へ行ってみました。

所在地:東京都大田区北千束1-26

東急電鉄大岡山駅から徒歩10分弱くらいで住宅街の中にあります。

画像右側の看板が目印です。

清水窪弁財天鳥居

清水窪弁財天

【俗称 清水窪辨財天の由来
この辨財天社は江戸時代初期の頃、この地の所有者(北千束一の一四の八番地在住)岸田家先祖がこの地にこもる霊気を感じて祀られたものである。
当時はうっ蒼とした杉の森で昼でも天日を見ることができないくらい茂っていたそうだ。
この地に湧き出す清水は今日でもどんな干天になっても絶えることがない。
その昔は白蛇の姿を見たこともあるという。
霊気は物すごいまでに強く邪心を捨てて一心に念願すると不思議に叶えられるので遠近各地からの参拝者が絶えない。
現在は神格が昇って左の如く祀られている。

清水窪辨財天昇格改称
天八大龍王神

旧大森区史によると、この地は大古大森海岸の入り江の奥にあたり、更に低地にあたる洗足池や小池などは当時の海の名残であると記されている。
庵主  】境内案内板より

こちらは東京の名湧水57選に選定されています。

一見、豊富な水量に見えますが、現在はポンプで循環させているそうです。

大田区文化財

 池の長さ約:20メートル。池の小島の小さな祠には弁財天がまつられている。

 この湧水は武蔵野台地の端、千束の谷がつきるところにあり、旧村落の頃、

この付近一帯を清水窪と呼んだのも、この地形のためである。

 ここから湧き出る水は洗足池の源流となり、かつて千束の谷が田畑であった頃、用水として灌漑していた。

 本区のみならず東京都内に残された数少ない湧水池として貴重である。

              昭和五十年三月十九日指定 

                         大田区教育委員会

清水窪弁財天の湧水は住宅街の道路の下を流れ、洗足池へ流れ出るそうです。

少し迷ったのですが境内を見たら洗足池まで歩いてみることにしました。

境内末社がたくさんあります。

天圀蔵五柱五成大神・三社大口真大神・三徳大明神

天五色大天空神

馬頭観世音

天大圀主之命

境内を散策してから洗足池を目指して歩き始めました。

すると清水窪弁財天の湧水が暗渠から流れ出ていました。

洗足池公園の桜山の脇を流れていきます。

洗足池へと流れ出ます。

洗足池に流入する支流はいくつもあったが、現在も残るものは清水窪弁財天の池の湧水だけだそうです。

洗足池の周りを散策してみることにしました。

洗足池弁財天(厳島神社)

イチョウが紅葉を始めています。

千束八万神社

池月橋

御松庵妙福寺

大田区立勝海舟記念館(旧清明文庫)

勝海舟夫妻墓所

西郷隆盛(南州)留魂詩碑

東急池上線の洗足池駅の近くにあった高架橋?低っ!


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