天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

ツンデレ王子

2014-05-30 23:12:22 | 動物
職場の学校の中間テストの時期で、あっぷあっぷ中
のため、しばらくごぶさたしてしまいました。

せっかくのぞいたのに、また空振りか!とがっかり
された方、ごめんなさい。


今日は久びさ(ほぼ10ヶ月ぶり)にチャオチャオ
(我が家のネコ)の登場です。

ウチにもらわれて来て、はや15年。

気まぐれマイペースで気が強く、いつも家族を振り
回すやんちゃ坊主のチャオチャオですが……

里親孝行な面として特筆されるのが、「超」のつく
健康優良児という点です。

これまでに病院へ連れていったのは、健康診断と
去勢手術のための、ほんの2、3回だけ。

ほんとうに、手のかからない「いいコ」なのですが
……

今回は不測の事態が発生。

トイレの後、しきりにオシリをなめる状態が数日
続いたので、これはおかしいと、以前かかったこ
とのある病院へ、タクシーで連れて行きました。

ひと騒動だったんですよ。

慣れないキャリーバッグに入れられたのが不安
で、不満だったらしく、早く出せと鳴き通し。

診察台の上では、ベテランの先生も思わずひるむ
ほどの凶暴な抵抗ぶり。(エリザベスカラーをつけ、
看護師さんが二人がかりで必死に保定。)

診断結果は……

いわゆるフン切りが悪く、それをきれいにしようと
肛門付近をこすったため、肛門の脇にある袋(肛
門嚢)が破れ、そこが化膿してしまったのだそう
です。

治療として、注射をしていただき、エサに粉薬を
混ぜて飲ませ、経過をみることになりました。

それから一週間。

都合4回目の通院で、本日、治療が無事完了。

ほっとしました。

チャオチャオは普段ほんとうに元気そのものな
ので、こんなことがあると、健康であることのあり
がたさが改めて感じられたのでした。

それに……

病院へ連れて行かれるのはよほど不安なのか、
家に帰って来るときまって「甘えん坊」になるの
が意外でした。

今日も、帰宅してすぐ、私が隣の部屋にいると、
ちょっとかなしそうな声で何度も鳴くので、そば
へ行って、

「今日もがんばったよ。」
「おりこうだったよ。」
「グッジョブしたよ。」
「こんなかわいいコがウチに来てくれて…」
etc. etc. etc. ……

めいっぱいの讃辞を「心の声」で伝えると、耳
をピクリとさせ、テレパシーをキャッチしている
かのように反応。

即座にご機嫌はなおり、ゴロゴロとのどを鳴ら
し始めるのでした。

その「ゴロゴロ」が耳にとても心地よくて、私ま
で幸せな気持ちになって……

その余韻にひたっていると、奴さん、気が済ん
だ途端にさっさと退散。

「とんだツンデレ!」

そう文句が口をついたけれど……

やっぱり、そうこなくちゃ。

やっぱりこれが、チャオチャオなんだなあ。