天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

つぼつぼさん

2009-02-02 23:04:22 | 人物
2月1日の日曜日、つぼつぼさんと美術館へ展覧会を観に行って来ま
した。
(「芹沢介と源流への旅路」、岐阜県美術館、1月9日~2月15日。
芹沢介は染色家。写真はその作品で、「春」の字をデザインしたも
の。)

つぼつぼさん(愛称。命名は本人)とは元クラスメートの間柄で、卒業
した今もたまに一緒に美術館へ行ったり、食事をしたりするお友達で
す。

今回、芹沢介の展覧会があることを、うかつにも知らなかったのですが、
彼女から誘ってもらったおかげで行くことができました。

(実は私は民芸運動関係の作家がわりと好きで、大学時代の研究テーマ
が柳宗悦だったのですが、……ちゃんとアンテナを張っていないと、せっか
くの展覧会の情報も見逃してしまいますね。これはイカンイカン。)

やっぱり行ってよかった!染物を中心に、肉筆画や民具など、芹沢のデザ
イン力とテイストが多角的によく表現されていたと思います。沖縄の紅型
や朝鮮半島の民画の影響もはっきりわかり、その点も興味深かったです。

ところで、つぼつぼさんは他にも、いろいろなジャンルの美術に惹かれて
いるようです。この前は伊藤若冲や曽我蕭白などの江戸期の絵画を観に
行ったし、私が「天使」に夢中というので、パウル・クレーの天使のペン画
の本を、「これいいでしょ」と見せてくれたりするんです。いいものいろいろ
観てるんですね。

そんなつぼつぼさんなのですが、美術というものに特に関心を持ち始めた
のは、ほぼ10年くらい前のことだったとか。そのきっかけの一つは、ある
一枚の絵をテレビで見たことでした。

ある体の障害を抱えた少年が、「描きたい!」というありったけの想いを
こめてかき上げたその絵を見たとき、つぼつぼさんの目からどっと涙が
あふれてきたそうです。

きっと、そのときつぼつぼさんのなかで、何かが変わったのでしょうね。
もしかしたら、その一瞬でハートのチャクラ(エネルギーの入り口)の
ブロックが浄化され、高い周波数のエネルギーが彼女の体に流れ始め
たのかもしれません。

ほんの短いエピソードでしたが、その出来事によって確実に彼女の周波
数は上がったのだと思いました。だからこそ、これほどに純粋な感性でさ
まざまなものをみつめることができるのでしょう。

素敵な一日をありがとう、つぼつぼさん。