オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

お米の価値って?

2010-11-11 09:56:59 | Weblog
ありがたいことに、
毎日食べているお米は、
自然農法、
微生物さまのご活躍により・・・
おいしくて安心安全なお米のごはん。。。

炊き立てのごはんの味、
ありがたいなぁ~って、
噛み締めています。

おかずは少なくて済みますし、
脳の働きも体力もごはんが基本。
まこりんの直観力や判断力、創造力なんかも、
ごはんの力を借りてるような・・・・

いつも、神のように崇めている微生物、
光合成細菌が主体となって、
複合的な微生物がバランスよく働き、
田んぼを生き物の宝庫に育みます。

このお米、
農薬も化学肥料も一切使っていないし、
かと言って、
労力も機械化でさほどかかっていない。
何ヘクタールという、
けっこうな面積の稲作でありながら、
稲作の農作業も少ない人数でこなせます。

だから、
お米の販売価格も1キロ当たりが500円を超えない。
これで、十分採算が採れる。

ええ?
手間隙かかるから、
有機米は高いんじゃないの?って。

手間隙かけて高く売りたい農家もありますもん。
こてこてにこだわって、
棚田米とか、手刈り、はざかけ自然乾燥とか。。。
1キロが1000以上円のお米もあります。

お高いのがお好きな方はどうぞ。。。

そんなお米有難がっても、
炊飯器で炊いて保温なぞしておいしいものかねぇ。
と、思ってしまうのですけど、、、、

以前、
えらい高価な棚田米を、
義理で買った知人からもらって、

いつものお米と炊き比べ。
どちらが、棚田米と言わずに、
お米に詳しくない5人くらいに、
圧力鍋で炊いて、
食べ比べてもらったら、
5人ともハズレ。。。
ハハハ、
お米の甘みがあっておいしかったのが、
価格が倍もする棚田米でなく、
まこりんのお仲間の作った自然農法米、
1キロ500円。
へへへ、残念でしたーーー!!

朽木のハジメさんとこのように、
自家用とイベントを兼ねて、
お手植え、お手刈り、手除草を楽しむのは別として、

じゃあ、
広大な面積の田んぼの除草は??

たんぼに草を生えにくくするノウハウ。
土が育ち、
草の発芽しにくい環境を作れば、
雑草は極端に少なくなり、稲の生育が優位になります。

しかし、
こういうことに耳を貸したくない
頑固者の農業者が多いことも事実です。
慣行農法であれ、有機農法であれ・・・

いつも言うように、
お米作りだって、

何のため、誰のため。

喜んで食べてもらうため、
喜びが手に取るようにわかる双方の信頼関係、
農業者としての誇りに値する収益と、
楽しんで取り組める稲作であれば、
継続できることなのに。。。

まこりんの仲間たちは、
着々と、
リーズナブル価格のお米販売のために、
微生物を活用した農法で稲作面積を増やしています。

手間隙が当たり前で、
泥田を這いずり回って草取りをする、
これを価格にオンして、
無肥料栽培で収量が少ないことを理由にして、
高価なお米は買い手は二の足を踏む。。。

ワンコインで1キロのオーガニック米、
育ち盛りの子どもを持つ家庭で、
炊いた6合(1キロ)のごはん。
お茶碗12杯分、
食べきれるかしら?